【姫路城五層あなごめし】(姫路駅)
2025.9.6投稿
2025年(令和7年)3月30日
スーパーマエダ「全国有名駅弁大会」で購入
価格1,281円
[製造元]まねき食品(株)
商品名と商品のイメージ写真が載った掛紙(スリーブ)です。
陶器製の容器に入っています。
蓋を取ると、セロファンが被せられています。
だし飯の上に、鶏肉味噌焼き・金平蒟蒻・椎茸煮・焼き穴子・千切り生姜漬け・牛肉牛蒡煮を載せ、その上にししとうの素揚げと天守に型抜きされた人参煮が添えられています。
公式ホームページには掲載されていない、駅弁大会等に向けた『疑義駅弁』と思われます。
地元スーパーの駅弁大会で購入しました。
製造元のまねき食品は、1888年(明治21年)創業で、店名を「まねき」としたのはお客様を「おまねきする」と言う意味に由来するそうです。
翌1889年(明治22年)には姫路駅構内で我国で最初に経木の折箱に入れた「幕の内弁当」とお茶の販売を開始しています。
当時の『幕の内辨當』の写真が、公式ホームページで紹介されています。
そして、1949年(昭和24年)には、姫路駅ホームで和風だしに、かんすい入りの中華麺を合わせた『えきそば』の販売を開始し、現在に至っています。
誕生秘話として、公式ホームページで次のように紹介されています。
戦後、最も簡単に、しかも大した機械設備もなしに出来る物として、姫路駅で麺類を販売しようと計画しましたが、当時小麦粉は統制品で手に入りにくい為、統制品ではない”こんにゃく”に目をつけそば粉とこんにゃく粉を混ぜて、うどんの様なものを作り、和風だしでうどんの様なものを試作し販売致しました。
しかし、その後うどんは時間がたつとのびて美味しくないのと、腐敗が早く長持ちさせるにはと考えた末、うどんをあきらめ度々の試作の結果、かんすいを入れた黄色いラーメンにたどり着き、当社独自でその製造にのりだし、黄色いそばに和風だしという一見ミスマッチの商品が生まれました。
これが”えきそば”の誕生です。