【923形ドクターイエローランチBOX】(新神戸駅)
2025.9.3投稿
2025年(令和7年)2月23日
スーパーマエダ「全国有名駅弁大会で購入 価格1,601円
[製造元](株)淡路屋
923形ドクターイエローの走行写真とイラストをデザインした掛紙(スリーブ)です。
923形ドクターイエローを模したプラスチック容器(26.0cm×6.5cm×6.5cm)です。
抗菌シートが被せてあります。
カレー風味の御飯の上に人参・とうもろこし・グリーンピースが載っています。
おかずは、エビフライ・タコさんウインナー・たれ付き肉団子・玉子焼・茹でブロッコリーで、デザートにさくらんぼのシロップ漬け・パインアップルのシロップ漬け・ゼリーが付いています。
運転席窓左上と乗務員出入り口に小さく「T5」と表記がありますので、こちらはJR西日本所属の3000番代車がモデルになっています。そのため外箱にJR西日本商品化許諾済の表記があります。
現在も販売されていて、公式ホームページには次のように案内されています。
923形ドクターイエローランチBOX 価格1,680円税込
鉄道のお医者さんとも呼ばれる、923形ドクターイエローを模したプラ容器に、カレー風味の御飯、エビフライやウインナー、フルーツを彩りよく盛り付けました。
地元スーパーの「駅弁大会」で購入しました。
製造元の淡路屋は、明治時代初期には「淡宇」の屋号で、大阪・曾根崎新地で料亭を営んでいたそうです。
駅弁販売開始は1903年(明治36年)、かつての阪鶴鉄道(尼崎から福知山を経て舞鶴を結んでいた鉄道路線)池田駅。その後各駅を転々とし、第二次世界大戦敗戦後の食糧難期に、当時の運輸省より神戸駅の駅弁店となることを要請され、それを受けて神戸駅へ移転し現在の礎を築いたようです。
かつては六甲道駅、三ノ宮駅、元町駅、明石駅など神戸市周辺の主要駅で駅弁を手広く販売していたようですが、2022年(令和4年)現在直営店があるのは神戸駅・新神戸駅・西明石駅・垂水駅・鶴橋駅だけのようですが、委託販売が行われている駅は大阪駅、新大阪駅、京都駅、東京駅、上野駅、新宿駅、大宮駅、千葉駅、城崎温泉駅、岡山駅、小倉駅、博多駅など数多くあります。
また、2022年(令和4年)には東京工場が稼働し、2023年(令和5年)9月22日には初の首都圏直営店舗を「ラゾーナ川崎プラザ」内に直営店を出店しています。
なお、日本初の加熱式駅弁は、1987年(昭和62年)に淡路屋から『あっちっちスチーム弁当』として発売されました。
『あっちっちスチーム弁当』は商標登録され、今でも淡路屋の加熱式駅弁にはロゴマークが付いています。