駅弁コレクション386 「ローストビーフステーキ寿司」(近鉄奈良駅) | 旅の窓

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【ローストビーフステーキ寿司】(近鉄奈良駅)
                       2025.8.26投稿
                                                         

2024年(令和6年)10月27日
 スーパーマエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,381円

                    [製造元](株)中谷本舗


 商品のイメージ写真と商品名・キャッチコピーが載った掛紙(包装紙)です。


 蓋付き一体型の紙製容器(18.3㎝×15.0㎝×3.2㎝)に入っています。


 蓋を開けると、セロファンの上にお箸とおてふきが載っています。『ゐざさ』は製造元が屋号として使っています。


 ローストビーフステーキ寿司6貫に、付け合わせは卵焼きに大根と小松菜の胡麻油和えで、パックわさびが添えられています。




 このローストビーフは“特定加熱食肉製品”と言うそうです。


 駅での販売が確認できていないので『疑義駅弁』と思われます。
 ただし、株式会社中谷本舗の関連会社で、おにぎり・お弁当の製造販売・土産菓子の企画販売をする株式会社笹八の公式ホームページでは、商品名は異なるもの酷似商品が「駅弁」として紹介されています。
創作寿司ローストビーフ Roastbeef Sushi ¥1,380
 やわらかなローストビーフで自慢の寿司飯を一つずつ巻きました。ちょこっとわさびで美味しい創作寿司をどうぞ。付け合せはナムルや玉子焼き。
 お弁当に使用しているローストビーフは、厳しい検査基準をクリアした”特定加熱食肉製品”です。



創作寿司牛ステーキの寿司 Roastbeef Sushi ¥1,350
 やわらかなタレ和えの牛ステーキを自慢の寿司飯に贅沢に合わせました。わさびと共にお楽しみください。付け合せはナムルや玉子焼き。



 地元スーパーの駅弁大会で購入しました。

                                                        
 製造元の中谷本舗の前身は、1921年(大正10年)奈良県上北山村で地域で唯一の米穀販売を始めた中谷商店です。
 その後、初代の妻の作る寿司が評判を呼び、郷土料理として親しまれていた柿の葉寿司を商品化したそうです。
  1961年(昭和36年)上北山村に大台ケ原ドライブウェイが開通すると、創業者から事業を受け継いだ二代目がドライブウェイの中ほどに「経ヶ峰茶屋」作り、大台ケ原の名物としてその地に多く自生していた笹の葉で包んだお寿司、「ゐざさ寿司」を考案したそうです。
 1965年(昭和40年)には、寿司製造部門を立ち上げ、「柿の葉寿司」「ゐざさ寿司」に続き、奥吉野という土地柄をイメージした桜寿司や山菜巻、さんま姿鮨などを続々と商品化し、1986年(昭和61年)には、屋号を「ゐざさ」、商号を「株式会社中谷本舗」として法人化しました。
 なお、東京駅のグランスタ等で関連会社が「笹八」のブランドで御弁当とおにぎりのお店を展開しています。