駅弁コレクション383 「富山味づくし」(富山駅) | 旅の窓

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【富山味づくし】(富山駅)
                        2025.8.19投稿
                                                              

2024年(令和6年)10月24日
 富山駅「ますのすし本舗 源 富山駅中央改札前売店」で購入

  価格1,350円
                      [製造元](株)源


 商品名だけのシンプルな掛紙です。

 裏には、製造元の社員さんお勧めの『とやまっぷ』が載っています。


 風呂敷包みされているので、購入するまでは掛紙を見ることが出来ません。


 発泡素材と上を組み合わせた二段重(15.0×15.0×5.0㎝ 上げ底1.3㎝)に掛紙が紐掛けされています。


 箱の上にはお箸とおてふきセットとお品書きが載っています。




 お品書きと見比べながら食べることが出来るように詰められているのが嬉しいです。


 『立山黒部アルペンルート ラストイヤーの旅』の途中、夕食用に富山駅「ますのすし本舗 源 富山駅中央改札前売店」で購入したのですが、レシートの売店名と違うのです。
 これではアリバイ証明に使えませんね( ^o^)


 現在も販売されていて、公式ホームページでは次のようにアナウンスされています。
 富山味づくし 1,500円(税込)
 
 富山の幸、華やかに

 ますのすしと20品目の富山の食材を使った料理。
 素材そのものの旨さと料亭から受け継ぐ職人の技とが詰まった、
 風呂敷包みの二段重です。


                                                       
 製造元の源は、江戸時代に富山町旅篭町で旅館と紙屋を営んでいた、源梅山(みなもとばいざん)が料理業を中心として吉川屋を営んだのが始まりと言われています。
 1908年(明治41年)富山駅の開業にあわせ創業、構内営業人となり、1912年(明治45年)には「ますのすし」の販売を開始しています。


 2012年(平成24年)「ますのすし」は100周年を迎え、次のようにアナウンスされています。
駅弁ますのすし 次の100年へ
 ますのすしの起源は平安時代とされ、勅使に持たせた献上品が始まりでした。 
 当時は、今のような形のものではなく、米を醗酵材料とした魚の身だけを食べる「なれずし」と呼ばれるものでした。
 それから、米を一緒に食べる「生なれ」へと変化し、源の前身である料亭[天人楼]でも名物として喜ばれました。
 明治には早寿司の流行とともに今の鱒寿司の原形となり、明治41年に駅弁業に転身した源が、北陸本線・富山駅構内にてオリジナルのパッケージと現代に引き継がれる製法で『ますのすし』を販売し、富山のお土産として全国に広まりました。
 写真は昭和38年頃、富山駅での立売風景。後ろにはディーゼル特急『白鳥』が見えます。