駅弁コレクション380 「伊達武将隊弁当」(仙台駅) | 旅の窓

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【伊達武将隊弁当】(仙台駅)
                      2025.8.15投稿
                                                         

2023年(令和5年)12月5日

              仙台駅で購入 価格1,280円
                  [製造元](株)こばやし



 2010年(平成22年)に仙台・宮城伊達な旅キャンペーンの一環として、仙台市の観光PR集団として結成された奧州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」監修の駅弁にふさわしく、戦国武将などの衣装に身を包んだメンバーの写真と伊達氏の「仙台笹」の紋、伊達政宗の兜の前立、仙台城跡の伊達政宗公騎馬像がデザインされている掛紙(スリーブ)です。


 高級感のある黒の蓋付き発泡素材の容器(17.0cm×17.0cm×4.5cm)が輪ゴム留めされています。


 セロハン紙の上に「伊達武将隊」のしおりも同封されています。


 中央には鮭の身を煮込み、それを煮込んだ煮汁で炊き込んだ御飯の上に載せ、さらにイクラを載せたはらこ飯。
 これを囲むように四つの仕切りに、鶏の照り焼きとこごみの胡麻和え、牛肉の甘辛煮と煮物(南瓜・人参・絹さや・筍)、つくね照り焼き・笹かまぼこ・サンマの竜田揚げ、温麺サラダの上に牛たん味噌焼きとはじかみが入っています




 掛紙(スリーブ)の裏には、奧州・仙台おもてなし集団「伊達武将隊」の紹介が載せてあります。


 現在も販売されていて、公式ホームページで次のように案内されています。
伊達武将隊弁当 1,480円
■商品説明 サイズ 17cm×17cm×4.5cm
 仙台・宮城伊達な旅キャンペーンの一環として仙台市観光PR集団、伊達武将隊が結成されました。
 伊達武将隊の使命は、仙台開府から脈々と受け継がれている伊達文化の魅力を全国に伝えること。仙台の街から全国へ!
 奥州・仙台おもてなしの伊達武将隊弁当、いよいよ出陣!
【お品書き】
 はらこめし(いくら・銀鮭煮)、さんま(国産)の竜田揚げ、味噌仕立て牛たん焼き、白石温麺カルパッチョ、仙台名産 笹かまぼこ、牛肉しぐれ煮、若鶏照焼き、炊き合わせ(かぼちゃ・筍煮・人参煮・絹さや)、こごみ胡麻和え、つくね串
 お米は、宮城県産環境保全米「ひとめぼれ」使用

                                          
  製造・販売のこばやしは、当初は茨城県水戸市にある和菓子店「井熊総本家」の仙台支店であったものが、1920年(大正9年)11月10日から弁当の製造と構内販売を開始した老舗で、第二次世界大戦中、一時期営業を中断したものの現在でも営業を続けています。
 1975年(昭和50年)より、作曲家の小林亜星さんをイメージキャラクターに採用しています。
 CMソングの作曲担当をきっかけに、社名と同姓であることやふくよかな体格と恰幅の良さが『ご飯をいっぱい食べる』ことを連想させ弁当店のイメージに合う事からオファーを行い、ロゴマークにも法被姿のイラストを描き、亜星さんが亡くなった今も商品は勿論名刺や配送車にも描かれているそうです。


『駅弁味の陣2018』で、『仙台名物厚切り真たん牛たん弁当』が「Ekiben Ichiban賞(本イベントの訪日外国人向けWEBサイトからの投票のうち、「食べた駅弁」、「食べたい駅
弁」の総計が最も多かった駅弁)」を受賞。
 
 現在も、リニューアルした物が販売されていて、公式ホームページで次のように案内されています。
仙台名物厚切り真たん牛たん弁当 2,280円
■商品説明 サイズ 22cm×12cm×5cm
 牛たんの中でも特に柔らかく、わずかしか取れない「真たん」の厚切りを、昔ながらの麦飯に敷き詰めた牛たん弁当です。
 非加熱式です。
【お品書き】
 真たん牛たん焼き、麦飯、花人参煮、紅大根、味噌南蛮、長茄子漬、パック七味唐辛子
 お米は、宮城県産環境保全米「ひとめぼれ」使用