「式歌」 閑雲野鶴日記2025年(令和7年)3月24日(月) | 旅の窓

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『gooブログ』から記事の引越しが終わりました。只今、テーマの分類作業中!

 日の出前のグラデーション。


 6時頃の羽田空港と当地。


 当地は快晴、気温は-1.6度です。


 『日中』は快晴のち曇り、最高気温は11.1度でした。


 最近は多くの学校で3月上旬から中旬にかけて卒業式が行われているようですが、以前は小学校の卒業式は3月下旬でした。
 そんなこともあってか、今日3月24日は『恩師の日』(『仰げば尊し』の日)だそうです。
 『仰げば尊し』は、1884年(明治17年)に発表された日本の唱歌で、歌詞は卒業生が教師に感謝し学校生活を振り返る内容の歌であることから、特に明治から昭和にかけて多くの学校の卒業式で歌われてきました。
 しかし、昭和世代でありながら私は一度も歌ったことがありません。
 それは、当町には卒業式の『式歌』とうものがあり、小・中・高と町内で学んだ者はこの『式歌』を歌い、『仰げば尊し』は歌ったことがないのです。
  ♪学びの道をば 正しく踏み来て
    励みし甲斐ある 今日の晴れの庭
     誉れに輝く行く手をば 言祝がん
      尽くせぬ名残に 胸は迫れど
       さらば幸久ませや 師の君友垣
        永久に忘れじ 年頃の慈しみ
         たまあいし まじあい

 最後に歌ったのが50年ほど前ですから、歌詞の記憶違いがあるかとは思いますが…。1番はなんとか今でも歌えますが、2番の歌詞は♪教えの~から始まったと思うのですが、こちらは思い出せませんねぇ~
 現在は、この『式歌』も『仰げば尊し』も歌っていないのではないでしょうか。
 お祝いと言えば、青森県の津軽地方の「いなりずし」です。
 今日のお昼は、青い森鉄道野辺地駅の「駅そばパクパク」の『つがるいなり』です。いつもの通り、掛紙は自作ですあしからず。 


 酢飯がピンク色。これは紅しょうがを刻んで混ぜ込んでいるからで、赤くて甘いのが『つがるいなり』の特徴です。
 紅い色は縁起の良さで、甘くするのは、昔、砂糖が貴重で高価だった頃に、人が集まるハレの席にふんだんに砂糖を使って甘く仕上げることが、おもてなしの表れだそうです。
 そのため、運動会、田植え、稲刈り、お祝い事等おもてなしするときには必ずといっていいほど作られていました。
 津軽地方の郷土料理として今に伝わっています。
 
 おまけ。
 今夜の肴。
 「人参焼売、煮あえ、豚タンネギ塩焼き・千切りキャベツ」「シメジと竹輪の炒め物」