駅弁コレクション208 「豚わっぱ飯」(函館駅) | 旅の窓

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【豚わっぱ飯】(函館駅)
                            2022.7.12投稿

2015年(平成27年)6月13日
 特急北斗5号車内販売で購入 価格1,000円
                    [製造元]北海道キヨスク(株)

 商品名が大きく書かれた掛紙です。


 白飯の上に、焼き豚肉、花人参煮、ごぼう天揚げ、しば漬が載っています。小袋に入った粉山椒も付いています。


 函館の駅弁としては珍しい肉系です。
 特製だれを絡めて焼いた良い匂いが食欲をそそります。
 脂を落としている分、お肉が固いような気がします。
 この駅弁は「北斗・スーパー北斗」(函館発下り列車限定)の車内の「車内販売メニュー」に『期間限定 客室乗務員おすすめ弁当』とだけ紹介されていました。


 JR北海道の車内誌『THE JR Hokkaido』NO.324に、次のように紹介されています。


 この駅弁は現在も1,000円で販売されていて、『駅弁の函館みかど』の公式ページで次のように紹介されています。
 肉質がやわらかくジューシーさが特徴の北海道産SPF豚を使用。肉の表面を軽く炙ってから自家製タレで煮詰めることで、旨みを閉じ込めました。
 冷めてもやわらかく、タレの染み込んだごはんとの相性も抜群。
 付けあわせには素朴な味のごぼう天を。
 ごはんはふくよかな甘みのふっくりんこを使っています。


 『旅の小窓~臨時寝台特急カシオペアに乗る』の旅で札幌駅に向かう途中、北斗5号の車内販売で購入しました。

 『函館みかど』の名前で販売していますが、みかど株式会社は、かつて大阪府に本社を置いた、日本初の駅構内食堂を開いた企業ですが、1936年(昭和11年)8月に函館駅構内営業の浅田屋構内食堂を吸収合併し、函館営業所を開設しました。
 2012年(平成24年)みかどは函館支店を廃止し、函館駅駅弁販売店の営業権をジェイ・アールはこだて開発に譲渡しました。
 その後、2014年(平成26年)に北海道キヨスクに吸収合併されましたが、駅弁事業と共に「函館みかど」の名前も引き継がれています。
 2021年(令和3年)10月1日には、同じJR北海道の子会社でスーパーマーケットを営業する北海道ジェイ・アール・フレッシュネス・リテールを吸収合併し、同時に「JR北海道フレッシュキヨスク株式会社」に社名を変更しています。