駅弁コレクション158 「あわびうに飯」(一ノ関駅) | 旅の窓

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【あわびうに飯】(一ノ関駅)
                             2022.5.6投稿

2012年(平成24年)7月24日 一ノ関駅で購入 価格1,200円
                       [製造元](有)あべちう

 商品名に、あわびうに飯部分の写真を載せた掛紙が、紐掛けされています。


 岩手県産ひとめぼれひじき御飯の上にウニそぼろが敷き詰められ、その上に煮アワビのスライス5枚と肝が1切れ載っています。
 人参とがんもどきの煮物、蓮根・茄子・大根・しその実漬けが添えてあります。


 他の食材で必要以上に豪華さを強調するのではなく、鮑の肝を使い名前のとおり、あわび、うにの贅沢感のある駅弁です。
 東日本大震災前は「三陸」を冠していましたが、震災の被害で三陸産が入手困難なのではずしたものと推測します。
 『本州一周普通列車の旅』初日の昼食用として、一ノ関駅で購入しました。

 製造・販売の(有)あべちうは、1890年(明治23年)4月26日、一ノ関駅開業の10日後から構内営業が許可された老舗です。
 1951年(昭和26年)からは一ノ関駅の東北本線ホーム駅そば「あべちう」も営業を始めました。
 しかし、2020年(令和2年)4月11日より休業し、そのまま廃業しました。