Vol.053 お客様との関係作りに役立つキャラクター | アメブロ,ホームページ(WEBサイト),キャラクターで集客できるデザイン戦略

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25年の経験で得た集客や販促のノウハウを、飲食店や士業等のお店や小さな会社向けに、飯田橋の広告制作会社(株)ツワイス代表 藤谷が語ります。

■Vol.053 お客様との関係作りに役立つキャラクター

今回は前回途中で終わった
「お客様との関係づくり」の後編です。

キャラクター販促の第一歩として、
客様に喜んでいただくにはどうするか
を考えるのは同じなんですが、
今回はイベント編です。

通常の販売活動だけで多くの顧客を獲得し、
売り上げを伸ばすことができれば、
それに越したことはありません。

しかし、多くの企業や商店ではそうはいきません。
続々と競合他社や類似商品がどんどん出て来ます。
放っておけば顧客は減り、売り上げは減少します。

そうなると新規客を獲得し、
休眠客を呼び戻すようなイベントが
どうしても必要になってきます。

しかしなにか売りつけられるのではないか?
と思えば、当然、お客様は集まってくれません。


では、どうするか?

もちろんイベント自体の楽しさも大切ですが、
行っても売り込まれないと
お客様に思っていただける理由を提示します。

そう、ここでキャラクターの登場なんです。
着ぐるみがあれば、それに越したことはないですが、
なてくも問題ありません。

キャラクターを出汁にした
「体験イベント」を考えましょう。

キャラクターの名前募集や、
新しい衣装デザイン、
顔の一部をかくして正しく描いてもらうクイズ、
とにかくお客様に参加していただく
仕組みを作るのです。

着ぐるみがあれば、
もっとシンプルに写真撮影会とか、
子供をターゲット
(将を射んと欲すれば馬を射よですね)に
イベントができますね。

そうやって、来て頂くために
お客様の抵抗感を払拭します。

また、イベントでは
お客様視点で会場を見る必要があります。

私たちが企業イベントをお手伝いするときは、
現場に足を運んで、
お客様にわかりにくいところはないかを必ず見ます。

告知案内板の大小、向き、数量は
すべて現場で決めます。

もちろん告知案内板の完成度にもこだわります。

キャラクターがあれば、
キャラクターを入れ込んで
キッチリとデザインします。

それがブランドになると思うからです。

イベントで大きな成果を上げている
ハーレー・ダビッドソン・ジャパンの奥井社長は

「手づくり感覚は、
 高質感と華が重要な企業イベントでは
 褒め言葉にならない」


と日経MJのインタビューに答えています。

もっともだと思います。

今は、パソコンとプリンタがあれば、
それなりの物ができます。

プリンタで出力したものを
スチレンパネルに貼り付ければ、
大企業の展示会で使われている
告知案内板と遜色ありません。

個人商店が
お客様との懇親を目的にするレベルなら
画用紙に手描きもいいでしょう。

その場合でも
キャラクターのシールを貼るとか、一工夫が
お客様に喜んでいただく心遣いだと思います。

安易にイベントや催事販売を考えてはいけません。

売り込もうという意図があれば、
顧客は敏感に察知します。

心から「楽しんでもらおう」と思って
企画する姿勢が大事なのです。

そして「楽しんでもらう」には
キャラクターは最適な道具なのです。


それでは次回、お楽しみに。