■Vol.052 キャラクターのベネフィット
今回はキャラクターを作るとどうなるのか、
何かいいことがあるのかを考えたいと思います。
1.まず、お客様に自店、
自社を覚えていただけるようになります。
看板ででかでかと屋号を書いても、
よっぽど変な名前とかでないと、
一度で覚えてもらうことは難しいですよね。
でも、そこにキャラクターが入っていたら、
屋号は覚えてもらえなくても、
「○○(キャラクター)のお店ね」
と覚えてもらえます。
2.従って、同業他社と明確に差別化ができます。
「○○(キャラクター)のお店ね」
と覚えてもらえるということは、
お格様の頭の中で、
同業他社と違う所におさめられるということです。
3.チラシとか、メニューが捨てられなくなります。
出前をしている飲食店などは、
メニューを取っておいてもらう必要があります。
めったに注文しないという家は、
まぁいいかって、捨ててしまうものですが、
そこにカワイイキャラクターが入っていいて
「保存版だよ」って言ったら、
捨てにくくなりますね。
4.もちろん、チラシなどの精読率があがります。
人間は顔のあるものに反応する修正があります。
ですから、ロボットなどは
意味もなく顔を作っているんですね。
で、たくさん入っているチラシのほとんどが、
商品写真と値段だけです。
そこに顔のあるキャラクターがあると、
目がとまるんですね。
お客様の目を止めれば、読まれる確率が高くなります。
あとはコピーワークになってきますが、
そのお手伝いはできるのです。
5.お客様との会話のきっかけになります。
別にお店でなくても、
名刺にキャラクターが刷り込んであれば、
たいてい話のきっかけになります。
以前、とあるセミナー&懇親会がありまして、
そこで主催者のご紹介で
高名なベテラン(業界では先生ですね)コピーライターの
岡部さんとお名刺を交換する機会がありました。
2004年に150万部の売上を記録した
「Good Luck」という本の仕掛け人です。
電車男の書籍にも携わっておられたようです。
その岡部さんの名刺には、
大きくイラストレーターのスージー甘金さん
デザインのキャラクターが入っていました。
コーヒーカップと象のあいの子のようなデザインで、
自らの鼻で頭の中のコーヒーを飲んでいるのです。
「知恵」を「たつき」にするという意味と
勝手に受け取ったのですが、
外国人には評判がいいとおっしゃっていました。
この名刺交換だけで、
その後しばらくお話ができるのも
「キャラクター」の力です。
岡部さんはコミュニケーションということを
大切に仕事をしておられます。
その点、コミュニケーションを
円滑に進めるキャラクターの力を
良くご存知なのでしょうね。
もちろん岡部さんは、その名刺を下さるとき、
いたずらっ子のようにニコニコとしておられました。
もとより、私のゆかいな販促実践会の名刺は、
2/3がキャラクターです。
そして、名刺をお渡しして、
なにも言われなかったことはないです。
6.販促イベント等のアイデアが生まれてきます。
キャラクターの名前募集や、新しい衣装デザイン、
顔の一部をかくして正しく描いてもらうクイズ、
その他、いくらでもアイデアが出てきますよね。
7.子供に人気が出ます。
「うちは子供向けの商品は売っていない」
というところも聞いてほしいのですが、
子供は親を連れてきますよ。
他にも出てきそうですが、
ちょっと思いついただけでも、
これだけ出てきました。
特に6番目はとても大事で、
こういう仕掛けが、イラストとキャラクターの
違いにもなってきます。
いかがでしょう?
同業の方は今後の参考に、
そうでない方は、自身のご商売に当てはめて
考えてみてください。結構使えると思いますよ。
最後に、私に頼むメリット
カーコンビニ倶楽部のキャラクター作ったヤツに
作らせたと自慢できます。(笑)
それでは次回、お楽しみに。