いざ投票所まで行ったら、都知事選もいっしょにやってるってことと私は東京都民であることを思い出しました。
都知事選の候補者ぜんっっぜん知らねーーー!!?
うっかり∑(゚Д゚)←最低
ごめんなさい。まじ猛省します。
気を取り直して。
今月2回目の新橋演舞場!
先週は昼公演でしたので、今回は夜公演!
籠釣瓶花街酔醒と奴道成寺です(*^^*)
もういちど。
かごつるべさとのえいざめ、と、やっこどうじょうじ、です。
籠釣瓶は、かぶく者で描かれているので、私でも全ての話を知っている数少ない作品。←
江戸の遊廓、吉原が舞台です。
ざっくり言うと、真面目な商人の男がべっぴん花魁に一目惚れして、廓に通うようになり、花魁と良い仲になるんですが、突然こっぴどく振られまして。
その腹いせに、その花魁を斬り殺すっていう、なんとも物騒な話です。
これ、大詰の絵巻です。見づらいですが。
ほんとにいい奴なんですよー、この男。
真面目な商人でね、性格も良くて、お茶屋の人たち皆に好かれてて。それなりにお金もあって。
ダメなのは顔だけなんです。笑
花魁だって好意的で、男は自分を贔屓にしてくれる大事なお客さん。二人はふつーに仲良しだったんだよ。
なのに、急に振られるの。
「あんたと話してると気分が悪くなるのよ。」とまで言われて、振られる。
可哀想に(>_<)
でもね!
花魁だって苦しまなかったわけじゃないんだよ!すっごく悩んだんだよ!
でも、自分の愛する人のために泣く泣く振るしかなかったんだよ。
そうなんです、花魁には栄之氶っていう名前からしてちょーイケメンな間夫がいて、こいつと別れたくないがためにこんなことするんです。
栄之氶めーーーー(~_~;)働きもしないロクでもないやつなのにーーー!!!
でも悔しいほどかっこいいのーーーーー!!!ただ立ってるだけなのにどーーして!?きーーーー!!!(T∧T)
愛想尽かしの場面で、花魁が制止を振り切って部屋を出ていくところはほんとに泣けたーーー(/ _ ; )
で、結局、男は籠釣瓶っていう斬れ味鋭すぎる妖刀に魅入られて、復讐を果たすわけです。
誰も幸せにならない悲しいお話(´Д` )
さて。
吉原ということで、最初の見染めの場面では、ちょーーー華やかな花魁道中が見られます。
花魁道中初めて生で見た!!!←少し違う
はーーーー美しかった(*^^*)
菊之助さんももちろん綺麗だったけど、梅枝さんも綺麗だったなー。
うふふふ( *`ω´)ふふふふ。
もう一つのお話、奴道成寺は、どっちかって言うと、お話っていうか舞踊を見せるもの。
能の型がけっこう取り入れられてます。
前半はそれらしくぴりっとした舞。
後半は、花見の席で酒の肴になるような、とっても華やかで楽しい舞。
ほんと派手!!笑
最後の花四天との掛け合いの場面は素晴らしかった(^^)
そんなわけで今回のお気に入り衣装は、その場面で狂言師左近が着ていた、紅葉があしらわれたもの。
これが一瞬で真っ赤な装いに変わります!
きれーーだったなーーー( ´ ▽ ` )♪
てゆか家帰ってきてから見た選挙速報にどんびきーーーー(´Д` )