八日目の蝉 | リリのぜいたく三昧

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せっかく撮った写真とか、観た映画のこととか、読んだ本とか、初めて行った場所のこととかを書きたくて。

今日は水曜日です!



話題作だからなのか、水曜日だからなのか、映画館に人がたくさんいてびっくりしました。

前に『阪急電車』見た時は、10人もいなかったのに……。



いやぁー……

泣きました(/ _ ; )

久しぶりにカバンからタオル出しちゃったよね。



永作博美さんも、井上真央ちゃんも、とても素晴らしかったです。

本当に。

あと、小池栄子さんもよかった!
ちょっと普通じゃない、特徴のある女性で、初めのうちはなんでこんなおかしな演技するんだ?と思ってたんですが、おそらく、原作で描かれてるキャラクターを忠実に再現しているのではないかと。
や、読んでないからわからないけど。

あと、真央ちゃんの不倫相手が劇団ひとりさんだったところが、かっこよすぎなくて、リアリティあってよかった!笑




永作さんが逮捕されて、子どもと別れなきゃならないシーンとか、本当に泣いた(´Д` )

大好きなママと突然引き離されるなんて、イヤだ。
絶対にイヤ。

子どもの頃に何度か見た、大っ嫌いな夢を思い出しちゃったよ。


でも、子どもを奪われた実のお母さんの気持ちを思うと、それもやっぱり切なくて苦しくて。

愛してるのに、愛されたいのに。
ただ、普通の親子のように、望みはそれだけなのに、何もかもうまくいかない。



結局、誰が悪いかって?

男が全部悪いんですよ。

避妊しない男なんて滅びればいいのに。←

責任取れないなら、せめて責任持てよ。

あーやだやだ(~_~;)



すみません。

映画の趣旨からだいぶズレました。



見てると、苦しいです。
本当にやりきれない想いがたくさん渦巻いていて。
どの場面も、悲しい。

だけど、彼女は、前に進みます。
4歳のときに封印した、自分の本当の気持ちに、ようやく向きあって。

新しい命の存在ってのは、どんなときも希望をもたらすものなんだろうな。



悲しい、いい映画でした。

やっぱり原作も、読まなきゃなー。