金蓮寺 国宝弥陀堂(西尾市吉良町) | ハニーちゃんがゆく!

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令和4年8月27日参拝

少し時間があるような無いような、

目的地へ入るには車を駐車場に入れなきゃいけなくてその前にちょっとどこか行きたいじゃん、

いろいろ選択肢はあったけど、

考えた末にやっぱ金蓮寺でしょ!ってことで6月4日以来の再訪です。



土曜の午後だけに先客がいて観光バスから大勢の参拝者が降りてきた(泣)。

ボランティアガイドさんもいて受け入れ体制もバッチリ。



吉良上野介義央が寄進したという梵鐘があるのはさすが本拠地の吉良町✨
景気よく三度も撞いてしまった ‪( ´◡`)‬ノ



むかし話に出てくるような建物が弥陀堂。

建久年間(1190-98)に安達藤九郎盛長が建立した三河七御堂のひとつで、

現存しているのは金蓮寺だけ☆



平安貴族のお住まいをリノベーションしてお参り空間を充実させた建物です。

鎌倉時代の建物にしては妙に新しい感じがするけどそんなの気にしないっ。



うしろの扉から気兼ねなく拝観。

来迎壁の向こう側にはあの日とお変わりなく阿弥陀三尊がいらっしゃいました🙏

違っていたのはチラシの多さかな〜。



もとは真言宗の寺院として創建されたのが足利尊氏によって現在地に移されてから曹洞宗に改宗されたと伝えられています。

本尊は不動明王です。

三河三十三観音の27番さんは今日も見れず


石仏コーナーの地域色が好き。

三十三観音すべてに舟形と蓮台付き。



石材を十分に使用してどっしり貫禄のある石仏さんですネ。



本堂には絵馬がたくさんあって、

気に入ったのが2つ。

豊橋の吉田大橋を渡り日清・日中戦争に出征する大日本帝国陸軍 第15師団。

送り出した兵隊のご無事を祈ります、と書いてあります。

豊橋衛戍行軍之眞景(明治24年9月)


巴御前の一騎討ち。

すれ違った敵の首を取って抱えているとはどんな状況 (゜д゜)



さて御朱印ですが、

前回は弥陀堂の書置きだけいただいたけどこの日は絵師さんがいたので希望の並びでいただきました。

すべて直書きです✨



不動さんの表情が書置き(印刷に色付けしたもの)とは全然違ってた。

こうして帳面に絵を描いてもらったのは初めてなんですけど、

絵師さんのお人柄も含めてすごくいい思い出になったしまあまあいいもんですね。

* 直書きお願いする際は宛名(自分宛て)記入済みのスマートレターを持参するのおすすめです。



■金蓮寺 弥陀堂

愛知県西尾市吉良町饗庭七度ヶ入1