宝台院 二代将軍秀忠の生母 西郷局墓所(静岡市葵区) | ハニーちゃんがゆく!

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令和2年3月15日参拝
静岡2日目は徳川家康の側室のお墓から。
側室といっても西郷局は2代将軍秀忠公の生母さまという特別な待遇の女性です。



宝台院は浄土宗の寺院で本尊は阿弥陀如来、
永正4年(1507)大本山光明寺(鎌倉)9世の観誉祐崇上人により開創されたのが宝台院の前身である龍泉寺です。
浄土宗のお十夜法要を初めて行なった方 w(*゚o゚*)w

宝台院は将軍職を剥奪された15代慶喜が蟄居した地

天正17年(1589)西郷局(お愛の方)が亡くなり宝台院に葬られると徳川家の菩提寺として手厚く保護されることとなり、
家康の没後には2代秀忠が建てた大伽藍の落慶に従一位が追贈され宝台院と称されるようになりました。
昭和15年の大火災と静岡空襲で本堂(旧国宝)を焼失し昭和45(1970)に鉄筋本堂で再建され現在に至ります。


(n´∀`n) こちらが西郷局の五輪塔。
宝篋印塔といった方がいい形状なのかしら、
よく分からないけど。

宝台院殿一品大夫人松誉定樹大禅定尼

(n´∀`n) ところどころ破損はありますが、
400年以上も前に施された細工がそのまま残っているというのは当時の石工さんの技術の高さよ。


キレイなキリシタン灯篭がありました。
そういえば伊豆大島に流されちゃったキリシタンのおたあさん(洗礼名ジュリア)の上陸地にいったっけ。



宝台院の御朱印です。
白本尊とは金箔の下の白い顔料がいわれで増上寺の黒本尊とは無関係です。
家康が岡崎大樹寺の登誉上人から授かり駿府城内に安置していた念持仏を2代秀忠が寄進したもの。

黒い墨で書き入れていただきたかった‥

御朱印や宝物館の拝観は土日祝日は要予約。
連絡しといてよかった (๑⃙⃘¯◡¯๑⃙⃘)



この日は日曜だったもんで、
静岡市内のお寺さんで法事が多く御朱印をいただけないお寺ばかりでちょっとさみしかったです (๑⃙⃘’﹏’๑⃙⃘)
観智国師が法要をしたお寺も行ったんですけどねぇ〜。


■金米山 宝台院
静岡県静岡市葵区常磐町2-13-2