頑固不器用ワンパターン -156ページ目

Steve Vai [Passion & Warfare]

steve




どしゃめしゃな速弾きギタリストであります。

ジャケットの雰囲気からして、ジャズではありません(笑)





読者つながりのcontrol-freakさんのところで、ジミー・ペイジをネタにした際、おじさんのボクとしては、ヴァンヘイレン以降はデジタルギタリストで、それより前はアナログギタリストって感じがする、という話しをしました。



スティーヴ・ヴァイはまぎれもなきデジタル系ギタリストであります。

この人、意外にも歳をとっていて、ボクより年上ですって!

なんでそういう年齢でこんなデジタルな演奏ができるんでしょ?



あれ? 

ということなら、エディ・バンヘイレンも、もしかしたらボクより年上なのかも。

それに対してどう考えてもアナログギタリストのボク。。

うーん、自分の老化速度が速いらしいことに気付いてしまった(汗)





さてこのアルバムのサウンドですが、とにかく明るい。

元気元気、ハッピーなサウンドのオンパレードです。

こういうギターサウンドをオーバーダブで構築できるって、どういう脳みそしているんだ?というのがボクの感想。

だって、ボクがオーバーダブやると、音が混ざっちゃって、べチャってなっちゃんだもの。

分離が良いメリハリあるクリアなギターサウンドが満載です。



アイバニーズ買わんと、こういうことできんのかね?(笑)

ボクも若作りするのに一本買うかぁ!(爆)



ジャック

jack


ボクはアメリカ映画を見ることは見るけど、大抵は「やっぱりアメリカ映画だったな。」と、ちょっと批判的な感想を持つことになる。

そんなアメリカ映画ではあるけれど、ロビン・ウイリアムスが出演する映画は好きだ。



この映画、ジャック。

フランシス・フォード・コッポラが監督であります。

「地獄の黙示録」「ゴッドファーザー」などなど、この人の頭の中はどうなっているのだ? というバリエーションとスケールの大きさ。



ジャックは、そういう意味では丸くまとまった、可愛い映画です。

コッポラの息子は、22歳で亡くなったそうです。

その息子に思いを寄せて作ったというのが、この作品。



主人公のジャック(ロビン・ウイリアムス)は理由不明の突然変異で、通常の4倍の速さで成長/老化してしまうという設定です。

そのジャックを取り巻く家族、友達、先生を描く、突飛だけど分かりやすい設定。



ジャックのお母さんに、ダイアン・レインが起用されて、溺愛する母親を好演しています。

(美人妻には弱いのだ^^;)



物語はジャックが10歳のところを中心に描いています。

現在我家のメロキチも10歳。

だからボクにはこの映画が特別面白いのかもしれません。





メロキチと一緒に見ました。


彼も面白がっていた。

さすが、ロビン・ウイリアムスだ。

 

ゆずとJリーグ

バーチャル音楽友達であり「売れないブログの会」の副会長でもある○□ーさんから
、「しっかり音楽ネタを書いて読者を増やしなさい」と指令を頂きました。

二人とも渡辺香津美さんが好きなのですが、この方をネタにしてもアクセスは増えな
いことが実証されています(笑)
さらにスポットでサッカーネタをいれると、正直にアクセスが増えることも分かって
います。

つまり、更新情報でタイトルを見るか、検索して来るかのどちらかということですね

だから、今日はフェイクタイトルです(笑)

こうなったら、アメブロ戦略の裏をかくしかありません。しかし一体いつからボクは
アメブロと戦っているというのでしょう?(笑)


さて本題に入ります。
まずゆずですが、聴いたことありません(笑)
次にJリーグですが、顔と名前が一致するのは、もはやゴン中山だけになってしまい
ました(笑)

どうだ!
よーしこれで義務は果たしたぞ(爆)


しかし困った!
ハワイで買ってきたギターがオークションで売れない!
次の周回で売れてくれないと、計画が狂うのよ、なにかと(笑)
夏はアバンチュールの季節。だからエスターテの歌詞のように、グッチョングッチョ
ンにならないといかんです。だから、資金が必要ですねん(笑)

おしまい。

てな具合でどうかしら?相棒!

再びアメリカねたです

アメリカの離婚率は高いそうです。
具体的な数値は知りませんが、まぁ良く耳にする話しですね。多分本当なのでしょう

アメリカ映画を見ても離婚ばなしは沢山出てきます。
経済的打算で簡単に離婚する話しなどを見ると、「そんなに浅はかなことが日常的に
あるはずは無いよな。好きになったから結婚したはずだもの。」と思っていました。

アメリカねたでいつもご登場願っているKさんも、離婚経験者です。
彼はイラクへの予備役召集が掛かった時、奥さんと相談して双方納得ずくで離婚を決
意したと言います。子供がいなかったことは、幸いでした。
戦場に赴く者にとって、残してきた家族を思い出すこと自体が辛く、残された奥さん
は夫の死におびえながら暮らすのは嫌だと、二人のベクトルは一致したそうです。

Kさんは湾岸戦争の時も召集されていて、ベイルートで爆弾テロに遭っています。米
軍が接収して本部にしていたビル前で、爆弾を積んだ車が爆発し、ビルの半分が吹き
飛んで崩れた、当時の大事件でした。
この時Kさんは3階にいて、気がついたら1階に放り出されていたそうです。運良く
かすり傷だけで済んだそうですが、その時の光景は地獄絵そのものだったそうです。

この体験があるので、「今度はもうダメ、戦場で家族のことを思い出すのは耐えられ
ない。」ということだったのでしょう。


Kさんが言うには、戦争の都度このように離婚が増えることが、アメリカの離婚率を
増やしていると言います。


昨夜はコソボ空爆の後、以前は仲良く同じ町で暮らしていた人達が、種族が違うとい
うことでいがみあい、対立するようになってしまったというテレビ番組をやっていま
した。
アメリカと北大西洋条約機構加盟国による空爆でした。


戦争によって幸せになる人は誰もいません。

攻撃する側も、された側も、みんなが不幸になる戦争。
アメリカは本当に戦争好きで、世界中の人が困っています。

明日は営業

月日が経つのは早いもので、明日は第二金曜日。

月例、「スナックやすらぎ」での営業日です。

ボーカルのまりももさん、キーボード+フルートのユカさんとボクのギター。
ジャズ、歌謡曲、ボップス、演歌、お客さんが持ち込む自作曲、何でもやります。


この一ヶ月の間に、まりももさんとユカさんは、昭和歌謡のレコーディングをしたと
言ってましたから、きっとそれ中心でやろうってことになるでしょう。

最近減らしている本業=アマチュアギタリストの数少ない出番ですから、張り切って
いきましょう(笑)

郵政民営化

ボクは反対です。


理由は二つ。

一つは郵便屋さんのプライドに支えられている領域がマニュアル化されることで、フ
ァーストフード店やコンビニのような対応になるのは、嫌だからです。
もうひとつは、郵便貯金の蓄えを市場に流出させて、景気回復を狙うというが、市場
はそんなに甘くなく、後ろ向きのエネルギーを消費するだけで実りは無いと思うから



こうして書いてみると、この二つって、価値観として矛盾していることに気づいたよ


前者は均質化して合理化しよう、つまり無駄を省き金を使わない方向を目指している

だが後者は、金の動きを活発化させる、つまり金をもっと使えと言っている。


前者は郵便の仕事と宅配業に携わっている人に、身に覚えが無いしわ寄せが行く訳で
、これは当事者にすれば理不尽以外の何者でもないと言える。

後者は市場に金が流れると想定しているけど、実際には消費は伸びないと思う。
既に世の中は飽和している。金があっても倹約は美徳だったから、タンスや郵貯に溜
まっていったわけで、民営化=金遣いが荒くなることはないでしょう。

だから民営化しても、良いことは何も無い。


アマゾンの送料無料買い物額が500円になる、ってな具合に分かりやすい政策なら
、賛成するかも知れないけど(笑)

ゲーム酔い

昔昔インベーダーゲームが流行した時、ボクも何度か挑戦してみた。反射神経が鈍い
からか、頭にすぐ血が昇るからか、ぜんぜん要領を得ず、1面すらクリアできなかっ
たのね(苦笑)
そのあと出てきたパックマンもギャラクシアンも、仲間内で段凸に下手だった(笑)

だからそれ以降のゲームのことは、何も知らない(爆)



時は流れ、プレステ2の時代となったけど、我が家にそんな物は無い(笑)
メロキチはちょうどそういう物を欲しがる年頃だけど、決して欲しいとは言わない。
何故か?


以下は彼の口から出た、真実の証言である。
「Uくんのうちに遊びに行ってゲームやらせてもらったんだけど、酔って気持ち悪く
なって、帰り道で吐いちゃったよ。横で見ていると面白いんだけどな。」
ということです(笑)

こういうのも、「血は争えない」って言うんですかね?(爆)


ちょっとだけ心配なのは、10月のキースエマーソンに連れて行って、酔いはしない
だろうかというところですは(笑)

野うさぎと都市開発

また音楽から離れてしまう、社会ネタですが、おつきあいくださいませ(笑)

うちのメロキチは十歳ですが、物心つく前から恐竜が好きで、その後絶滅動物、世界
遺産、遺伝子工学、地球環境と興味領域を広げてきています。
とは言っても子供科学レベルですけどね(笑)

だけど親も負けてはいられないし、より彼の興味にフィットした環境や教材を提供す
るために、結構一緒に勉強してきました。

おととしの夏休みは、ボルネオ島の自然保護区、「ダナンバレイ」へ行きました。
恐竜の時代から手付かずのままという、大変に貴重な熱帯雨林です。
ダナンバレイの外は、大木が伐採されヤシ畑になってしまっています。
保護区の大きさは、辛うじて象が生きていける面積です。
それはつまり、食物連鎖の頂点に象が居られるギリギリの広さということです。
この森には象の他に、オランウータンなどの類人猿、いのしし、鹿などの四つ足動物
がいました。


さて、我が家の周辺は、首都圏近郊にしては緑が豊富と言えます。
方々に点点と雑木林があります。

鳥類は種類が豊富で沢山見られます。しかし四つ足動物を見かけることはありません

それは多分、中途半端な大きさの雑木林が飛び飛びに残っているからだろうと考えら
れます。

つまり羽を持った鳥は、家や道路があっても関係なく雑木林を行き来できて、餌であ
る昆虫や果実を摂取できるからです。

一方四つ足動物は、森林が道路で分断されただけで、行動範囲が狭められてしまいま
す。
いくら我が家の周囲が緑に恵まれていると言っても、道路に遮られない連続した森林
はそうそう無いものです。


今年の4月に散歩で遠出したとき、近所で最大と思われる森をみつけました。
昆虫の宝庫でしたし、もぐらの活動跡も沢山見られました。
ダナンバレイの体験から直感的に「ここなら四つ足動物が居るかも知れない!」と思
えました。


半月くらい前に再び訪れた時、20m位先を、何かが走って逃げて行きました!
茶色くて、猫より少し大きく、逃げ足は猫より速かった。
ハッキリとは見えなかったから、何かはわからなかった。野良犬である可能性は、否
定できなかった。
でも、どうやらこの森に何かが居るらしいという期待が、大いに高まった。


昨日、メロキチとまたそこへ行きました。森の奥まで見通せるように、双眼鏡を持っ
て。
そして、再び会えたのです、あの茶色い生き物に。
こんどはこっちが先に気づきました。双眼鏡を覗くと、木々の間をこちらに向かって
来るのが見えます!
野うさぎです!

やがてこちらに気づいて逃げてしまいましたが、その間15秒程、本物の野生動物に
大興奮でした!


宅地開発は、できることなら、森林を分断せずに行ってもらえば、野うさぎちゃんが
沢山生き残れるという、本物の実例を体験しました。

ボルネオの秘境も、首都圏近郊の小さな森も、共通の法則で成り立っていました。

メロキチのおかげで、地球サイズの環境学習をさせてもらいました。
身近な自然、これほど強く守りたいと思ったことはない、貴重な体験でした。

うさちゃん、今度は写真に撮れたらいいな(笑)

秀子さんのライブ

6月にもこのブログで紹介した、木村秀子さんのライブに行ってきました。

秀子さんはボクの家から徒歩5分の所にあるお店、アンの家出身のピアニストで、一時期ボクの師匠のスズキイチロウさんとも頻繁に活動していました。

有名どころでは、古澤良次郎(ds)さんとも共演するだけの実力の持ち主です。


今日はトランペットの野津道夫さんのバックに入っての演奏でした。
野津さんとは初共演ということでしたが、レベルが高い演奏を聞かせてもらいました。


多分野津さんはここをご覧にならないだろうと思って、ちょっとだけ辛口批評をすると、、、
音色は素晴らしい。テクニックも音量もある。
しかしリズム感は全て後ろにもたってしまって、バックのスイング感を殺してしまっていました。
とってももったいない。

自分のソロが終わって秀子さんの番になり、秀子さんはイチロウ師匠に鍛えられただけあって、上手にスイングを作りつつ楽曲を盛り上げていきます。それを傍らで聴いている野津さんも自然とビートに合わせて身体が揺れているのですが、その先また自分の番になると、身体の揺れが止まってしまって、ベタベタしたもたりのフレーズしか出て来ない。いくらかっこいいスケールをレガートしてても、とにかく全部後ろに引きずっている。
あの癖に気付いて治せば、グ~~ンと良くなる事をボクが保証します(笑)



秀子さんに会ったのは半年振り位だったので、あれこれ話に花が咲きました。
「キースのメモリー・アット・ナイト・ウィズ・ユーのようなソロレコーディングするのが夢なのよー。」と言われて、最近あちこちでこのアルバムが話題に登るなぁと変に感心してしまいました。
一曲目のI loves you porgy.だけで涙だよねって、意気投合してしまいました。

秀子さん、美人ダもんな。。。
泣いた顔を想像してしまいました(笑)

ハワイアン

久しぶりに音楽の話であります。

先日のハワイ旅行で、一度は本物を見ておこうということで、サンセット・ビーチサ
イド・ハワイアンショウを見に行きました。

今までに国内で見たことがあるハワイアンは、地元公民館の「ふれあい祭り」で健闘
する、元乙女達の「腰みのダンス」だけでした(笑)
はたしてその程度の経験しか無い者に、真価が分かるのだろうかと、少し心配でした


つまりjazzに例えるなら、「ふれあい祭り」でボクらのインチキな演奏しか聞い
たことのない人が、CDも聴かずいきなりハンコックあたりを見に行って「解るだろ
うか」と不安を持つことに等しいかな?(笑)


さて実際はどうであったかと言うと、心配は全く不要でした。
スチールギター、フルアコ、ウッドベースの3人が、歌いながらの演奏。
ハワイ語? と英語が半分づつ。
程なくしてとびっきりな美人のご婦人が、ハワイアンで優雅なワンピースをまとって
登場。
バンドはハワイ語の歌を歌い、ご婦人が踊る。
hawaii

ハワイアンダンスは、動作のひとつひとつに意味があると聞いていたけど、まさにそ
のとおりで、このショーは歌と踊りが一体となってボクの中に入ってきた。

この体験の説明って少し難しいのだけど、、、
目からはダンサーの全身を使った手話のような踊り、耳からはバンドの歌が、各々別
々にボクの中に入って来ているはずなのに、実際には全体を一つのメッセージとして
受け止めていたことに、帰国してから気がついた。
ま、つまり、完全にその世界に引き込まれ、酔い、十分に堪能したということであり
ます。

メッセージの中身も理解できました。
「空があり、海があり、大地がある。日が昇り日がしずみ、風が吹き雨が降る。
花が咲き果実が実り、また新しい芽が産まれる。
何も急ぐことはない。この世界に身を委ね、ゆったりと生きなさい。」
確かめたわけではないけど、たしかにこう伝わってきたのよ。


美人ダンサーにカメラを向けたら、微笑んでウインクされちゃった(笑)
あとでわかったのだけど、あの方は元ミスハワイだって。
元ミス日本の藤原紀香など、足元にも及ばない優雅な笑顔。

何から何まで、本当の本物ということです。
極上のエンターテインを堪能致しました。