怨み屋本舗REBOOT(再放送)[最終回]|昭和のブラックユーモア
| (再放送)2010年10月6日~ 27:05~27:45 (初回)2009年7月3日 - 2009年9月26日 放送局 テレビ東京系列 原作:栗原正尚 脚本:川嶋澄乃 監督:仁木啓介(テレビマンユニオン) 音楽:五十嵐由美、P.P.M 制作:「怨み屋本舗」製作委員会(テレビ東京、テレビマンユニオン) プロデューサー:岡部紳二・森田昇(テレビ東京)、仁木啓介・千葉昭人(テレビマンユニオン) 脚本・監督:仁木啓介(第1話)、本田隆一(第2話)、石井永二(第3話〔監督〕)、佐野達也(第4話)、黒田由布子(第5話)、森田昇(第6話〔監督〕)、川嶋澄乃(第3・6話〔脚本〕) オープニングテーマ:鴉 「夢」 エンディングテーマ:ウニョン 「放熱ララバイ」 * cast 怨み屋:木下あゆ美 情報屋(2代目):加藤雅也 杉河 里奈:葵 星影 静香(ほしかげ しずか):長谷部瞳 城島 進一(じょうじま しんいち):田中哲司 ゲスト 奈良崎宏:森川数間 奈良崎聡子:水野真由美 奈良崎優:渕辺湊雅 奈良崎保:山中崇/幼少期:大澤拓巳 久我山学:螢雪次朗 斉藤一也:斉藤一也) 前田海嘉:前田海嘉 福居健一郎:加藤満 キャスター:増田和也 佐藤充宏:佐藤充宏 誤認取材の被害者:田山涼成 |

15年前に起きた一家惨殺事件が時効を迎えた。当時少年だった奈良崎保は犯人への怨みを抑えきれない。そんな折、犯人を名乗る久我山がテレビ番組に出演、死者を冒涜する態度を取っていた。殺意を抱いた保の家に怨み屋本舗の名刺が舞い込む。名刺を見つけた報道記者の星影は依頼人を騙り怨み屋をおびき出す。一方、東京ベイテレビの城島は、久我山を番組で使うことに味をしめてさらに刺激的な企画を考えた…。
いよいよ最終話。
後半、色濃くなった「怪奇大作戦」ふうの雰囲気は今回にも漂っている。
星影静香(なんちゅう名だw)が恨み屋と会う喫茶店の薄暗い内装を見よ。
水木しげるの漫画に出てきそうな、あんな昭和テイストの喫茶店など、
もはや都内にはなかなかないはずである。
最終話は三つの恨みが重なり合っていて、話が凝っている。
1、15年前の一家惨殺の生き残り奈良崎による、犯人=久我山への恨みこのうち2は恨み屋への依頼とはならず、
2、18年前にレイプ強盗に遭って母が自殺した星影静香による、犯人=久我山への恨み
3、15年前の一家惨殺事件で容疑者扱いされた田山涼成(これは役者名ね)による、報道代表としての城島への恨み
恨みを晴らす(殺害を実行する)のも星影自身である。
注意深く見てみると、恨み屋は星影に恨みを晴らしてやるとはひとことも言っていない。
ただ単に、あなたには恨みがあるはずだということを繰り返し刷り込んでいるだけなのだ。
刻一刻と最終回の残り時間が少なくなる中、
恨み屋がどうやって奈良崎の依頼を実行するのかというサスペンスを盛り上げ、
鬼畜な結末を一気に提供した手際は、優れたブラックユーモア精神によるものである。
最後の3はオマケのようなものではあるが、
逮捕された星影の台詞「あなたの中にも恨み屋はいる」とともに、
渋谷のスクランブル交叉点に漂う城島の映像は、
あきらかに昭和的なサゲとして忘れがたい余韻を残した。
当初、キャメラの異様な緊張に支えられてスタートしたこのドラマは、
癖ある役者による、テレビらしくない演技による充実した中盤を経て、
終盤で、昭和的な歪んだブラックユーモアの美学を確立して終わった。
マンガ(原作ということではなく)の登場人物が実体化したかのような、
木下あゆ美の非現実的な美女ぶりも良く、なかなかの良作であった。

☆これまでの「怨み屋本舗REBOOT」
第9・10回|怪奇大作戦か(2011-1-7)
第7・8回|島津健太郎、ここでもヤクザww(2010-12-8)
第5・6回|播田美保は何者か(2010-11-24)
第3・4回|後編の出来が明らかに前半に劣るのはなぜか(2010-10-27)
第1・2回|安手なつくりながら好感(2010-10-13)
フェイク 京都美術事件絵巻[第1回 幻の伊藤若冲]|京都の舞台設定が活きている
| 2011年1月4日 - 2月8日(6回) 火曜日22:00 - 22:43(NHK総合) 金曜日18:00 - 18:43(BShi)(43分) 制作局:NHK、東映 脚本 - 岩下悠子 ほか 脚本協力 - 中村志保 音楽 - 服部隆之 演出 - 大原拓、辻野正人、末永創 制作統括 - 安原裕人(NHK大阪)、手塚治(東映) 美術 - 西村薫 技術 - 山下昭 音響効果 - 林幸夫 撮影 - 岡本哲二 照明 - 笠原竜二 音声 - 深田次郎 CG制作 - 北昌規 映像技術 - 安川政行 美術考証 - 狩野博幸 警察考証 - 中園修二 京都ことば指導 - 桃山みつる 資料提供 - 柳重之、川崎正晴 記録 - 木本裕美 編集 - 城所夏子 企画協力 - 加藤和夫 撮影協力 - ひょうごロケ支援Net、神戸フィルムオフィス、兵庫県公館 * cast 浦沢右 - 財前直見 白石亜子 - 南野陽子 板谷周五郎 - 佐川満男 謎の男「K」 - ? 中山一樹 - 三谷昌登 友野輝男 - 城土井大智 吉岡健太 - 小堀正博 真野琢磨 - 佐野史郎 須藤安太郎 - 寺田農 浦沢曜子 - 藤村志保 テレビ番組のMC - 月亭八光 *ゲスト 向井忠 - 宅麻伸(第1回) 小和田久美 - 松本明子(第1回) |

伊藤若冲の幻の名画「松樹番鶏図」を100年ぶりに発見し、若冲展を企画していた向井美術館に盗難予告の葉書が来た。内覧会当日、京都府警三条署の刑事・白石亜子(南野陽子)たちが警戒を強めているところに、「贋作が飾られています」とのメモが寄せられる。メモの送り主は浦沢右(財前直見)。大学の非常勤講師で、美術品を扱う事件で警察に協力する須藤教授(寺田農)の代わりとしてやってきた。右は、老舗の浦沢骨董店の一人娘で、幼いころから美術品に親しみ、店主で母親の曜子(藤村志保)に勝るとも劣らない目利きだった。贋作は精緻を極めたものだったが、右の指摘で、美術館の向井館長(宅麻伸)は、学芸員の小和田(松本明子)に展覧会中止の指示をする。そんな折、アパートで男の死体が見つかり、向井美術館の防犯カメラが捉えた男と同一人物だと判明するが、男の部屋からは「松樹番鶏図」は見つからない…。
脚本・東映の制作統括の人が京都で、いわゆる京都モノである。
気の強い女刑事を演じるのが南野陽子、
そして傍若無人で空気を読まない探偵役が財前直見である。
個性の強い人間同士が出会うところから始まるのはドラマの常道であるが、
二人とも京女であるというのが物珍しく、緊迫感に満ちていたのはさすがである。
70を超える藤村志保の京女ぶりもコワイ。
財前を留守中に浦沢家を訪ねた南野が、帰ってきたら連絡をと立ち去ろうとすると、
壁に額を垂らしながら、皮肉っぽく、
人間様はせわしないことだとヤマガラも笑っている、というようなことを
京都弁でおっしゃるのであるが、
東京の人間からすると、ああいう、
いきなり初対面の人間に見下されるような精神戦には勝てないような気がするww
初回の題材は若冲、これは金がかかっていると感じた。
キャストがいまいちぱっとしないのは、そちらに予算をかかるからではないか。
若冲のブームは2000年秋、京博の没後200年展で全国区となり、
2006年に東博での「プライスコレクション」展には累計で32万人が訪れたという。
財前直見という人は個人的にまったく馴染みがないのだが、
(夥しい出演作リストの中で、見たことがあるのはひとつ[それもゲスト出演]しかなかった)
年齢的な落ち着き具合が心地良い、面白い女優と思った。
それにやはり、京女という設定が興味深いのである。
贋作をテーマというと「ギャラリーフェイク」を思い出してしまうし、
地味なドラマであるにもかかわらず
天才贋作作家(?)らしい謎の人物Kという妙に大時代な設定が気になるが、
面白くなりそうと感じた。

野ブタ。をプロデュース[第1・2話]|癖がありありなキャストだったんですね。。
| 2005年10月15日~12月17日 土曜21:00~21:54 脚本:木皿泉 原作:白岩玄 音楽:池頼広 VFXスーパーバイザー:小田一生 タイトル・アニメーション:幻生社 協力:NiTRo プロデューサー:河野英裕、小泉守、下山潤 演出:岩本仁志、北川敬一、佐久間紀佳 制作プロダクション:トータルメディアコミュニケーション 主題歌:修二と彰「青春アミーゴ」(作詞:zopp 作曲・編曲:Fredrik Hult/Jonas Engstrand/Ola Larsson/Shusui) 挿入曲:「グリーン・ウィロー」(作曲:池頼広) * cast 桐谷 修二(きりたに しゅうじ) - 亀梨和也(KAT-TUN) 草野 彰(くさの あきら) - 山下智久(NEWS)(特別出演) 小谷 信子(こたに のぶこ) - 堀北真希(幼少期:森迫永依) 上原 まり子(うえはら まりこ) - 戸田恵梨香 桐谷 悟 - 宇梶剛士 桐谷 伸子(きりたに のぶこ) - 深浦加奈子 桐谷 浩二(きりたに こうじ) -中島裕翔(当時ジャニーズJr.・現Hey! Say! JUMP) 小谷 滋(こたに しげる) - 伊藤正之 横山 武士 - 岡田義徳 早乙女(セバスチャン) - 木村祐一 家原 靖男 - 不破万作 黒木 広子 - たくませいこ ゴーヨク堂店主・デルフィーヌ - 忌野清志郎 平山 一平 - 高橋克実 佐田 杳子(キャサリン) - 夏木マリ 蒼井 かすみ - 柊瑠美(信子の初めての友達) 明石 博之 - 田上尚樹(アカシ) 井上 美咲 - 田島穂奈美(カラオケ好き) 植木 誠 - 若葉竜也(シッタカ) 遠藤 文太 - 山根和馬(硬派不良) 大石 里恵 - 宮沢麻衣 河合 哲司 - 飯田貴昭 木村 愛里 - 楯真由子 近藤 利晃 - 末髙斗夢(デスティニー) 佐伯 奈美 - 亜希子 佐藤 学 - 川口渉(トーダイ) 高田 由佳 - 三浦葵 谷口 健太 - 大東俊介(タニ) 手塚 真吾 - 広瀬剛進(昆虫おたく) 長谷川 俊明 - 渡辺敬介(ぼれろ)(デスティニー) 沼田 真弓 - 高瀬友規奈(いじめグループ) 野村 明美 - 奈津子(いじめグループ) 橋本 麗子 - 斉藤友以乃(いじめグループ) 坂東 梢 - 水田芙美子(いじめグループ) 福浦 浩輔 - 豊岡武士 宮里 亜沙子 - 辰巳奈都子 矢澤 恭平 - 立澤真明 山田ジェイムズ隆志 - エリックまたひら湯川 瞳 - 増島綾子 吉田 浩 - 石井智也 和久井 拓三 - 古原靖久 渡辺 ちえ - 涌澤未来 |

1:2年B組の桐谷修二は周囲をうまく盛り上げるクラスのリーダー。唯一苦手なのは、優柔不断でおっちょこちょい、ちょっとピントがずれている草野彰。彰は修二を親友と 思い込み、なにかと絡んでくる。ある日、小谷信子という暗い少女が転校してくる。信子は不良バンドーに睨まれ、イジメへとエスカレート。修二は関係ないとたかをくくっていたが…。
2:信子は何者かに制服に落書きされてしまい、信子のプロデュースを引き受けた修二が立ち上がり、状況を打破する作戦を思いつく。 とにかくまず美しくなること。まずは信子のビューティーアップ作戦を始めるが…。
「Q10」て初めて木皿泉という名を知ったので、
単なるイジメ物だと思いこんで見ていなかった本作を、
暇をみて借りていこうと思う。
まもなく冬ドラが怒濤のように始まるので、
見終わる頃には春になると思うが…
堀北真希の出世作ということらしい。
ひきつった口元だけの笑い、小さなガッツポーズなど、
最小限の演技だけでドラマを進める了見は、
この時点では堀北という人が未知数だったからだろう。
それにしても、第2話で髪を切るまで、顔すらよく見せないのは、
ずいぶん思いきった演出である。
山Pもずいぶんおかしな演技をしていて(窪塚洋介を思わせる)、
しかもドラマのオリジナルキャラらしいので、
先の展開が楽しみである。
どうしてもQ10との比較が多くなってしまうが、
2005年のドラマということもあり、
亀梨君は眉の手入れなど若干ナチュラルさに欠ける。
亀梨君の家族との関係はやはりQ10の佐藤健と同じだし、
山Pと高橋克実との関係は、田中裕二と白石加代子の関係とそっくりだ。
夏木マリはQ10の薬師丸ひろ子に相当する人物だろう。
そして戸田恵梨香。「ライアーゲーム」が始まる2年も前である。かわいい。。。
そしてそして!清志郎~!って5年も前のドラマで何を驚いているのだ、わたしは。
「青春アミーゴ 」も、良い歌ですね
