巨人の星(再放送)[第109~110回]|飛雄馬立つ!!&燃える千本投球
| (再放送)2010年10月4日~ 月~金 19:00~20:00(毎回2話放送) TVK 原作 - 梶原一騎(作)、川崎のぼる(画) 脚本 - 山崎忠昭、松岡清冶、佐々木守、長浜忠夫、辻真先、斉藤次郎、松元力、島修司、さわきとおる、吉田喜昭、山崎晴哉、宇佐美寛、伊東恒久、林すみ子、鈴木良武、竹内泰之、吉田茂承、斉藤望、金子裕 作画監督 - 楠部大吉郎、香西隆男、椛島義夫、斉藤博、遠藤正史 美術監督 - 小山礼司(1話-57話)→影山勇(58話以降) 美術デザイン - 小山礼司(67話以降) 音楽 - 渡辺岳夫 原画 - 塩山紀生、米川功真、荒木伸吾、小林治、森下圭介、小松原一男、石黒昇、今沢哲男、中村英一、芝山努、近藤喜文、北原健雄、前田実 他 コンテ - 吉川惣司、出崎哲、富野喜幸、奥田誠治 他 演出 - 長浜忠夫、出崎哲、小林きよ子、小林かおる、斉藤博、石川輝夫、奥田誠治、吉田茂承、斉藤望、吉川惣司、御厨恭輔 ナレーター - 小林恭治 協力 - 東京読売巨人軍 資料提供 - 越智正典(91話) 制作 - よみうりテレビ、東京ムービー * cast 星飛雄馬 - 古谷徹 星一徹 - 加藤精三 星明子 - 白石冬美 花形満 - 井上真樹夫 |

第109回★飛雄馬立つ!!
大洋-阪神戦、村山は左門に打たれて大洋の勝ち
相変わらずプロ野球に疎いのだが、
シーズン前なのになんで試合してるの?
着替えをすませた花形は球場廊下で左門とすれ違う
「左門君、安心したまえ、星君は僕がひきずり出す!」
一方、多摩川グラウンドでは、例によって飛雄馬はバスに乗り遅れていた
ただの球拾いではなく、やる気がないから仕事が遅いのである
球拾いに後片付け、合宿所に戻って風呂焚き掃除、帰宅は夜中という生活らしい
しかし、飛雄馬は月を仰いで美奈さんの面影を追い求め、涙するばかりである
さらに中日のオズマ特訓光景、
すでに1か月に及ぶという3球打ちの特訓である
その様子を8ミリで見て、一徹の意図を悟った花形
「これなら簡単に大リーグボールを打てる…」
壁のペナントが時代だなあ飛雄馬を待って12時過ぎまでアイロンをかけていた明子

帰ってきた飛雄馬に、花形の使いが持って来たという手紙を渡す
「なんだろう?」
「何かオズマの特訓のことらしいの、読んだら焼き捨てるようにですって」
なにやら異常な手紙だが、明子はごく普通に話している
「読まないの?」
「ああ、あとにするよ」と飛雄馬は手紙をポケットにしまってしまう
「ああ腹がへった、それとも風呂が先かな…」
花形邸では、満が父に談判中であった
壁にむきだしの猟銃、物騒な書斎「ムダだ、星君はもうダメだよ」
「でも僕は星君にチャンスを与えました。彼が応えないはずはありません!」
「お前は女の人を愛したことがあるか、ないだろうね」
「ぼくにはわかりませんが、そんなことは時間が解決してくれるはずです」
「いや解決しない、これがその証拠だよ」と父はクローゼットを開く
そこには…
初登場、花形母「愛する人を亡くす、その傷は彼にとって深すぎる…」と父は思い入れたっぷりに
そこへ飛雄馬から返事が届いた様子
「お前の手紙で彼が立ち直ったなら、拍手するよ」
満、手紙の封を切ると、中から出てきたのは花形が送った封筒だった
しかも封も切っていない花形は憤り、「僕のアドバイスを拒否するのか!」
「どうやらお前も野球をやめるときが来たようだな…」と父親は言う
「いつまでも小さな山でお山の対象を気どるのは花形家の恥だ」
花形はぎりりと歯ぎしりして、「しかし、僕は絶対に許さん!」
再び飛雄馬のマンション――
「おかえりなさい、花形さんから電報が来たわよ」
このマンションには電話があるのに「行かないの?」
「うるさいな、最近姉ちゃんはうるさいぞ!」思春期のような弟である
鼻白む明子「じゃあ行ってくるよ」
そして多摩川グラウンド
やってきた花形に、「ほっといてくれ」を繰り返す飛雄馬
「オズマの特訓だって、シーズンが始まればとんだ笑い草になるぜ
オズマのやつ、バットをもってうろうろするのが眼に見えるようだ」
「言うことはそれだけか?」花形はムカムカしながら訊く
「もう二度と野球に関する手紙など出さんでくれ!」
くらえっ「そこに両手をついて謝れ! 挑戦者たちの前に両手をつけ、それでなければ戦え!」
言われて飛雄馬は躊躇なく両手をつき、
「こんな男が生涯のライバルであったか、なんとみじめな…もうそんな姿を見たくない!」
ミツルハナガタに飛び乗って去る花形であった
ひとり残された飛雄馬
君の死がこのおれを抜け殻にしてしまったのだ
もう何もいらない、何もかも捨てて君のそばに行きたい…
夜霧にまぎれて美奈の亡霊が――飛雄馬さん、私はあなたの心にいつまでも抱かれているの
あなたの永遠の青春とともにいます
でも今のあなたの姿はあまりにも哀しい、
あなたにはしなければならないことが残っています
目をあけて、元気を出すの…
巨人の星ならではの
美しいシーンである――さあ立つのです、そして歩くのです
あなたの悲しみを乗り越えるために歩いてください
私はもう行かねばなりません…
と夜空にのぼっていく美奈さん
キララン夜が明けたらしい…
起き上がった飛雄馬は、グラウンドの西に沈む月、東にのぼる太陽を見る

「初めて見た…太陽と月が同じ天に輝くのを」これが自然の摂理、人間が生まれそしてまた死んでいく…
美奈さんは月になった、俺は太陽になろう!
美奈さん…もうこの名を口にするのはこれっきりだ
美奈さん、さようなら「さあ、湿っぽくふやけっぱなしだったこの体をたたき直すんだ」と飛雄馬は走りだす
土手で花形とのやりとりを見張っていたらしい伴、
ウトウトして、はっと目を覚ますと飛雄馬が走っていた
「ついに不死鳥は甦ったか!」「長い間心配をかけた、すまん」
「もう何も言ってくれるな」
伴よ、さあ来い
走れえー、ハッハッハッハ…第110回★燃える千本投球
飛雄馬の投球練習が始まったので、みんな目を丸くする
中尾二軍監督とコーチ陣も凝視
飛雄馬「今の俺にできることは投げて投げて投げまくることだ!」
伴「一球ごとに脳天にじいんと響いてくるぜ!」
だが中尾は「俺はかえって心配だ、二軍でよく見る例のケースがあるじゃないか」と言う
雨が降りはじめて中尾が練習中止を叫んでも、飛雄馬は投球をやめない
体を冷やすから、と引き揚げようとする伴に投げ続ける
伴は思わずしゃがんで取り、
「う、うっかり返球してしまった…」www
「これはやっぱり例のケースのようですね…」とコーチたちは頷きあう
風呂あがりに二軍の仲間たちが飛雄馬の噂話
給料をもらっているからポーズつけてるんだよ、というのだった
よせ伴!喧嘩になりかかったところを、通りかかった中尾監督に呼び出される
東京フライヤーズにいた中原コウタローというピッチャーを知っているか
ぐぐっても出てこない、架空のピッチャーか?この中原は彗星のように現れたサウスポーだったが、2年でダメになった
スランプになり2軍に落ちてのんべんだらりと過ごした挙句、
ある日急にやる気を出して猛練習を始めて一軍に復帰、
しかし復帰第1戦でめった打ちにされてグラウンドを降り、永遠に消えたという
「今日のお前の姿はあれにそっくりだ、じっくりと再出発をはかるんだ」
「しかし監督、あらためてお願いがあります。明日僕に千本投球をお許しください」
お願いします!
聞いてなかったのかよwww
普通の練習で投げる数は300球、大ハッスルしても500球だという
「はっきりという! 無理な練習がたたって自滅するのがオチだ」
俺は伊達に二軍監督をしておらん、と中尾が例に上げたのは、
国鉄 半沢国鉄の半沢ぐらいしか実在を確認できないんだが…
阪神 きむち?
西鉄 枝川
南海 谷村
大洋 垣野内、三島
巨人 松岡、伊藤
「僕は一度は野球を捨てた体! プロ野球に未練があるわけではありません」と飛雄馬は必死
「千本投球は俺にとって大リーグボール養成ギブスなんです!」
「そこまで言うなら好きなようにせい!」と中尾は突き放すが、
「ロウソクは燃え尽きる目にいちだんと明るくなるということを忘れるな!」
燃え尽きる前のロウソク、デターそして翌日、千本投球が始まる
「たとえ腕がちぎれてもやり抜く!」と飛雄馬は張りきっているが、
こりゃ伴のほうが大変だよね、地獄である
正午で500、夕方で860、球威はさすがに落ちている
ついによろける花形、左門の姿がちらつく
止めようとするコーチを中尾は止める
とうとうボールはゴロに伴の返球もゴロである
最後の1球「だああ~」二人ともバスに急げ!と中尾監督
伴のミットを外した先輩は「ミットの中にミットがある!」とびっくり

飛雄馬「伴、明日も、これからもずっと千本投球に付き合ってくれるな」
「ええっ、俺は明日はちょっと…」
ゴゴーンと、次回年明けは、伴が大丈夫じゃなかった話から再開である
巨人の星ファンの皆様、良いお年を。
と書いて年末を締めるつもりが、大幅にアップするのが遅くなってしまった。。。
巨人の星 全11巻セット (講談社漫画文庫) ¥7,161


巨人の星(再放送)[第107~108回]|大リーグボール打倒ギブス&絶望のペナントレース
| (再放送)2010年10月4日~ 月~金 19:00~20:00(毎回2話放送) TVK 原作 - 梶原一騎(作)、川崎のぼる(画) 脚本 - 山崎忠昭、松岡清冶、佐々木守、長浜忠夫、辻真先、斉藤次郎、松元力、島修司、さわきとおる、吉田喜昭、山崎晴哉、宇佐美寛、伊東恒久、林すみ子、鈴木良武、竹内泰之、吉田茂承、斉藤望、金子裕 作画監督 - 楠部大吉郎、香西隆男、椛島義夫、斉藤博、遠藤正史 美術監督 - 小山礼司(1話-57話)→影山勇(58話以降) 美術デザイン - 小山礼司(67話以降) 音楽 - 渡辺岳夫 原画 - 塩山紀生、米川功真、荒木伸吾、小林治、森下圭介、小松原一男、石黒昇、今沢哲男、中村英一、芝山努、近藤喜文、北原健雄、前田実 他 コンテ - 吉川惣司、出崎哲、富野喜幸、奥田誠治 他 演出 - 長浜忠夫、出崎哲、小林きよ子、小林かおる、斉藤博、石川輝夫、奥田誠治、吉田茂承、斉藤望、吉川惣司、御厨恭輔 ナレーター - 小林恭治 協力 - 東京読売巨人軍 資料提供 - 越智正典(91話) 制作 - よみうりテレビ、東京ムービー * cast 星飛雄馬 - 古谷徹 星一徹 - 加藤精三 星明子 - 白石冬美 花形満 - 井上真樹夫 |

第107回★大リーグボール打倒ギブス

花形も左門も好調一徹は今日もオズマしごきに余念がない
「今度はそのでかいケツに精神棒をぶちこむぞ!」と大時代なことを言っている
21世紀になった今では、さすがに笑える台詞でしかないが、
昭和40年代には、冗談でもこういうことを言う教師がいたものである
オズマはじっと我慢して練習を続ける
しかしバッティングは冴えず、記者たちの耳にギギギ…という音が
「何か変な音が聞こえないか…?」
「まさか野球ロボットの油が切れて…ww」
手首が返っとらん!とピシリとやられ、キッとなるオズマ
「俺たち黒人は殴られると祖先が奴隷だったことを思い出すんだ!」
「奴隷けっこう、奴隷になれ!」
うおおー、許せん!「ただし、野球の奴隷になれ!
すべての情熱を、血を、そこまで捧げつくのだ!」
頭に来たオズマがユニフォームを脱ぎ捨てると…
これがお前が俺を縛った鎖だ!「日本の新聞記者諸君、俺は日本に来て狂人につかまった!」
狂人www言えてるwww
「あのギブスを着けて内野ゴロを打てるのは巨人のONと阪神の江藤ぐらいだろう」
水原監督は「野球筋肉を強化する仕組みだよ」と満足そうである
野球筋肉www
「こいつめ、ばらしてしまいおって!」一徹は苦笑いしつつ、
「しかし断じてわしが縛っているのではない、野球が縛っているのだ」と屁理屈を言う
「それでは言おう、そのギブスの名は大リーグボール打倒ギブス!」

ガガーン
水原「な、なにっ 星はどうでもいいのに…」一人相撲じゃねえのかソレ…という沈黙が場を支配する中、一徹は自信満々なのだった
一方、ギブスの名を聞いて反応したのは花形と左門である


翌日、オズマはすっかり従順になっており、一徹に「イエスサー」と従っている
「大リーグボールが打てるようになれば日本の投手陣の変化球など屁でもない、
それをじっくり説明してやったら、外人は合理的だからすぐに態度を変えよる」
「その通り、ミスター星はアメリカにはいないコーチだ」
わしらは仲間ww「大リーグボールが打てるとなぜ変化球が屁でもなくなるのです?」と記者は質問
「それはつまり…」と説明しようとしたところを
一徹が「ばかもん!」特訓は第2段階へ、ピッチングマシーンの両脇に投手2人を立たせ、
順々に投げさせた3球を打たせるのである



しかし徐々に打てるようになり、一徹の顔も緩むのであった
集中が切れてダウン、水をぶっかけられたオズマに
「図体ばかりでかくてだらしのないやつ! 今日は中止じゃい!」
「ボ、ボス…俺はまだやれる…やらせてくれプリーズ!」
「ようし特訓を続ける!」
(飛雄馬よ、早くしないとこの悪魔のような男に太刀打ちできなくなるぞ!)
その内心が聞こえたのか、今日も球ひろいの飛雄馬は
「むだだ父ちゃん、いくら誘いをかけても…」と独りごちる

一方、花形はオズマの特訓の意味を考えたがわからず、とりあえず赤バット素振りを始める
ああ、星君、いつになったら立ち直るんだ! どうして出てきてくれないんだ!
第108回★絶望のペナントレース
巨人の練習を見物に来た伴大造、久々の登場である
「ひとつ川上監督に挨拶していくかな」しかし運転手に止められて車は再発車
宙太の名前を付けたダンプカーを売り出すのだという
名づけてチュータストロング119www
ペナント開幕にあたって川上が飛ばす檄も聞かずボール探ししている飛雄馬、
こいつは二軍以下だと歯噛みする伴に
「早く行ってくれ、俺はいくら遅くなってもいい身分だ、俺にはもう…」
「その先を言うなっ!」
「俺にはもう巨人の星はない、野球を捨てた人間だ」
伴は自分が一軍入りしているにもかかわらず、飛雄馬と多摩川に残りたいと中尾監督に直訴する
そして開幕戦は対アトムズ戦
開幕投手は14回目だという金田だが、アトムズ打線に打たれ、
頭に来た大造はチャンネルを変えてしまう
すると裏番組の阪神-大洋戦でのアナウンサーの言葉から、
飛雄馬のスランプと、伴がそれに付き合って一軍を降りたことを知ってしまう
どういうことじゃ、これはっ!「あんな星のガキにどうして宙太が付き合わなきゃいかんのじゃ!」
多摩川グラウンドに電話するが息子の話が要領得ないと見るや、車を多摩川に向かわせる
もうゆるせん!そうこうしているうちに巨人は4-3でアトムズに下されてしまう
多摩川で実況を見ていた飛雄馬もさすがに忸怩とするが、
続いてアナウンサーが報じたのはオズマの調整状況

あ、あれは…!――しかしおかしいですねえ、すでに大リーグボールは自滅しているんですから…
「その通りだぜ」と飛雄馬は自嘲して、「父ちゃん、見込みのない子を叱ってもムダだぜ…」
球ひろいに外野に走りつつ、
「俺はもう背骨の抜けたクラゲだ」
「俺ってこの程度のやつだったんだよ」
そこへ大造が「宙太を連れて帰るんじゃ!」グラウンドは大騒ぎになり、
「親子喧嘩ならよそでやってくれ」と中尾監督は苦りきる
あんたは誰じゃ!騒ぎを遠目に見ながら、すいません…と申し訳ない気持ちでいっぱいの飛雄馬
「伴、頼む、もう俺を待たないでくれ…待たないで…」
大造はそんな飛雄馬の姿を発見し、
「お前、あんな姿の星にまだ付いていくつもりなのか」と息子を難詰する
ばかたれ、寝ぼけるのもいい加減にしろ↑あまりに暴れるので伴は肩車で取り押さえているのだww
「お前は伴自動車工業の二代目なんだぞ!」
「俺は地獄の底まで星についていくんだ!」
「バカ、これ以上の地獄があるか!」
「帰ってくれ、オヤジー!」
ついに宙太は大造を巴投げ大造は怒り心頭に発して、「勘当だ!」
「こっちから縁を切ってやるわい、達者でな」
宙太…(´・ω・`)伴は涙を流しながら祈る――「もう一度だけ燃えてくれ、飛雄馬!」
相当じらしつづけているが、飛雄馬の復帰は、ようやく次回である
娯楽のなかった昭和40年代に毎週これを見ていた子供はじれ死にしたに違いないww
巨人の星 全11巻セット (講談社漫画文庫) ¥7,161

