赤い指|後半はお正月祝儀のおめでたさ
| 2011年1月3日 21:00~23:24 TBS 原作:東野圭吾「赤い指」(講談社) 脚本:櫻井武晴、牧野圭祐 企画:那須田淳 プロデューサー:伊與田英徳 演出:土井裕泰 主題歌:山下達郎「街物語」(ワーナーミュージック・ジャパン) * cast 番加賀恭一郎 - 阿部寛 青山亜美 - 黒木メイサ 警視庁捜査一課 松宮脩平 - 溝端淳平 佐藤 - 児嶋一哉(アンジャッシュ) 小林主任 - 松重豊 前原昭夫 - 杉本哲太 前原八重子 - 西田尚美 前原直巳 - 泉澤祐希 前原政恵 - 佐々木すみ江 大森春美 - 富田靖子 前原章一郎(回想) - 橘家二三蔵 若き日の前原政恵(回想) - 辻しのぶ 少年期の前原昭夫(回想) - 服部唯人 幼少期の前原昭夫(回想) - 鈴木福 幼少期の前原春美(回想) - 末永心羽 春日井忠彦 - 滝藤賢一 春日井奈津子 - 飯沼千恵子 春日井優菜 - 石井香帆 金森登紀子 - 田中麗奈(特別出演) 加賀隆正 - 山崎努 松宮克子 - 宮下順子 太田 - 森永卓郎 前原昭夫の同僚 - 温水洋一 ジョギングの男性 - 螢雪次朗 アナウンサー - 江藤愛(TBSアナウンサー) 葛餅屋の売り子 - 田中みな実(TBSアナウンサー) |

オフィスにいた前原昭夫の元に、妻の八重子から「早く帰って来て欲しい」と電話が入る。前原にとって、「家庭」は安らぎを与えてくれる場所とは言い難い存在になっていた。同居している義母を重んじる夫をなじり続ける八重子。親和性に欠ける前原夫妻の一人息子、直巳。前原は家路を急いだ。自宅の庭に投げ出された黒いビニール袋からは、白い靴下を履いた小さな足が出ていた。昭夫は息子のために事件の隠ぺいに取り掛かる。
年末に「新参者」をまとめてやっていたので、
再見した回も含めて全部見直したのだが、
(これについては改めて書く)
楽しみ方を見つけるまでばかに時間のかかる、フシギなドラマだった。
記憶が新しいうちにスペシャルを放映してくれるのはありがたい。
てゆか、スペシャルのための再放送につきあったというだけの話ですがね。
人形町の事件より以前ということになっていて、
加賀恭一郎は練馬西署の刑事、黒木メイサは毎朝新聞の新米記者である。
溝端淳平が捜査一課の刑事なのは同じだが、
この話で初めて阿部寛と従兄弟であることを知った。
新参者と違って杉本哲太視点の倒叙形式であるが、
阿部寛視点の場面も多く、その点は一貫性がない。
とくにメインの謎解きでは微妙にそれを利用しているので、
謎解きを期待すると裏切られることになる。
たぶん器用貧乏な東野圭吾の原作からして、そうなのだろうが、
この程度の謎解きも楽しませてもらえないとは、
ドラマ視聴者もまったくばかにされたものである。
そういうわけでドラマの焦点は、
いくつかの親子愛のようなものに絞られていたが、
杉本が異常な事態に追いつめられていく、
前半のサスペンス描写が優れていただけに惜しい。
杉本という俳優はこれが得意なのである。
西田尚美の悪妻は衣裳からしてファブリーズCFを思い出してしまい、
変なリアル感があって面白かった。
田中麗奈のナースが可愛くてツボであった。
死ぬ直前の山崎努が、病院の屋上で夕陽を眺めようと、
田中麗奈に抱きかかえられながら車椅子から立ち上がり、
そのままの姿勢で田中麗奈の背中に回した手に力をこめているらしく、
「少しだけですよ」とたしなめられるシーンがあったが、
たいへん羨ましかった。

ザ・ミュージックショウ|なんだかボケている
| 2011年1月2日 23:30~24:26 日本テレビ 脚本・演出 - 及川拓郎 プロデュース - 戸田一也(日本テレビ)、森谷雄(アットムービー)、高橋雄三(アットムービー) 楽曲プロデュース - 玉井健二 & agehasprings 楽曲製作協力 - ソニー・ミュージックエンタテインメント * cast 番組MC 望月 - 沢村一樹 番組P・D 日向 - 安田顕 挑戦者 山崎薫 - 桐谷美玲 挑戦者 遠山景子 - 戸田恵子 審査員 レイカ - 片瀬那奈 審査員 轟健三 - 風間トオル 審査員 村瀬龍 - 光石研 |

本企画は、“歌に賭けられた夢”と、その裏側に隠された歌い手の“人生背景”を交錯させるドラマです。銀河テレビで放送されるリアリティ番組『ザ・ミュージックショウ』を舞台に、歌い手同士の対決や、審査員たちとの緊迫したやり取り、ワンチャンスに集約させていく彼らの想いを、人間ドラマとして描きます。様々な想いを胸に歌う挑戦者たち。彼らに「何故、あなたは歌うのか?」と問いかけ、その夢の本質をえぐり出していく審査員。そこで曝け出される真実の物語とは? 審査をくぐり抜け、見事グランプリの栄光を勝ち取るのは果たして誰なのか!? 二人の挑戦者のうち、晴れの舞台でオリジナルソングを歌えるのは一人だけ。その結末の鍵を握るのは視聴者! 地デジ完全移行イヤーに日本テレビがおくる、革新的ドラマ!!(番組サイトより)
![]() ![]() | 櫻井君バージョンのクイズ・ショウは結構たのしく見ていたのだが、 案の定、消化不良に終わった残念なドラマであった。 同じスタッフによる同趣向のドラマで、 どう考えても1時間で収まりきらない伏線を引いているので、 春ドラを狙っているのであろう。 片桐仁と戸次重幸が櫻井翔と横山裕になったように、 沢村一樹と安田顕もジャニ化するのだろうか。 それにしても中途半端なことおびただしく、これだけでは面白くもなんともない。 沢村の演技はぼんやりしているし、 カメラアングルなども緊迫感を高める要素は見当たらない。 地デジで投票、というのもなんだか眉唾だった気がする。 (だって桐谷美玲が勝つのが1票差なのだ) まあ地デジそのものが眉唾なものではあるのだが。 及川拓郎という演出・脚本家は、私にとっては「深夜食堂」の人である。 |

チーム・バチスタSP2011|残りかすもいいとこ
| 2011年1月2日 22:00 - 23:30 原作:「ジェネラル・ルージュの凱旋」(海堂尊著/宝島社刊) 脚本:後藤法子 演出:今井和久 プロデュース:豊福陽子(関西テレビ)、遠田孝一(MMJ)、八巻 薫(MMJ) 音楽:羽岡 佳 制作:関西テレビ放送、MMJ * cast 田口 公平 - 伊藤淳史 白鳥 圭輔 - 仲村トオル 速水 晃一 - 西島秀俊 和泉 遥 - 加藤あい 佐藤 伸一 - 木下隆行(TKO) 花房 美和 - 白石美帆 栗山 弥生 - 浅見れいな 滝沢 秀樹 - 松坂桃李 永山 康友 - 足立理 浅野 和彦 - 竹内太郎 長谷川 崇 - 戸次重幸 三船 大介 - 利重剛 神宮寺 章 - 山本學 ヨシハラ - 川野直樹 高木 ミチル - 岩佐真悠子 |

コンビナートで爆発炎上事故が発生し、付近の住宅地に延焼。東城医大病院に多くの被災者が運び込まれた。医療機器メーカーとの癒着が発覚して病院を去る決意を固めていた救命医の速水(西島秀俊)も、病院を離れることができない。そんな折、速水に「明日の昼過ぎ、集中治療室(ICU)の患者が急変して死ぬ」という怪文書が届く。速水はただのいたずらだと言って取り合わないが、心療内科医の田口(伊藤淳史)は不安を覚える。厚生労働省の役人の白鳥(仲村トオル)は医大時代の恩師を見舞いに来て怪文書の存在を知り、差出人は速水を恨む人物か、東城医大に速水を引き留めたいと願う病院内のスタッフではないかとにらむ。
なんだ、このやる気のない紹介ページは…
メインビジュアルのひとつもないのか、このスペシャルは。
というわけで、最終回の最後のシーンから始まるわりには、
かなりの部分が回想シーンで占められる、ファンサービス的なドラマである。
伊藤淳史はこのぐらいの影の薄さでちょうどいいことが、「モリのアサガオ」でわかった。
このドラマの見どころは、なんといっても西島秀俊の薄ら笑いである。
ストーリーは本編と同じミステリー仕立て、まーた怪文書の話だよ。
犯人は誰の眼にも明らかなので、スタッフなんじゃないかとか、患者なんじゃないかとか、
そーゆーサスペンスはなく、すべて回想シーンのためのお約束で退屈。
かなり搾りかす的なスカスカドラマであった。
これ以上は、いくら搾っても、もう何も出まい。

DVDになるらしいよ

