配信で。
見たかった作品。
でも、どれほどのものかわかんなかったから怖かった。
でも、昨日はとてつもなく見たくなって見ちゃった。
結果、怖くなかった。
後半はなんだか盛り上がりに欠けていくけど、でもすごく面白かった。
が、出てくる女たちが私の好みじゃなかった。定も含めて。
やってるやってないは割と私には関係ないんだなって思った。
局部切るところは「おぉ」って思ったけど、死んでからなのねって感じで見てたな。
吉蔵ってとんでもなく優しくないか?
こんなに何でも許してくれる男なら、依存してしまうわ。
色気っていうか男らしさがすごいのに、兵隊さんたちが歩いてるときに逆行して歩く彼はなんか儚い感じがした。
身体は男らしいのに、表情や言葉はすごく優しい。
何されても優しくて、女をダメにしちゃうような感じが良い。
「悪魔のようなあいつ」と年代が近いこの作品。藤竜也ってなんかすごい役してるなぁ。
気になったのは、お尻が白い事ね。
毎回、「あ、お尻白っ」って思ってみてた。
この時ってふんどしとかじゃないのかな?それが違和感だった。
定は、この映画ではなんか、色狂いに感じちゃうな。
なんか、彼女の影が見えなくて、そう思っちゃうのかな?
あとね、自分のイメージしてる定って、もっときれいな人だったのよ。
だから、ちょっとほんと、いつも感情移入するような人間だけど、まったくできなくて、「なんでこの女優さんなん?」
と、しばらく時間が必要だった。
彼女も彼も、相手なんてどうでもよくて、依存する相手とされる相手が必要だっただけなんじゃないかな?とも思った。
吉蔵に奥さんがいて、彼女も彼を愛してたけど、だけど定ほどは求めてない。
定も、先生とかいるけどそれはお金のためだったし。。
「変態」と言われることを定は嫌がってた。
彼女は真面目に彼のことを愛してて、その表現がとにかくやることだった。
でもやっぱりそれって、普通に考えられないことだと思うし、それで結局お金が足りなくなるわけでしょ?
なんか、すごいよね。
吉蔵は彼女に愛されて幸せだったのかな?
なんか、とりあえずいいよいいよと言ってあげてて、そのまま殺されちゃったようにも感じちゃうんだよね。
でも、生きててもって思うところがあったのかもしれないと思わせるような感じもしたし。
それくらい、吉蔵については考えてしまう。
後半は、私にはよくわからなかったな。
なんていうか、盛り上がりに欠ける感じ?
ラストを見るためにこの作品を見てるのに、なんだかゆ~ったりしすぎというか。
あ、死んじゃった。
あ、切ってる。。。
ナレーション。終わり。みたいな。。
でも、エンドロールはなんかかっこよかったな。
これ見たら、「阿部定事件」をもっと知りたくなった。