●動乱の時代―67―内外経済の減速と「老後に2000万円不足する」金融庁の報告書不受理の波紋 | 激動に時代をどう生きたら良いかを考える。

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●動乱の時代―67―【消滅する旧世界と新秩序への胎動】-10-
内外経済の減速と「老後に2000万円不足する」金融庁の報告書不受理の波紋

 

 

何度か今までに世界経済の下降傾向が顕著になってきていると申し上げてきました。
4月―6月にかけてもその傾向がさらに顕著になってきています。

政府は、選挙を前にして景気が急速に後退していることを正面切って大きく宣言することはありません。

5月に発表された今年の第一4半期のGDPの消費と設備投資がマイナスになっています。このことは日本国内でも不景気が広がっていることを端的に物語っています。

 

トランプアメリカ大統領の打ち出した「アメリカファースト政策」は米中貿易戦争や中東でのイラン封じ込め政策などによって、世界の政治経済の構造が大きく根本的に変わりました。

世界の景気は、さらに大きく悪化して2-3年後に世界大恐慌に突入という感があります。

リーダー不在の世界の政治経済は、結局、行きつくところまで行くのではないかという気がしてなりません。

日本では今人出不足が業種・業態を問わず蔓延し、賃金は上昇してきて一見景気がよさそうに見えますが、企業経営は非常に厳しくなっています。

 

特に中小企業では廃業・倒産の波が押し寄せています。

今まで好況不況の波を受けないと言われてきた銀行業界ですら、店舗や人員を大幅に縮小してきています。

少子高齢化と人口減少という二重の重い病を抱えている日本では、今まで水面下に隠れていた矛盾や亀裂が急に一気に表面化してきた感じです。

今後、時代は急速に下克上の戦国時代になりつつあります。

 

つい最近、金融庁が「老後に2000万円不足する」との報告書を発表したら、参議院選挙を目の前にして、その報告書を財務大臣が受取を拒否するという事件がありました。

これは日本の年金制度を信じてきた普通の国民に対して、与党の国民に対する完全な裏切りであります。

「65歳過ぎてどうやって2000万円貯められるのか?」老齢者の怒りは相当なものです。
まさに踏んだり蹴ったりの事態です。

 

また若者や働き盛りの30―50歳の人たちにも「やっぱりそうだったのか」これからますます国や政府の言うことを信じなくなってくると思います。

私自身も長く自営業者だったので、僅かの国民年金を70歳過ぎてからもらっています。
もちろん国民年金だけでは微々たるものなので、それだけでは生活できません。

他方、国の財政は1100兆という莫大な借金を抱えていて、これを返済していくのに、まともな方法ではほとんど不可能です。

超緊縮予算を採用し予算規模を半分以下にし、公務員の給与をこれから100年ほど今の半分以下にするなどして借金を返済していくか・・・・

あるいは戦争直後の日本のように、ハイパーインフレを起こし円の価値を極端に下げて、膨大な借金を帳消しにしてしまうかの2つの方法しか思い当たりません。

 

いづれにしても物凄い混乱と痛みを伴います。

日本では新しい令和時代がスタートし、いま東京オリンピック開催ムードに沸いています。

しかし、この令和時代は、実は内外の情勢は非常に緊迫しており、過去の延長線上にない「どんなも起こりうる大変な動乱の時代になる」ことが真に予測されます。

 

つまり否が応でも、自分の身は自分で守るという厳しい時代となるでしょう。

*動乱に時代シリーズは、また随時投稿していく予定です。