強い痒みと水疱の手湿疹① | 子宝漢方相談、中医学の知恵で元気に☆ 和音(かのん)漢方堂 つつみのブログ

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滋賀県近江八幡市にてオープンした女性のための漢方相談専門店のつつみが、皆さんにお伝えしたい中医学の知恵や、食養生のこと、日々のこと。つぶやいていきます。
ねこ大好きの2人の子どもを持つ母で、私自身も漢方で元気に助けられています(^-^)漢方大好きママです!

和音(かのん)漢方堂
のつつみです。
ご覧くださりありがとうございます照れ

中医学を通して皆さんの健康の応援をしたいと思い綴っていますおねがい


今回は3回にわたって

手湿疹についてお伝えしようと思います。


    

水疱と痒みの汗疱湿


6月に入って
ご相談に来てくださった
小学3年生のAちゃん


5月頃から
手の湿疹で痒みが酷く辛いと
のご相談事。


実際見せて頂くと…

次々、小粒くらいの
水疱が出来てきて、痒く

その水疱が壊れると
皮がめくれてヒリヒリ。


皮膚科のお薬を使っていても
なかなかよくならず
来店下さいました。

生後6か月から湿疹があったようですが、大きくなるにつれ
ずいぶん肌は強くなって。

しかし昨年、足にも水疱が出来、その時はスムーズに治っていたようですが、今回はなかなか改善しないということでした。


さて、
食事内容や身体の事を詳しく
伺っていきました。

お通じがつきにくく
お野菜も少なめであることもわかりました。

友達とも深く関わるお年頃。
ストレスも全くないわけでは
ないかもしれません。


この手を治すには
Aちゃんの協力が必要であることを伝えました。


①お野菜を食べられるものを
食べる。
②お通じが出たか、確認する。
③漢方を飲む

Aちゃんの頑張りは、
次にきてくれたときの
自作のカレンダーで
分かりました。


1ヶ月でみるみる改善して
キレイな手のひらに変わりました。




お母さんからのメッセージ


蒸し暑さを感じる時期に入ったあたりから子供の手に汗疱ができるようになりました。

何かが触れるだけでも痒みと痛みがあるというので、包帯を巻いたり絆創膏をたくさん使用して学校に行っていました。


皮膚科で処方された強いステロイド剤で改善はされるけれども、またすぐに悪化する状況に悩んでおり、漢方薬で少しでも改善できないかと思い相談させていただきました。


子供に苦手な漢方薬を毎日飲ませるのはなかなか苦労しました。
一週間くらいで、痒みが少し改善してきたのをきっかけに、
自分からすすんで飲むようになりました。 
食事内容にも気を配り、
1ヶ月後には痒みもなくなり、
2ヶ月後にはすっかりキレイな状態になりました。


中医学では


このように
水疱が出来てくる
汗疱疹や主婦湿疹など
は、身体に不要な水分とこもった熱(炎症)から起こると考えています。

何故、不要な水分や炎症が起きるかは
体質によって異なります。


子どもさんの場合
まだ胃腸が大人ほど強くないのに、大人顔負けの
甘いお菓子や油の多いスナック菓子などを食べることも関係していると感じる昨今です。


又受験期等は
ストレスや、寝不足も関係しますし
勿論生まれ持った体質もあります。

体質や生活を把握すると
原因が見えてきます。


原因に応じた漢方や薬草のお茶等でこもった熱(炎症)や水分を
「湿熱」と言いますが
しっかり排泄していくと
改善しやすくなります。



夏休みが終わって
元気に笑顔で登校したお話を
ママから連絡を頂き
嬉しく思いますおねがい




女性特有の心や身体

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