掛川へ行ってきた。
母の実家がある菊川へは何度も行ったことがあるのだが、その母(来年十三回忌)が高校時代を過ごした(通学した)掛川の街を1度見てみたい、と最近思うようになった。
太平洋戦争の終結の時、多分母は女学校の1年生。
学校が新しい制度に変わり、併設中学校というのを経て、その後高校生になったと聞いた気がする。
戦争は終わっていたから、母にも楽しい高校時代があったのではないかと思うのだが、自分の話を聞いてもらってばかりだった私は母の若い時代のことにほとんど耳を傾けなかった。
菊川から掛川まで一駅だけ東海道線に乗っていた母。
お城のある街に通学するってどんな感じだったのかなぁ。
ということで、昨日はまず掛川城へ行ってみた。
閉門時刻間際の入場(空いていた)だったので駆け足での見学だったのだが、天守閣の上で説明をしてくれる方がいたので、母の母校の事を訊いてみた。
すると、当時とは場所が変わっている(校名は変わらず)とのこと。
変わる前の場所をお聞きして、翌日歩いてみることにした。
宿は駅前のビジネスホテル。
窓からお城がよく見えた(夜はライトアップしていた)。
そして今日、駅前からの風景を確認した後お城周辺を散策。
立派なお堀があって、母もここを渡ったのかなぁ、とかお城の横にある当時の男子校(ちなみに私の従兄弟はここの卒業生)の生徒とは通学ルートが違っていたのかなぁ、とか色々想像を巡らせてみた。
道行く人たちのイントネーションや、静岡に多いマキの生垣にも心が和んだ。
だいぶ歩いたので足はクタクタ。
静岡の来たのだから「さわやか」のハンバーグを食べてみたい(食べたこと無し)と、「天竜浜名湖線」に二駅乗って西掛川の「さわやか掛川本店」へ。
並ぶ覚悟だったのだが割とスムーズに入店できてラッキー。
横浜発「ハングリータイガー」のハンバーグが好きな私だけれど「さわやか」のも美味しくいただき、店員さんとの会話も楽しかった。
本数の少ないローカル線も巧く使えたし、あちこちで親切にしていただいたし、なんだか空の上から母が見ていてくれたのでは?
と、帰り際に少し涙が出た。
本当に、もっと色々聞いてあげればよかったなぁ。
歳をとった今だからそう思うのかもしれないけれど。
「自分が、自分が」の私でごめんなさい。
「天竜浜名湖線」っていうのは「いすみ鉄道」や「銚子電鉄」や「岳南電車」に乗ってワクワクした私には魅力的なローカル線。
浜松に宿泊して掛川まで全線乗車、っていうのを次の目標(?)にしよう。
静岡って好きだなぁ(半分ルーツだからかも)。
茶畑の風景ってとてもいい!!