英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。

 

 

 

ヤフーニュースにこのような記事がありました。

 

 

 

 

私はこの中で2ページの以下の箇所が目に留まりました。

 

 

英語学習も同じで、英単語の暗記や文法知識の詰め込みを軽視すれば、それだけ英文読解にも時間がかかる。とくに論説文の読解などは困難だろう。重要なのは、訳語を思い出さなくても英単語の意味がわかり、英文法知識を思い出さなくても英文法を無意識に使いこなせることにある。

 重要なのは暗記それ自体というより、「いったん暗記して、その知識を無意識に使いこなせるようになるまで練習すること」というプロセスを経ることにある。「暗記か思考か」という二項対立がそもそも誤りなのであって、問われているのは「基礎から応用へ」という順序をしっかりと守ることだ。

 

 
 
英語に限らず日本では暗記という言葉にマイナスのイメージを持つ人が多いです。
 
 
 
暗記は何も考えずにただ無味乾燥な楽しくない作業をするっていうイメージなのでしょうね。
 
 
 
でも何を学ぶにせよ、暗記をするという作業は大なり小なり必要です。
 
 
 
語学は特に必要ですが…
 
 
 
英文法ばかりをやるから日本人は英語を話せないとよく言われますが、上の記事に書かれているように英文法の知識を思い出さなくても英文法を使いこなせるようにならないと英語を話すことはできません。
 
 
 
英文法が気になって英語が話せないという人もいますが、それは英文法の習熟が不十分だからです。
 
 
 
一言で言えば練習不足ですね。
 
 
 
 
英文法は、英語のルール(型)です。
 
 
 
型というのは振り回されている内はダメで、自在に使いこなせるようにならないといけないと故國弘正雄先生は著書の中でおっしゃっています。
 
 
 
この記事の最後に気になることが書かれています。
 
 
ところが、日本でも気になる動きが始まっている。2030年度以降の次期学習指導要領では、情報教育を増やすため、国語や算数など多くの教科の授業時数を3〜4%程度減らす方針が打ち出されている。

 ※朝日新聞「小・中学校の授業数、各教科一律に3〜4%削減 情報教育拡充で」(2026年9月25日)

 文科省は学習内容自体は維持するとしているが、PISAで基礎学力の重要性が改めて示された直後に、基礎教科の時間を削ることが本当に正しいのかを検討すべきだ。

 日本がOECD首位に立った背景には、「暗記は悪」という偏見にとらわれず、基礎学力を重視してきたことがある。テクノロジーの活用や自主性を重んじる教え方は「応用」に属するもので、「基礎」という学力の土台はこれまでどおりしっかりやっていくべきだ。
 
 
 
以前のブログでも書きましたが、私は、国語、算数の授業時間を減らすことには反対です。
 
 
 
減らすなら絶対に英語です。
 
 
 
情報も今の時代に必要なのは分かりますが、小学校から学ぶ必要性を私は全く感じません。
 
 
 
日本が明治維新に成功したのは、色々な要因がありますが、国民の識字率が高かったことも1つの要因です。
 
 
 
国民の識字率が高かったのは、江戸時代の寺子屋の教育のおかげです。
 
 
 
寺子屋で教えていたのは、読み書き、そろばん、漢文の素読です。
 
 
 
教育は時代の変化に対応できるように、学習指導要領を変えることは必要だと思います。
 
 
 
ただ国語や算数のような基礎教科の時間を削るのは止めて欲しいです。
 
 
 
例え時代が変わろうとも、「基礎」という学力の土台はしっかりやっていって欲しいです。
 
 
 
皆さんはどう思われますか?
 

 

 

ご意見、感想大歓迎です。

 

 

 

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