英語講師、通訳、翻訳者の門田直樹です。
日本人は英語(外国語)ができないということはよく言われます。
日本人が英語が出来ない理由は、
①英語と日本語の言語間の距離が遠い
②英語を使う必要性がほとんどない
③英語を使わなくても日常生活が成り立つ
等々色々挙げられます。
でも私は英語学習者の方と話していて、多くの人が英語ができるようになるまでにかかる時間を少なく見積もり過ぎているのではないかと感じることが多いです。
多くの人が、「英語ぐらい話せるようになりたい」、「日常会話ぐらいできるようになりたい」と言いますが、英語で日常会話が(ある程度)できるようになるためにはかなりの時間がかかります。
簡単な日常会話ができるようになるためにかかる時間は諸説ありますが、大体1,000~2,000時間ぐらいと言われています。
例えば、毎日30分の学習では約3~4年、週末だけ2時間学習するのであれば10年近くかかる計算になります。
こう聞くと、「そんなにかかるの」と思われるかもしれませんが、逆に言えばコツコツ続ければ、必ず到達できるということです。
私自身25年の英語指導歴の中で多くの学習者を見てきましたが、結果を出している人に共通しているのは、「英語学習を継続したということ」、ただそれだけです。
才能や年齢ではなく、継続できたかどうか。
これが全てと言っても過言ではありません。
英語学習を始めて数ヶ月で挫折される方が多いですが、数ヶ月では正直言って進歩を感じるのは難しいのが現実。
英語学習を始めて数ヶ月では進歩をあまり感じられなくても仕方がありません。
英語力は右肩上がりで上がっていくのではなく、ある程度学習を続けて初めて英語力の伸びを感じることの方が経験上多いですね。
最近はSNSでも英語学習関連の投稿を見ることが多くなりました。
○○ヶ月で英検○級に合格とか、○○ヶ月でTOEIC○○点のような投稿を見ると気持ちが焦ってしまうかもしれません。
でも比較するのは他人ではなく、過去の自分です。
多少人と比較して進歩が遅くても気にすることはないです。
英語学習は人との競争ではありません。
英語(語学)学習を継続するためには、結果にばかりにフォーカスするのではなく、過程を楽しむことが重要ですね。
英語スクールAspireを運営されている植田一三先生は、Let's enjoy the processとおっしゃっていますが、同感です。
人と比較して多少遠回りしたとしても、その過程を楽しめれば良いではありませんか。
ではどうすれば過程を楽しめるのでしょうか?
私がお勧めするのは
・自分が好きなコンテンツ(映画、音楽、ニュース等)を英語で楽しむ
・小さな成長を記録する(昨日聞き取れなかった英語が今日は聞き取れた等)
・学習仲間を作る
特に小さな成長の積み重ねを実感することが、モチベーション維持には効果的です。
人と比較して多少遠回りしたとしても、その過程を楽しめれば良いではありませんか?
私自身、これまで数え切れないほどの遠回りをしてきました。
効果的とは言えない学習法を試したこともあります。
でも、その1つ1つが今の自分を作っているのだと実感しています。
遠回りしたからこそ、学習者の気持ちが分かる。
つまずいたからこそ、どこでつまずきやすいか分かる。
そう考えると、無駄な経験なんて1つもなかったんですね。
英語学習に「遅すぎる」ということはありません。
一緒に語学学習を楽しんでいきましょう!!
ご意見、感想大歓迎です。
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