英語講師、英日翻訳者の門田直樹です。
先日ワールドシリーズが終わり、ロサンジェルスドジャースが史上初の連覇を達成しました。
日本人選手の活躍が目立ったワールドシリーズでしたね。
シリーズでMVPを獲得した山本由伸選手が会見で、「何としても負けるわけにはいかないので」を園田芳大通訳が「Losing isn't an option」と通訳していましたが、これは名通訳だと思います。
山本選手の通訳をそのまま直訳しても通じますが、文が長くなりますし、冗長な感じがしてしまいます。
良い通訳というのは場面によるので一概には言えませんが、なるべく易しい言葉で簡潔に伝えるのが良いと私は考えています。
Less is moreと言えるかもしれません。
その点ではLosing isn't an optionは完璧ですね。![]()
この言葉を印字したグッズがすぐに売り出され、SNSでは本人が言っていない名言と話題になっているそうです。![]()
通訳者が選手の株を上げたという点で園田さんの功績は大きいですね。
今後も海を渡る選手は多いと思いますので、球団はいかに良い通訳者を雇うかが重要になってくるかもしれません。
今後も日本人選手の活躍を期待したいと思います。![]()
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