英語コーチ、英日翻訳者の門田直樹です。
私が大学受験をしたのは1989年です。
私が受験した当時は、早稲田大学の問題の難易度は、
英語 普通~やや易しい
国語 難しい
社会 難しい
という感じでした。
一方慶応義塾大学の問題の難易度は
英語 難しい
社会 やや難しい
小論文やや難しい
という感じでした。
ですから早稲田大学については国語と世界史を重点的に、慶応義塾大学については英語を重点的に対策をしました。
早稲田大学の国語の問題で今でもよく覚えているのが赤本、青本、緑本(Z会)で解答が割れている問題がよくあったこと。
どれを信じれば良いのだと途方にくれましたが、私は駿台予備校に行っていたので青本の解答を信じていました。
受験が終わった後も時々大学受験の時の夢を見ますが、大体国語が出来なくて焦っている夢ばかり。
それくらい早稲田の国語には悩まされました。
世界史はとにかく細かい知識を問われるので、山川出版社の世界史用語集を1冊丸暗記しました。
用語集を全部覚えても早稲田の世界史で解けない問題があったので、最後は用語集に出ていない用語を世界史小辞典で調べて、用語集の余白に書いていたのも懐かしい思い出です。
ここまでやってMARCHの世界史はほぼ満点、早慶の大半の学部でも9割取れましたが、早稲田の政経の世界史だけは9割に少し届きませんでした。
当時は用語集に出ている用語の頻度もほぼ全部覚えていたので、友人から「歩く世界史用語集」と言われていました。
今は残念ながらほとんど覚えていません…
当時は英語、世界史、国語の順に得意でした。
でも皮肉なことに第1志望の早稲田大学の政治経済学部に落ちたのは一番得意な英語が出来なかったからなんですよね。
そこまで難しい問題ではなかったのですが、1番の問題でつまづいて失敗してしまいました。
受験はちょっとしたことで合否が変わるということを思い知らされました。
話しを今の入試問題に戻しますが、最近の早稲田大学の英語の問題を見ていると、私が受験したころの問題とは比較にならないぐらい難しくなっています。
ちなみに慶応義塾大学の問題は昔と変わらず今も難しいです。
まず問題の量が多いですし、単語のレベルもかなり上がっていますね。
後数年前の問題と比べても難しくなっています。
特に文化構想学部、商学部、教育学部。(法学部と社会学部は昔から難しい!!)
ただ難しいと言っても誰も解けそうにない問題も結構ありますので、そうした問題は捨てて、差がつきやすい「やや難しい問題」をしっかりと取れば合格出来ます。
先日紹介したこの単語集に載っている単語が今年の早稲田大学の入試問題に出たそうです。
【ピナクル×2024】
— 山崎竜成 (@yamazaki_prepE) February 22, 2024
早稲田の商学部はピナクルに併せて問題を作成したかのような作りで、やりこんだ人はラッキー pic.twitter.com/JB9MeLqOMT
早慶の入試ではもうこれくらいのレベルの単語は必須になっているのかもしれません。
受験生は大変だと思いますが、頑張りましょう。
御意見、感想、大歓迎です。
第6版になって語法の説明がさらに詳しくなりました。
高校生にもお勧め。
定番の英和辞典。
私の住んでいる地域の多くの高校で使われている英和辞典です。
コーパスからの引用が便利な辞典。
2.英英辞典
中級レベルの学習者が使える英英辞典。
約2,000語の英語で説明されています。
似た意味の語句の違いの解説が分かりやすいです。
約3000語の単語で説明されている英英辞典。
収録語数も多く、中上級者向け。
3.スピーキング用教材
私がほぼ毎日トレーニングしている教材。
これからハノンを始める人は上級者の人でも初級から始めることをお勧めします。
中級、上級は音声のスピードも速いので、最初はかなり大変です。
最近abceedでもハノンの音声が配信されています。
abceedでは音声のスピードを変えることができますので、こちらを使って見てください。