意見陳述書
平成18年12月6日
東京地方裁判所刑事第2部 御中
被 告 人 植 草 一 秀
「否認を続ければ、裁判で私生活を攻撃して家族を徹底的に苦しめてやる」
と
学校等でのいじめを意図的に誘発するとも受け取れる発言を繰り返し、
また警察官は、
「否認して裁判になれば必ずマスコミのえじきになる」、
「否認すれば長期の勾留となり小菅に移送される」と
繰り返し述べ、
罪を認めることを迫り続けました。
現実に現在私は長期間勾留され、
また私が営んでおります事業の顧客データも押収されているため、
私の経営している零細な事業にも重大な支障が生じております。
それでも私は、
自らの誇りと人間としての尊厳に鑑みて、
事実に反して罪を認めることはできないと考え、
無実の主張を貫いて現在に至っております。
裁判所におかれましては、
予断・偏見を持たれることなく、
被告事件について、
適正な手続に基づいて真相を究明し、
関係法令の適正な運用に基づき正しい判決を下されますよう強くお願い申し上げます。
以 上