米穀加工販売会社「三笠フーズ」(大阪市北区)が、発がん性のあるカビ毒や残留農薬に汚染された工業用の「事故米」を食用と偽り転売していた問題で、同社が過去5年間に国から直接購入した汚染米1779トンとは別に、商社2社から約740トンの汚染米を買い取っていたことが8日、農林水産省の調べでわかった。
同省は、汚染米の流通量がさらに膨らむとみて実態解明を急いでいる。
新たに判明したうち約600トンは、ネオニコチノイド系の殺虫剤「アセタミプリド」が基準値を超えて残留していたベトナム産米で、「双日」(東京都港区)が輸入し、九州の米穀卸会社を通じて三笠フーズに売却された。約140トンは、2005年度に輸入されたタイ米にカビが発生したため、住友商事(中央区)が国から買い戻し、三笠フーズに売却された。(読売新聞 - 09月08日 14:33)
農林水産省
原産国でも食べない斯様な「事故米」を、中国、米国、タイ、豪州、ベトナムから輸入する。「食用」と偽っての転売事故米は、ウルグアイラウンド合意で、
日本が外国からの購入を義務づけられた「輸入米」(年間計77万トンを上記の国から購入年間計2000トン)
、「メタミドホス」が検出された米は、「輸入米」の中の、中国産米(もち米)。
「ポジティブリスト制度」サンプル検査で、基準値を超える分量が検出された。
ゆえに、「事故米」とし、
合板接着用の「工業用のり」などへの使用に限る、
として業者に落札・販売2006-07年)分に該当する。
「三笠フーズ」が落札した分中国産の「事故米」が800トン、カビ毒のアフラトキシンが検出された「事故米」(中国、米国、ベトナムから輸入)9トン、
同社は、これら事故米を「食用」輸入米と偽り、米菓メーカー、和菓子メーカーに仲介業者を通じて販売。その一方では、九州の焼酎メーカー、肥料メーカーに直接販売。
同社の販売計295トン、295トンの転売先は「九州、近畿地方の仲介業者・米穀店など約12社以上に転売されたという。
気づいていたのか?
安いものには訳がある。
必ずしっぺ返しが来ます。
消費者も安ければ何か訳があると認識しなければ、
犯罪の助長になるのです。
酒造メーカーの苦悩もわかります。
でも安い米を材料にしていた。
それは うす薄 気づいてたのでは無いか?