古事記 天孫降臨の場所が確定。 | 剣山TVのBlog

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剣山TV 剣山に隠匿されているという失われたアーク 契約の箱の真実を求めて旅するブログ。邪馬台国 四国山上説に基づくミステリーを検証していきます。古代史研究家 大杉博氏の考察をご紹介していきます。

  山焼きの痕跡 木々がなくハゲ山になっている。

 

古代からの登山道は、山焼きを行い整備され高速で移動できました。

航空写真から解るように尾根伝いに移動するのが合理的なのがわかります。

 

山焼きされていない尾根は

古代の移動ルートではなかったといっても

過言ではありません。

 

読者の皆さんの中にも 

標高が高いところには

木々が育たないのでは?

という反論もあるかと思いますが

四国山地は2000mから1000mの高い山が

ある訳ですが決して「森林限界」と呼ばれる

木々が生息できない場所ではありません。

古代の人々が時間をかけ山頂部や尾根を整備してきたのです。

 

現在も山々の尾根が市町村などの境界線となっています。

それほど重要だったのです。

 

剣山付近の地図 境界線が尾根なのがわかる

 

剣山 丸笹山 赤帽山 網付山とつながっているのが確認できます。

 

天孫降臨の一行もごく自然にこのコースをとり 葦原中国に向かったのです。

たなびく雲をかき分けながら・・・・

 

赤い線は現在の車の道。つづら折りに山裾を削り大変な土木工事により完成しています。

大雨で簡単に崖崩れが起こり通行止にもなります。

現在でも剣山地は秘境なのです。

 

紫の破線が尾根の道 この地図では市町村の境界線として表示されています。

 

次回は古事記の記述にある尾根ルートの決定的な文献証拠をご紹介します。

お楽しみに。