2月22日に、厚生労働省は

医薬品の販売制度に関する検討会

を開催しました。

 

その中で、処方せん医薬品以外の

医療用医薬品の販売が議論されました。

零売』と呼ばれるもので、

薬局薬剤師ができる数少ない権限です。

 

 

権限といっても、アイとしては

グレーな領域だと考えていて、

手を出したことはないです。

 

ビジネスの世界は基本、

なんでもありです。

グレーな領域を攻めることも。

 

ただ、見過ごせない規模に

なってくれば、取り締まりが

入るのは世の常です。

 

この検討会は第1回とのこと

ですが、ここらで芽を摘むつもり

なのでしょう。

以下3つの論点について、

議論が交わされました。

 

①処方せん医薬品以外の医療用医薬品は、

医療の中で用いられるものであるため、

運用上「やむを得ない場合」に限り

販売することとしているところ、近年

処方箋医薬品以外の医療用医薬品を

日常的に販売している例が多くみられるが、

どう考えるか。

②緊急的に薬剤師の判断する

「やむを得ない場合」として、

具体的にどのような場合に販売可能と

することが適切か。

③処方箋医薬品以外の医療用医薬品の

法的位置付けについてどう考えるか。

 

検討会といっても、結論ありき。

零売に新たなルールが決められると

思います。

消費者にとって役立つものではなく、

権力者にとって都合のよいものへと。

 

薬局薬剤師として25年以上

働いてきた立場から言わせてもらうと、

バカな話です。

 

なぜ、零売に需要があるのか?

自費で薬を買いたければ、

市販薬を買えばいいのに。

 

要は、市販薬が消費者のニーズを

満たせていないのです。

例えば、種類の少なさや効果の弱さ。

対象者が限定されていて、それに

当てはまらない人は購入できなかったり、

医療保険で処方される薬より

値段が高過ぎるのも原因でしょう。

 

この国は医師の権力が強過ぎて、

誰もそれを止められない。

市販薬の拡充を、日本最強の

既得権益団体である医師会は

妨害し続けています。

 

よく効く市販薬が自由かつ

安く手に入るようになれば、

患者が病院にかからなくなって、

開業医の儲けが減るからです。

 

 

最近は上記のようなサイトも

増えてきました。

零売には反対の立場を取りながら、

医師は医療用医薬品を自費で

売りつけています。

 

零売と何が違うのでしょうか?

処方権を持つ医師だから?

しかもダイエットや美容目的で

医療用医薬品を本来の適応とは

違う用途で使用しているウワサも

あり、零売より追及すべき問題だと

アイは思います。

 

でも、なぜか取り締まりどころか

議論さえ封殺されるのですよね。

医師会には、そこまでの権力がある

ということです。

 

 

患者のための医療。

アイはそれが夢物語だと

知っています。

少なくとも日本では。

 

医師のための医療であり、

医師にとって都合の良い

ルールだけがまかり通るのが

この国の現実です。

 

薬局はどう立ち回ればいいのか。

例えるなら、主催者がその場の

思いつきでルールを変える

サバイバルゲームに参加している

ようなもので、悩んでも意味が

ありません。

 

強引なことはしない。

かといって諦めたりしない。

中道、どっちつかずの正義と

いうやつです。