成人の日も過ぎると、

本格的に新年の始まりと

いう気持ちになります。

 

成人式は『ニ十歳の集い

と、名称変更されたそうですね。

昨年の4月に、18歳から成人と

民法が改正されました。

 

18歳でこの時期となると、

大学受験と重なります。

飲酒・喫煙は20歳から、

というのは改正されなかった

点からみても、二十歳の集いは

合理的に思えます。

 

まあ、アイは成人式に参加

しなかったのですけどね。

小中高とまともに通学できて

いないので、懐かしむ過去も

会いたい友達もいません。

母親は、二十歳まで生き延びた

だけで十分と言ってくれました。

 

ニ十歳どころかその倍以上の

年齢になっても、アイは

前を向くしかないのです。

否応なしに。

 

 

なもさん、コメントありがとう

ございます。

かなり前までさかのぼって

読んで頂いたようで、

読み難かったですよね。

 

読み易く修正はできるのですが、

自分で書いたものを読み返すことは

ないので、申し訳ありません。

 

アイはお褒めの言葉を頂けるような

薬剤師ではないです。どの業界でも

上位ランカーは強いこだわりを持つ

ものですが、アイはこだわらない

からです。

 

こだわりは心身に負荷をかけます。

病弱に生まれたアイは、省エネ運転が

性根に染みついてしまっています。

 

立場が人を作るのは本当で、

経営者になれば、幅広い知識や

スキルは自然と身に付きます。

経営者は孤独ですが、

アイはそれ以前から孤独なので、

なんでも自分で調べて、

自分で築き上げてきました。

 

ましてアイは、平和ボケした

経営者ではありません。

戦時中の経営者ですよ。

 

電子薬歴についても、

こだわりはありません。

レセコンと比べて参入障壁が低い

電子カルテや電子薬歴はますます

便利になって、いずれはたいして

変わらなくなるでしょう。

進化しきったスマホのように。

 

 

 

 

 

 

近年はこの先生を参考に薬歴を

書くようにしていますが、

正直ここまでこだわる必要が

あるのでしょうか。

 

薬歴なんて制度があるのは、

アイが知る限り日本だけで、

しかも日本でも薬局だけです。

 

薬剤師がバイトとして勤める、

ある救急診療所の話をします。

 

診療所内で働くので、

薬局ではありません。

つまり薬歴を書く必要もなければ、

院外処方せんもないわけです。

 

医師は指示せんという形で

処方を出してきますが、

まあアレです。

薬剤師なら多少アレでも

わかるでしょ、というのが

その診療所のルールです。

 

指示せんは内部文書なので、

院外処方せんほど正確に

記載する義務はありません。

約束処方の略語だけでも通ります。

約束処方とは、要するに

セットメニューです。

アスベリン・トランサミン・

ムコダインでAセットとか)

 

もちろん、アレのままでは

ソレなので、後でカルテに

正確な処方内容を書いておく

ことになっています。

 

ご存知の方もいるでしょうが、

病院内では医師の監督の下、

無資格者でも薬を取り扱って

いいことになっています。

 

それなのに、その診療所では

人件費が高くなっても、

薬剤師を雇用している。

開業当初からではなく、

ある時期から。

 

余計な詮索はしませんが、

やらかしたのでしょうね。

 

誰かの不幸が、誰かのために

活かされたと思うしかありません。

 

間違いが起こらなければ

それでいいのかもしれませんが、

薬局という外部の目がないと、

医療は秩序無きものに

なりかねません。

 

薬局薬剤師として25年近く

働いてきた経験から言わせてもらうと、

医薬分業とは秩序の象徴です。

 

残念ながら、象徴であって

具体的な権限は日本の薬局薬剤師には

ありません。現状では意味がないと

いわれればその通りです。

 

秩序の価値がわからなかったり、

秩序があっては自分が損をするので

邪魔だと考える人もいるでしょう。

 

だけど、秩序が完全に壊れてしまった

後では遅いのですよ。

 

絶対に逆らえない立場で

機械のように働くと、

その恐ろしさがわかるというものです。