こんばんは、アイです。
厳しい寒さが続きますね。
風邪をひいたりしていませんか。
うがいと手洗いを欠かさずに、外を出歩く時はマスクをして、
栄養補給に務めましょう。
それでもひく時はひきますけど、やるべきことはやっとくものです。
病は気からと、よく言うでしょう?
>奈良県の薬局チェーンで偽造されたC型肝炎治療薬「ハーボニー」が
見つかった問題で、厚生労働省は23日、東京都内の卸売業者2カ所で
計9個の偽造品が見つかったと発表した。患者の手には渡っておらず、
これまでに健康被害の報告はない。厚労省によると、偽造品はいずれも
正規のボトルに入っていたが、ボトルが入っている外箱や添付文書が
ない状態だったという。偽造品が発見された卸売業者は、奈良県の
薬局チェーンに偽造品を販売した卸売業者にもハーボニーを卸したとみられ、
厚労省は引き続き流通経路の解明を急いでいる。
やってくれたな。
記事を読みながら、思わず舌打ちするアイ。
処方せん薬の偽造品流通という、起こってはならない事件ですけど、
卸売業者や薬局チェーンの気持ちもわかります。
ハーボニーのような超高額医薬品は、卸売業者が限定されています。
正規ルートではアイの知る限り、スズケンか東邦薬品しか仕入れができません。
卸売業者が限定されているのは、売る側に有利な状況を作るためでしょう。
儲かるのは製薬会社だけで、中間の卸売業者や医療機関は差益を
ほとんど取れません。要するに仕入れ価格でお客さんに商品を
販売するようなもので、何の得にもならないわけです。
まあ、それでも売るだけの価値があるということですけど。
なんとかして安く仕入れるルートはないかと、探してしまうのは
経営者としては当然です。そこを狙われたということでしょう。
しかし報道を読む限り、その薬局チェーンに落ち度があったと
アイには思えません。
偽造品の仕入れ先は、ちゃんと国の認可を取った
医薬品卸業者のようです。なにより、患者さんの手に渡ってないと
いうことは、薬剤師は偽造品を見破ったということでしょう。
正規ルートでない以上、リスクを承知で仕入れたのでしょうから、
あとは自己責任です。
(もし見破れずに患者さんの手に渡っていたとしたら大問題でした。)
偽造品を仕入れ費用を製薬会社が補償してくれるとは思えませんけど、
授業料として払うしかないですね。
よその薬局のトラブルなんてアイにはどうでもいいですけど、
心配なのはこの事件の影響です。
アイは最近、大手の卸売業者以外の仕入先を模索していました。
毎年薬価改定ということになれば、薬局は死活問題です。
少しでも安く薬を仕入れられるよう、ルートを開拓しておかねばなりません。
マイナーな卸売業者や現金問屋とも取引を始め、不動在庫売買
仲介サイトも利用するようになりました。
ですが、この事件の影響により、そういったルートでの仕入れが
厳しくなるかもしれません。いや、厳しくなるでしょうね。
誰でも考えることは同じです。仕入れに苦しむ医療機関を
ターゲットにして、金儲けを企む悪徳業者が出現してもおかしくありません。
現時点でそれを再認識できたのは、ある意味よかったです。
東京都薬剤師会館のある神田駅周辺には、
薬の現金問屋がいくつもあります。
大手薬局チェーンのような強い価格交渉力を持たない中小の薬局を
支えてきたのでしょう。
少しくたびれた店構えを見るに、彼らだって決して楽では
ないのでしょうが、偽造品を扱うようでは話になりません。
プロを自称するなら、fakeにはご用心です。