民主党の、小沢一郎氏の所信演説を聴きました。
まあ内容なんてアテにしちゃいないんですけど小沢さんの声が枯れているのが気になりました。
病気か、あるいは、あちこちですでに活動していたためにそうなったのか。いずれにしても
決戦の時は、近いのでしょうね。
よく、国民不在の政治なんて、メディアははやし立てますけど。
国会議員だって内心は、別にてめーらのためにやってんじゃねーよ。自分がやりたいから
やってんだなんて、思ってるんじゃないでしょうか。
政党というのは、本来政策で選ぶのがスジであり、そのためのマニュフェストですが、
政党を選ぶための手段である選挙というのは、結局は戦いです。
勝たなきゃ終わりの戦いがある。とりあえず勝つ。国のこととか考えんのは
とりあえずアイツぶっ飛ばしてからだ
・・・なんてね。だからアイは、間違ってるかもしんないけど。政策で政党を選ぶことはありません。
選挙は、人物で選びます。
クリーンじゃなくてもいい。とりあえず、馬鹿はもううんざりだ。
ausadhi薬剤部長。コメント、ありがとうございます。
地元テレビの健康番組にも出演するなんて、大活躍じゃないですか。すごいと思います。
人間嫌いのくせに、ちょっと見栄っ張りでもあるアイは、いつか日経DIとかに掲載されるように
なりたいなぁなんてささやかな野望を抱えていたりします。
いまのアイがあるのは、いろんな人たちに助けられてきたおかげです。だけど、それと同じくらい
吠え面かかせてやりたい相手も、いたりして。
ところで先日放送された、確か大胆MAPとかいう番組だったかな。
親が子供に就かせたい職業ランキングというのがありまして、薬剤師が3位に入っていたのを
見て、正直驚いたのを覚えています。
1位が公務員で、2位が医者で、4位と5位が教師と看護師だったかな。マジで?って感じでした。
安心な職業だとでも、思われているのでしょうか。
ausadhi薬剤部長のように地元テレビへの出演活動なども、影響があるのかもしれませんね。
がんばってください!(^O^)
「・・・で、この列が血圧、この列が胃腸薬、左端側が精神安定剤と、
だいたい薬効順でクスリは並べられています。五十音順で並べるか、薬効順で並べるか、
それは薬局ごとの判断で分かれるけどねー。薬効順で並べるとこのほうが多いんじゃないかしら。
万が一クスリの取り違えをした場合、似た効果のクスリとぜーんぜん違うクスリの場合では、
その後のトラブルの重大さが変わってくるしね。覚えんの大変だけど、なに、
キーボードと同じよ。すぐ慣れる。」
サインペンで調剤棚を指し示しながら、パートの薬剤師さんに仕事のガイダンスを行うアイ。
ひとりは48歳の経験者ですが、PCの操作ができません。
レセコン入力も、事務任せの薬局で勤めていたとのことで、全くわからないとのこと。
(実際そういう調剤薬局は結構あります。)
レセコンはともかく、アイの薬局では電子薬歴を導入しているので、PCの操作はある程度
できないと、困ります。
この人に対しては、パソコン教室のような感じで教えてます。
少し気弱な、おとなしい感じの人ですが、採用することにしました。昔の薬剤師のイメージだけど
マジメで、裏切ることはなさそう。
もうひとりは、転職支援会社から紹介を受けた人です。
アイの1コ上ですが、背が170センチと高くて、スタイルの良いかなり美人さんです。
某有名国立大学の薬学部を卒業した後、大手製薬会社に勤務し、その後TVドラマのディレクター
(最近だと、あるさえない中年医師が病院の再生に奮闘するという医療ドラマに参加したようです)
と結婚・出産し、再就職を考えるようになったとのこと。
・・・なんていうか、転職支援会社ってすげぇな。
なんか、すごいやる気にあふれてて、熱心なんですけど。・・・だ、だまされてないよね?
半年したらいきなり辞めたり(転職支援会社の場合高い紹介手数料を取られますが、
半年以内に辞めた場合、月数に応じて紹介手数料を返金してくれる。)しないよね?
ただ、調剤薬局での経験はなし。ゼロからのスタートです。
アイの話を真面目に聞き、熱心にメモを取る様は、見ていて気持ちがいいです。
昔の自分を・・・いや、アイが新人の頃は、感じ悪かったなぁ。
先輩の指導に、腕組みしてアゴをちょっと上に向けて、質問ばっかしてふーん、とか、
な-るほどねー、とかばかり言ってた気がする。
昔からアイは、ビジネスとは人より、システムであると考える傾向があります。
人が大事、人、人って言うけどさぁ。農業や漁業に医療、ていうかそもそも日本政治、
うまくいってないジャンルはみんな、システムの機能不全に陥ってるじゃん。
だから、その職場でうまくやっていこうとかどうとかより、その職場のシステムは
どうなってて、それにどう関わっていけばいいかが、気になるのです。
当時、22歳で大学を卒業してある調剤薬局チェーンに就職したアイは、理解ある同僚や上司のもと、
それなりに実績を上げ、着実にポジションを上げていきました。
しかし、20代も後半にさしかかった時。会社での人事により、アイに理解のない人が、
上司になりました。
その上司は女性でしたが、選り好みというか、自分の気に入った人は手厚く重用し、
気に入らない人は評価をガッツリ下げて辞めるように追い込んでいく人でした。
好きではなかったのですが、上司のほうから話しかけてくるので、よく話はしました。
たいがいは、くだらない議論が多かったです。
アイは、薬局の仕事はチームなんだから、評価をあんま明暗分けんのはよくないと言いました。
使えないのも、いるさ。それでもいい。使えないのもそれなりに有用になるように。
システムを整備していきましょうということばかり、言ってました。
上司の考えは、全く違っていて。
使えないのはチームの邪魔になるだけだから、いなくていい。
有能な人がいて、それがみんなを引っ張っていく。だから有能な人を選んで育成して
いかなければならない。駄目な人には自分の能力を生かせる場が他にあるんじゃないかしら。
アンタの言ってるのは、マニュアル至上主義でしょう?アタシそーいうのキライだし、
アンタ本をたくさん読むのはいいけど、すぐ実践しようとしないで、もう少し自分の中で
消化してからのほうがいいんじゃない?って、よく言われました。
まあ、ねぇ。
おとなしく聞いとけばいいのに、アイはニヤニヤしながら、貴女の選ぶ有能な人というのは、
しょせん貴女の仲良しこよしじゃなかったでしたっけ。エースの登場を待ってて、それに
なんとかしてもらえりゃあラクでしょうけどさぁ、そんなだから野球だって相撲だって
ヘタれてきてんじゃん。もっとシステムを、システムを!追求しようよなんて言うもんだから。
監査台にヒジをつき、ぼーっとするアイ。
新人さんが、アイの次の言葉を待っています。
「・・・まあ、コーヒーでも飲もうか。」
「あ、あたし入れてきます。」
青いナースサンダルをパタパタと鳴らして、新人さんが休憩室に走っていきました。
アイは、その会社を辞めなければならなくなった。
いまにして思えば、きっとあの上司は、人に対する期待値が高くて。
そしてアイが、人に対してほとんど期待しないという、価値観の違いなのでしょう。
誰かに必要とされたことなんて、ずっとずっと、ない。
アイが求人で選んだ条件といえば、調剤薬局はオンナの職場ですけど、あんまチビじゃないこと。
それだけ。
調剤薬局は在庫が増える運命にあり、調剤室を簡単に拡張なんてできない以上、
自然と収納スペースを、上へ上へと求めるようになります。だからチビだけは、向いてない。
新人さんが入れてくれたコーヒーを受け取るアイ。
「お砂糖は?」
「いらない」
「ミルクは?」
「いらない」
ためいきをついて、アイを見つめてきます。
「だからですか?先生、細いですよねー・・・すっごく、若く見えるし。あ、そうだ。
そのコーヒーカップ、底にお名前が彫られてますけど。ひょっとしたら、手作りですか?」
「ああ」
カップを持ち上げるアイ。
「おばあちゃんが、くれた。死ぬ前に。ディサービスで、通ってくる利用者さんたちに粘土を
提供して、窯で焼き物をしてくれるのよ。残念ながら、アイの分しか間に合わなかったんだけど。」
「へー」
笑う新人さん。受付に座ってるアイの母親のほうを振り返ります。
「仲の良い家族なんですね。」
「どうかな」
肩をすくめるアイ。
「まぁ、調剤の合間に労災とか返戻とか3ヶ月ごとの在庫の過重平均値の計算とか、
いろいろヒマつぶしにやってもらうと思うけど。お刺身にタンポポのせるような
仕事だと思って、やってよ。」
キンチョーしてきました・・・というアイより年上の新人さんに、ちょっとだけ笑ってみせました。
to be continued・・・⇒