いやー、新しい液晶テレビで観る北京オリンピックは、楽しいですね!(≧▽≦)
いまのところ、特に危惧していたようなトラブルもなく順調に進行しているようで、がっかり
安心しました。
それにしても、中国の獲得した金メダルがもう40個にもなるというのは、正直驚きです( ̄□ ̄;)
ひとりで8個もとった選手がいるアメリカがまだ20個台だというのですから、これはもう中国の
圧勝状態。
主催国だったとはいえ、少なくともスポーツでは、中国は世界一になったといってもいいのでは
ないでしょうか。
オリンピック前の様々な問題を乗り越えてのこの結果は、中国に大きな自信を与えることに
なると思います。自分たちはこれでいいんだ、と。
さて、これから中国は、どうなっていくんだろう。
このオリンピックが、なにかのターニングポイントになるかもしれない・・・なんて、
考えすぎでしょうか。
ぬりかべさん、ausadhi薬剤部長、コメント、ありがとうございます。
ぬりかべさんへ。アイも人を正式に雇うのは、これがはじめてです。
アイに長としての適正があるかは、まあないんじゃないかなって思ってますけど。
基本的に自由人だしな。
とはいえ、人を雇うようになってはじめて、経営者として1人前。避けては通れません。
ひとりで気楽に営むことができるというのなら、それが1番だと思います。
でもアイは、人生で満たされたことがあまりなかったアイは、現状に満足なんてできないから。
まあ、悩むことも我慢しなきゃいけないこともきっとあるでしょう。若いからな。
ラクをしてないというのは、戦ってる証拠だ。
ausadhi薬剤部長、コメント、ありがとうございます。
忙しそうですね。役職を任されるというのは、やはりそれだけの信頼があるのではないかと
思います。もう衆議院議員に打って出るしかないスよ。
アイが柱になれるかどうかは、わかりません。つい無理じゃん?とか思ってしまいます。
極端な話、潰されてしまったっていい。
人生で、白星より黒星のほうが圧倒的に多かったアイにとって、挫折というのはごく日常的なこと。
借金もないし、元金の回収も早そうだし、そしたらどこかのチェーンに店舗ごと売ってしまって、
自分はまたどこかでイチからはじめたって、いいんだ。
今の経験は、きっと次にも生かすことができる。
大丈夫だって。ガケから落ちても人は死なない。
ふるさと日誌
8月1×日 晴れ
お盆休みを利用して、妹の恵(仮名)と実家のある九州に帰る。
九州は、去年祖父の初盆で帰って以来だ。今年は祖母の初盆になってしまった。
父親と母親は先に九州に帰って準備をしている。妹のドジ子(仮名)は仕事の都合で来れない。
その代わり8月の頭に、シフト上の週休を利用して、顔を見に帰っている。
飛行機に乗るのもひさしぶりだ。恵は超太っているので、横にいると暑い。柔道なら78kg超級、
いや100kg超級とか女子も作ったほうがいいんじゃねーかなんて。
何か会話するかといえば、そうでもない。
恵は飛行機の前座席についてるテーブルを倒し、モバイルのPCのキーボードを
ずーっと叩いている。レポートの期限がヤバいらしい。
仕事をしながら週末はMBAの大学院で学んでいる恵だが、もうそんな生活も
3年ぐらいになるはず。よく続くものだと思う。いつまで通うんだろう。
授業料は自分で払っているので、大変だと思う。年間ひゃくなんじゅーまんとかいってたな。
生き方の違いかな。恵は自分への投資を惜しまない。とはいえ29歳になって貯金ゼロというのは、
相当自分に自信がある証拠だ。こいつ父親似だからな。
そんな恵を横目に見ながら、アイは印刷したA4用紙をめくっている。自分で書いた就業規則だ。
不備がないか、あったらヤバいのでつい何度も見てしまう。
社員用の就業規則はもちろん作ってたが、調べてみるとパートにはパート用の就業規則を
作っといたほうがいいことを、知った。なので、改めて作成することにした。
週2日しか出勤しない人でも、有給を与えなきゃならんとか、この国の法律はよーわからん。
てか、130万ルールとかもうやめろ。この国は人材が足りなくなっていくのに、給料あがらんのに、
働くの制限してどーする。考えたやつ誰だいったい。
法律とは、いつも時代の流れより遅いものだとは思うけど。
だからこそ、修正のスピードを早くすることが必要なんじゃないかな。
福岡空港に着くと、高速バスに乗り、それからタクシーを乗り継いで、某総合病院に向かう。
福岡チョー暑い。
今回は父方の祖母の初盆だが、8月の頭に、母方の祖母(83)が突然倒れた。
いままで元気だったのに、どちらかというと先に逝くのは母方の祖父(86)のほうだと思ったのに、
やれやれだ。
詩吟?とかいうなんか日本独特の歌みてーな大会があって、それに参加してたら
倒れたらしい。脳出血だった。がんばりすぎたのか。
祖父母は長男の夫婦と一緒にずっと暮らしていた。アイの母親は5人兄弟で、母親は
次女。
病院に着くと、ICUの前に、祖父と、長男の奥さんが一緒にいた。毎日祖父を連れてきてるらしい。
大変だなぁ・・・。
ICUで管をあちこちにつながれた祖母の体は、むくんでいた。
もう意識は戻らないだろうといわれてるらしい。
アイと同い年ぐらいの若い太った医師が近づいてきて、挨拶もなしに、
「ずっと挿管してるのもアレなんで、明日気管を切開します。説明するんで、また明日来れます?」
といいやがった。
ついイラッとして、そんな説明じゃ家族は判断できないでしょ?切開しないでこのまま
見送る選択肢だってあるんだからと思ってたら、アイより先に恵が食ってかかった。
医師が露骨にイヤそーな顔をする。東京モンかよ、と小さく唇が動くのが見えた。
祖母は、以前からこの病院に通っていて。
お薬手帳を持ってて、血圧が高かったらしいが、なぜか処方されてたのはバファリン81mg
1日3錠、毎食後服用のみだった。正直わけがわからん。医師も調剤薬局も。
ちなみに祖父も通院していて、糖尿が進行してて、こちらは結構たくさん薬を飲まされてたらしい。
アマリール6mg飲まされてたらしいが、そんなひどいのか。
先週ドジ子が帰った時に、クレアチニンの値が異常に低くなってるなど、さんざん
指摘したら、じゃあ薬減らします、それで文句ないでしょとあっさり言われたらしい。
でも田舎って、しょせんその程度だと、アイは思ってる。
田舎に住むリスクのひとつだ。病院や薬局は、あるだけマシ。
祖父と長男の奥さんと一緒にクルマに乗り、実家にお呼ばれして、昼食をごちそうになった。
気管切開は、長男の判断に任せることにした。何十年も一緒にくらしてきたんだもん。
ただ、自発呼吸もないようだし、気管切開の次は胃ろうを作るとかいわれるだろうし、
そうするとずっとそのままの状態が長く長く続くことになるかもしれないことは、伝えた。
祖父の家に、新品の37インチの薄型テレビがあった。
戦争に行って、まだ生きてる人たちへの慰労金だかで、5万円分の商品券が配られたらしい。
それで買ったとのこと。バラまいてるなー、古賀の野郎。
夕方、クルマで父方の祖父の実家まで送ってもらう。
主を失った家は、少し荒れていた。
母親がひととおりすでに掃除を済ませていた。父親は寝ていた。
明日の料理の準備を、手伝った。
夜、オリンピックを見ていると、恵がコーラが飲みたいとかいいだす。
最寄のコンビニまで5キロはあるんスけど。
まあアイも買いたいものがあったんで、軽トラででかける。マニュアル車乗りづれぇ。
明かりのない田舎道を走って、やっとたどりついて、ガラスケースの中に並ぶ
飲み物に手を伸ばしたら、白いネコがぬっと顔をだしてきてびびった。
ペットボトルが並ぶガラスケースごしに、毛づくろいをする猫を見るのは、シュールだ。
店員に聞くと、飼ってるらしいが、暑いとすぐ入りたがるらしい。いいのかそれで。
写真を撮ろうとしたら、ヨソ者かこいつらという強烈な視線を感じたんで、早々に目当ての
ものを買って帰った。
夜は、早く寝た。21時には寝た。することがない。空気がゆるんでて本を読む気も起きない。
そりゃあ田舎は子だくさんになるはずだよ。
8月1△日 くもり
初盆の準備をする。朝から大忙し。われながらよくできた。がめ煮。汁のない煮物なんだけど、
それほどうまくもないんだけど、懐かしい田舎料理だ。
案内をだしたところ、26人もお客が来ることになってるらしい。大変だ。
50歳ぐらいのお坊さんがくる。でも着くなり「北島はどうなった!」とかテレビ見始める。
北島が金メダルとったのを確認してから、読経開始。なんか無性に帰りたくなった。
読経は30分にもわたった。正座きつい。
その後、お坊さんの話。若い頃、お寺を継ぐことになってて、でもイヤで京都の大学に
行った後、したいことも見つからずマージャンばっかりやってて、ある会社に就職したが
長続きせず、1年で辞めてお寺を継いだ。まあでも、あれはあれでいい経験になったとのこと。
・・・なにがいいたいのかわからない。
これで1回○○万円ももらえるんだから、すごい。
現実は無駄であふれている。
お坊さんが、こちらが呼んだタクシーに乗って帰っていく。
その後、食事。
誰が誰か実はよくわからん老人どもに対して、恵が上手にお酌をしていく。会話もはずんでいる。
妹はこういうのは上手い。アイはしない。めんどくさい。誰が誰か覚えるのも面倒だ。
どーせもうすぐどれも死ぬ。
父親には、人が群がっている。
普段見せないような笑顔で、上手に相手をしている。みな世間話のような感じだけど、
実はお願いのようなものが多い。
祖父の遺した軽トラやトラクターとか農作業の機械の処分はどうするの?引き取ろうか、とか。
東京にたくさん住んでる同郷の人たちに、ふるさと納税を納めてもらうにはどうしたらいいだろう、
名簿を作って呼びかけることとかはできないか、とか。
次の選挙のこと、どうしよう?とか。(そういえば祖父は生前ある衆議院議員の応援会長だった)
植木の管理、特に高いところにある植木を切るのは、年寄りにはきつい。みんなで
クレーン車を買って、それでやろうと思ってる。ここに置かせてもらえないかとか。
なあに免許はなくても個人使用ならかまやしねーよ・・・
なんか、いろいろ。
適当に時間を過ごして、奥の部屋に引っ込む。
初盆には、アイと同世代か、それより下の、親戚の子供たちも集まっていた。
見知らぬ顔の女性がいた。すごい美人。まだ若い。背が高い。モデルみたい。この
古い屋敷で明らかに浮いてた。
恵に聞くと、いとこの弟(23)の奥さんだった。奥さん20歳というから驚きだった。
結婚したばかりとのこと。この前お父さんとお母さんが九州帰って式に参加して写真撮って
きてたじゃないーっていわれても、アイは見てない。どうでもいい。
いとこの弟は、九州の薬大をでて、某製薬会社の医薬品製造の仕事についた。
奥さんも薬大、まだ学生で、まあ・・・なんかいろいろあって(教えてくんなかった)
奥さんの学費はいま、いとこの弟が出してるらしい。
子供は子供どうし、いろいろ近況を話したりしてると、その奥さんがそっとアイのそばに
来て、小声で言った。
「・・・東京で、働いてみたいと思ってるんです。東京って、いいですか?」
ちょっと笑って、電車は混んでてもきっと何かが待っていると、言った。
九州の人は、東京への憧れがある気がする。
その反面、ちょっと関西を下に見てたりなんかして。アイの単なる個人的見解。
夜、みんなが帰った後、後片付けをして外食にでかけた。
長崎ちゃんぽんを食べにいった。体操の内村選手の銀メダル獲得のニュースが流れてた。
アイ、たぶんこの人と会ったことある。東京で。何年前かは忘れたけど、患者さんとして
お母さんと来てた。
体操やってる子供は、チビでも上半身ムキムキだから見てすぐにわかる。
学校提出用の書類とかいっぱい書かされた気がするなー。
内村選手のお母さんを見て思い出した。
帰って、21時に寝た。することねーし。
こんなに早く寝たのは、いつ以来だろう。
8月1■日 晴れのち雨。
東京に帰る前に、朝から一仕事。恵は水が合わないのか、カラアゲ食いすぎたのか、
腹こわして寝てる。てめーレポートはどーした。
何十年も使ってボロボロになった祖父母のベッドを、粗大ゴミとして出す。汗かきながら、
父親と一緒に家から引っ張りだした。
ハチ、特にスズメバチが結構飛んでてビビる。
あいつら肉食なようで、トマトとかキウイとかブドウとか、結構グルメなんだよな。
農家の庭で育てられてるのを、食いにくるらしい。こえー。
父親と母親はまだすることがあるようで、アイと恵だけが先に帰る。
物干し竿代わりの竹に洗濯物を干すと、父親がちょっとでかけようといった。
父親と母親とアイ。クルマに乗って、田園地帯を回る。
ここと、ここと、あの山と・・・アイの家の土地を、ひとつひとつ父親が案内してくれた。
いまは農協が管理して、大豆を作ってたりする。
これが全て、いずれはお前の土地になる。覚えておけといわれても、困る。
父親だって、帰ってくる気はないだろう。きっと。
ただ、広い空が気持ちよかった。
帰りに某郊外型大型スーパーに寄った。「うまかっちゃん」を見つけてつい微笑んでしまう。
子供の頃、よく食べた。
味の種類が5種類に増えてた。時代だなぁ、でもそんな小手先のアイデアより、
カップラーメンとしても販売することが大事だと思う。甘いな。ビジネスがわかってない。
実はこの後、天気が急変して大雨が降ってきて、洗濯物死んだと思ってたら、
取り込んであって驚いた。
恵は寝てた。どうやら粗大ゴミの回収の人が、軒下に取り込んどいてくれたらしい。
うーん、田舎だなぁ。
空港へと向かう、高速バスの停留所まで送ってもらったら、アイの夏休みはもう終わり。
もう眠れないほど寝た。東京の家はあのクソガキャーが荒らしきってるはずだ。
なんせ自分で食ったラーメンの汁ですら捨てないオンナだからな。
いつか、ここに戻ってこようと思う。
田舎なんで実家からはクルマじゃなきゃいけないけど、県の総合病院の入り口正面の土地
まで、祖父はちゃっかりと押さえていたことに驚いた。
すでに分業はされてるけど、いまある門前薬局は立地がいまいちで気の毒。
調剤薬局なんて立地がすべてだからな。ここに薬局を作れば、収益が見込めるだろう。
フランチャイズ形式がいいんじゃないかな。
祖父は、誰に何を言われても土地を売ろうとはしなかったらしい。
・・・たぶん、アイが戻ってくることを、待っていてくれたのかもな。
ホントは早いほうがいい。でも、計画になかったことだから。新たな要素として、
将来の計画のひとつに加えていこう。
田舎に帰ってくる口実にも、なるか。
そこに戦場があるなら、住む場所はどこだっていい。疲れなんてないよ。若いからな。
ふるさと日誌 終了
ひとしきり雨が降った空は、曇天。
アイはちっちゃいのでつま先立ちで立ちながら、目に焼き付けるように、
田舎の景色をじっと見つめます。
次来た時に、何が変わったか、すぐにわかるように。
「・・・いつかがんばる上にあとからついてくる♪コンフィデンスやマネーそしてドリーム・・・」
Come to Tokyo どっちですかcountry
最初は右も左もわからぬ田舎者
Come to Tokyo
but you don't have to worry
夢は見れば見るほど遠くにあるけど
you don't have to worry !
家賃は倍だけどきっと何かが待っている
to be continued・・・⇒