Photoshop基礎講座①〜範囲選択を使いこなす〜 | 動画編集で生きる

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皆さん、こんにちは!

今回から、Photoshop基礎講座として

具体的なPhotoshopの使い方について書いていこうと思います。

 

というのも、僕は動画編集マンなのですが

そんな僕への質問で多いのが

 

画像処理ソフトのPhotoshopの質問だからです(泣)

 

まぁ、そんなわけでブログにまとめておけば

僕も楽ちんだと思ったわけですね。

 

 

さて、それでは第1回目は

「範囲選択」を使いこなす

がテーマです!!

 

・なぜ範囲選択が必須なのか?

教科書的に話をするならば

ここでIllusutratorとPhotoshopの違いから語りたいところですが

それは別の機会にお話するとして

 

Photoshop入門の第一歩目は、「範囲選択」の話になります。

 

 

というのも、Photoshopはその名が示す通り

「すでにある写真や画像を加工することに特化したソフト」

だからです。

 

 

つまり、1枚の画像から

必要なところだけを抜き出して

 

色を変えたり、効果を付け加えたりしていくわけです。

 

ですので、どんなに素晴らしい完成イメージを持っていたところで

範囲選択が上手くいかなければ、イメージ通りの画像を作ることはできません。

 

 

逆に、範囲選択さえマスターしておけば

一気にプロっぽい画像を作ることができますよ!!

 

それではいってみましょう♪

 

1.全てを選択

もっとも基本的かつ、もっともよく使う範囲選択です。

キャンバス全体を選択することですね。

 

「範囲選択」メニュー → 「全てを選択」

(Ctrl + A , Command + A)

 

全てを選択のショートカットキーは

Photoshopに限らず、あらゆる場面でよく使うので

必ず覚えておきましょう!!

 

 

2.図形描画系の範囲選択

続いて、四角形や円を描画して、その範囲を選択する方法です。

ツールボックスの上部にある、

この7種類のことです。

 

・長方形選択:マウスでドラッグして長方形を描き、その内側を選択する。

・楕円形選択:マウスでドラッグして楕円を描き、その内側を選択する。

・一行選択:クリックした場所の横1行(列)を選択します。高さ(幅)は1ピクセル

・なげなわ:フリーハンドで範囲選択をします。必ずスタートとゴールをつなげてください。

・多角形選択:クリックを連続して行い、自由な形の範囲を選択します。

・マグネット選択:表示されている画像の輪郭線を検知し、その輪郭に沿うように選択範囲が吸着します。

 

このあたりは、他の画像処理ソフトでも同様なので

イメージしやすいかと思います。

 

マグネット選択ツールは、GIMPでは「電脳ハサミ」ツールという名前だと思います。

 

 

3.自動選択系の範囲選択

続いて、自動選択系の範囲選択は

 

上の4種類です。

非常によく使う機能たちですので、

しっかりと説明して行きますね♪

 

・クイック選択ツール

キャンバス上をドラッグすると、近似色や境界線を検知して選択します。

 

大ざっぱにドラッグするだけで、大体いい範囲を選択してくれるので

とても使い勝手がいいです。

 

Alt・optionキーを押しながらドラッグすると

逆に範囲を解除してくれるので、簡単に範囲の調整をすることができますよ!

 

・自動選択ツール

キャンバス上をクリックすると、レイヤー上の近似色を検知して選択します。

 

「許容値」を大きい数字にすると、自動で選択してくれる

色の幅が広がり、大きい範囲を選択することができます。

 

「隣接」にチェックを入れると

クリックした場所に接している所だけを選択することができます。

 

・色域選択

自動選択ツールとほぼ同じですが、こちらはレイヤーではなく

表示しているキャンバス全体から、近似色を選択することができます。

 

同じく「許容値」を大きい数字にすると

色の幅が広がります。

 

また、色域選択では

レッド系やイエロー系、ハイライトなど

かなり大ざっぱに色の指定をすることもできます。

 

・被写体を選択

写真の中から、人物のみを検知して選択してくれる機能です。

よほどコントラストが強くないと、一発で選択することはできないので

 

クイック選択ツールか、後で述べるクイックマスクモードで

選択範囲を微調整してあげる必要があります。

 

 

4.クイックマスクモード

ツールボックスの下段にある、四角の中に○が書いてあるアイコンが

クイックマスクモードへの切り替えボタンです。

 

このクイックマスクモードを選択した後

ブラシを使用して選択したい部分を塗りつぶすと

 

 

上図のように、薄い赤色で塗りつぶすことができます。

 

その状態で、再度クイックマスクモードボタンを押すと

「赤で塗りつぶされていない」部分が選択されます。

 

「ソフト円ブラシ」など、ブラシの境界がぼかされているもので

選択した場合、選択範囲自体も境界がぼかされます。

 

他の選択ツールと違い、非常に細かい調整ができるので

最後の微調整によく使っています。

 

 

5.おわりに

以上で主な範囲選択ツールの説明を終わります。

 

これらツールを利用していけば、ほとんどどんな範囲も選択することができます。

 

また、Ctrl(command) + Dで、範囲選択を解除することができるのも

併せて覚えておくと、効率がグンっとあがりますよ♪

 

それでは、皆さま

良いPhotoshopライフを!!