ゲーム実況は、3種に分けたらつくることができる | 動画編集で生きる

動画編集で生きる

動画編集自由人
You tuberやゲーム実況者の
動画編集代行しています。

最近、ゲーム実況動画の依頼を受けるようになりました。

特に、サバイバル系(PUBGや荒野行動など)が人気ですね。

 

僕自身、ゲーム実況はよく視聴するジャンルなので

ある程度のイメージはあるのですが

 

これを人に伝えようとすると

なかなか難しいと感じます。

 

今回は、そんなゲーム実況について

3つの種類に分けて考えたいと思います!

 

 

・ゲーム実況を分類してみる

まず、ゲーム実況動画を見ている自分をイメージしてみてください。

 

 

その時の気持ちを言葉として表すなら

・兄弟や友達がやっているゲームを、一緒に楽しんでいる感覚

・アニメや小説のように、自分が主人公になった感覚

・「知らなかった!」という知的好奇心を満たす感覚

などが浮かぶと思います。

 

 

そして、上記の3つが

そのままゲーム実況動画の分類になっていきます。

 

それでは、上から順に説明していきますね♪

 

 

・攻略実況

初見実況や、冒頭で述べたサバイバル系ゲームの実況動画が当てはまります。

 

どちらかというと、「ゲームそのもの」というよりも

「ゲーム実況者」を見に来ている場合が多いです。

 

 

ですので、

・その人と一緒にゲームを楽しんでいる

・空気感を共有している

という動画作りを目指すことが重要になります。

 

 

このタイプの動画を作る時は

【カット編集】

・ストーリーの流れを壊さないために

 カットの多用は避け、早送りを使っていきます。

 

【字幕・テロップ】

・実況者のキャラクターやイメージを一番大切にし

 フォントやカラー、エフェクトを多めに使っていきます。

 

【BGM】

・できるだけゲームの音楽を重視し

 早送り中にはアップテンポの音楽を使用します。

 

【SE】

・実況者のセリフに応じて使用していきます。

 ツッコミやボケ、スベった時などを用意しておくと良いでしょう。

 ただし、多すぎるとストーリーに集中できなくなるので、ほどほどに。

 

 

 

・企画モノ

MinecraftやFalloutなどのオープンワールド系のゲーム

あるいはVOICEROIDやゆっくり実況などが挙げられます。

 

 

視聴者側に立ってみると

一通り遊んだことがあるゲームを、別の形で楽しもう

馴染みのあるキャラクター(VOICEROID等)の掛け合いが見たい

という思いがあります。

 

 

企画モノは、撮影の前段階から内容が練られている場合が多いので

そこを理解するところから始まります。

 

低レベルクリア、ステータスカンストといった企画は

撮影時間が長時間に及んだり、試行回数が莫大になったりする場合が多く

 

企画への理解が足りないと、編集が大変なことになります(笑)

 

ですので、山場やオチは何か

どのようにストーリーを組み立てていくのかを

いかに投稿者と共有するか、が大切となります。

 

 

このタイプの動画を作る時は

【カット編集】

・4時間の元動画を10分に圧縮することもザラにあるので

 バッサバッサとカットしていきます。

 ストーリーを紙に書き出すなどして、必要な部分は明確にしておきましょう。

・試行回数が多い動画は、画面を4分割や8分割するのも手ですが

 だいたい編集が大変なことになります(汗)

 

【字幕・テロップ】

・ゆっくり実況やボイスロイドの場合は

 読ませるための元原稿があると思いますので

 比較的ラクな部類ですね。

 

【BGM】

・シーンに応じた音楽を選択する必要があります。

 緊張感のある場面、ほのぼのとした場面、コミカルな場面など

 数パターンは用意しておきたいです。

 

【SE】

・セリフよりもゲーム中のアクションに対して効果音をつける場合が多いです。

 ジャンプ音や攻撃音などを押さえておきましょう。

 

 

 

 

・スーパープレイ・解説系

FPSのモンタージュやTAS動画、カードゲームなどの解説がこれですね。

 

専門的な知識やスキルを知っておかないといけない動画ですので

正直、依頼が来たことはありません。

 

もし作ることになった時のことを考えて

自分なりの意見を述べるなら

 

 

クライアントに、何を解説したいのか

どんな所がスゴイのかを書き出してもらいましょう。

 

 

その上で、FPSのモンタージュやキル集ならPV・MV風にする

TAS動画や解説動画であれば、画面外に説明欄を設ける

 

という工夫が必要になります。

 

いずれにしても、短時間の動画が、かなりの数送られてくると予想できますので、

ファイル管理は自分ルールを定めるなど、万全の状態にしておかないといけません。

 

 

このタイプの動画を作る時は

【カット編集】

・多くの動画をつなぎ合わせるので、トランジションを意識します。

 逆に重要な映像であればスローやリプレイを使って強調していきます。

 

【字幕・テロップ】

・解説系であれば、字幕の文字数が多くなりがちになります。

 読んでいる途中で字幕が切り替わると、視聴者にはストレスになります。

 1字幕7秒を基準に調整していきましょう。

 

【BGM】

・シリーズを通して、一貫性があると良いと思います。

 同じ音楽のループでも問題ないかと思います。

 

【SE】

・効果音はほぼ必要ないと思います。

 タイトルやアイキャッチなどの要所要所に入れていきましょう。

 

 

 

・おわりに

いかがでしたでしょうか。

非常にざっくりと分類しましたが

 

参考になれば幸いです。

 

 

長々と書いてきましたが

一番大切なのは、クライアントとのコミュニケーションなのは

間違いありませんので、これだけは忘れてはいけません。

 

 

また、こんな種類のゲーム実況も考えられるよ!というものがあれば

コメントにて教えていただけると

 

僕を含めて、多くの方のスキルアップに繋がりますので

ぜひよろしくお願いします!

 

それでは、また!!