クエルナバカから1時間半、メキシコシティから3時間ほどの場所にタスコという銀鉱で栄えた街があります。
ここは、丘の斜面にコロニアル調の建物が並ぶ景観の美しい街です。
夜になると斜面の家々の灯りがキレイなんだろうなぁと思い、日帰りで行けるところを夜景見たさに1泊旅行してきました。
タスコのバスターミナルから街の中心地まではミニバスが出ていますが、街自体が小さいので歩いて向かいました。
中心地までは坂道を上っていくのでちょっと疲れます
道沿いには、銀で栄えた街だけあって銀製品のお店がたくさんあり、それらを見ながら上っていくと中心地に到着しました。
街の中心的な建物です。
ソカロで少し休んだ後、ホテル探しに行ったのですが・・・、
ソカロにいた客引きの人に紹介してもらったホテルがびっくりするようなホテルで、おそらく私が旅した中で一番値段と質が釣り合っていないホテルでした(悪い意味で)。。
とりあえずホテルに荷物を置き、昼食を食べにソカロ周辺のレストランへ。
ソカロが眺められる窓側の席でランチです。
この日は雨模様で、レストランに行く時も雨に降られてしまいましたが、食事をしていたら止んできました。
ところで、私が泊まったホテルですが、宿代は1泊300ペソ(当時で3000円ちょっと)で値段はそこそこするのに、設備がメチャクチャなんです
まずびっくりしたのはトイレに入ったとき。
用を足して手を洗おうと思ったら、洗面台がない!!
シャワーはついていたので、取りあえずはシャワーの水で手を洗いましたが・・・
そんな設備にもかかわらず、ミニダイニングが付いていたりして、どういうセンスの宿なんだろうと思いました。
そしてバルコニーに出てみたら、またビックリするものを発見!!
キッチンの流しがあったのです。。
結局、手や顔を洗うとき、歯を磨くときはバルコニーに行って流しを使う、ということをしていました。
部屋のドアも開きづらく、蹴って開けることもしばしば(たった1泊なのに・・)。
唯一良い?思い出といえば、部屋のテレビで日本のアニメが見れたことでしょうか。
今頃初期のドラゴンボールがやってたりして、ちょっと懐かしかったです。(声はスペイン語でしたが・・)
それと、ハウルの動く城が音声そのままで見れたのもうれしかったですね。
宮崎アニメファンというわけではないので日本では見ていなかったのですが、まさかメキシコで見るとは思っていませんでした。
普段は客引きに付いて行くなんてことはないんですが、今回はなぜか付いて行ってしまい、変な宿を紹介されてしまいました。。
初めに部屋を見せてもらった時、外の眺めがイマイチだったので断ろうかとも思ったのですが、宿主の人はいい感じの人だったのでそのまま泊まってしまったんです。
そして、泊まると決めてお金を支払った後、部屋の変な造りに気がついて・・。
日帰りで行けるところを敢えて泊まりにしたので、宿選びはちゃんとしたかったんですけどね。