今日も岡山城の続きです。
岡山城は「石垣の博物館」とも言われるそうだ。
古い石垣は「穴太積(あのうづみ)」あるいは「野面積」と言った自然石を積み上げたもの。
例えば大小さまざまな石をバランスよく積み上げる。
こういう石垣ばかりかと思うと今度は綺麗に表面が切りそろえられた「切石積」の石垣が現れる。
これなんかは江戸時代になって作られた石垣。角が綺麗に揃えられている
ただ自然石を積み上げた古い時代の石垣は経年劣化が激しく、崩れる恐れがあるので「危険に付き近寄らないでください」の看板が立っていた。
少し話は変わるが、私、子供の頃大坂城の近くに住んでいて大阪城へはよく遊びに行った。
その時にいつも見ていた大阪城の石垣と今回の岡山城の石垣がとても似ているのを見ているうちに気付いた。
岡山城は秀吉の恩顧を受けた宇喜多秀家によって作られた。だから大阪城に似せて作ったんだろうな。
さらに 徳川の時代になって代が変わり池田の殿様が作った岡山城の城門入り口の石垣には大きな一枚岩が三枚も並べられている。
やっぱり似ている筈だと納得。
かくのごとく石垣を見て歩くだけでもかなり面白かった。
堪能した後はすぐ後ろの「目安橋」を渡り、電停まで歩いて久し振りに路面電車に乗って帰ったのでした。
帰って「あ~疲れた。」と歩数計見たら丁度一万歩でした。
おしまい