今日は資源ごみ収集の当番の日。
対象は段ボール、新聞紙とかアルミ缶、ガラス瓶、ペットボトル、電池、てんぷら油など。
当番でやることと言えば、上項目の資源ゴミの回収ボックスが満杯になれば新しいのに補充すると言ったシステム的な役割のほか、悪質回収業者がアルミ缶などの高価な回収資源を黙って持って行くのを見張る。まあ、これ最近は殆ど無いのだけど。
私の当番は朝6時から7時までの一時間。
余談だが、気象庁は「岡山は梅雨明け」と言うけれど、我が家の近所はまだ蝉は鳴かない。空もどんより。
だから私は梅雨明けはまだだと頑なに信じている。
さらに、夜半に雨も降った。葡萄の葉っぱが濡れている。
そんな湿度の高い朝もやの中を集積場所へ急ぐ。
ま、それは兎も角、町内の皆さん、朝早くても回収ゴミを持ってパラ、パラ、と来られる。
そのうち、今年から我が町内に住むことになった長男も空瓶の袋を下げてやって来た。
「おはよう。ご苦労さんです。」
と私に挨拶すると空瓶を回収ボックスに入れ、最後に
「はい、これ。」
と未開封のドリンクの瓶をくれた。
おー、そうかー、ごみ当番の私を心配してくれたんだ、と思うと幸福感で心が一杯になった。
それで、空はどんよりで梅雨明けはまだだけど、心の中は雲一つない晴天になったのでした。
おしまい