結索方法 (1) | 直爺のブログ

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釣りのもろもろ、それ以外の世の中の森羅万象について徒然なるままに書いてます。

 前回、ロープの端の輪っか作りを書きました。

 

 今日は、この輪っかにストレートロープを簡単に結びつける方法を書こうと思います。

 結ぶと絶対にほどけないし、解こうとしたら簡単に解けるという優れものです。

 まず、ストレートなロープ(左)を輪っか(右)へ持ってきて

輪っかの中にストレートロープを下から上へ通します。

つぎに、通したロープを、輪っかロープの下にくぐらせ

ぐるりと折り返して輪っかの上で、ストレートロープの下側へ通します。

そして、ストレートロープをキュッと引っ張れば、ほれこの通り

引けば引くほどキュッ!と締まって、絶対ほどけません。

 これ、実はヨットマンだったら常識の結索法で「シートベンド」と言います。

 この「結び」をほどこうとするときは、ストレートロープの湾曲部を引っ張ればあっけないほど簡単にほどけますよ。

 なお、輪っかにストレートロープを二回巻くときもあります。

同様にストレートロープをキュッ!と引くと、ガシッ!と結び付けられます。

この結び方は「ダブルシートベンド」と言います。

先に述べた「シングル」に比べ、より確実に結べます。

 

 これら二種類のシートベンドは、二本のロープを応急的に繋ぐときなどにも応用できて、とても便利です。

 

おしまい