結索方法 (2) | 直爺のブログ

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釣りのもろもろ、それ以外の世の中の森羅万象について徒然なるままに書いてます。

 昨日の「シートベンド」に続いて今日は「バウラインノット」という結索方法です。 日本語では「もやい結び」。

 ヨットマンなら常識の結索法で、船を岸壁に係留するときに使われます。

 小さな舟艇はもちろん何万トンもある大型船の場合にまで、使われるのですよ。

 

 まず、ロープに一重ループを作ります。

 その「ループ」の上側になるロープの上からループの中にロープエンドを通します。

 ちょっと余談ですが、ロープ結びの鉄則は「押さえて、押さえられて」の関係です。この順が狂うとロープは結べません。

 …さて、ループの中を下から抜いたロープエンドを今度はループを作ったロープの上に持ってきて、(「押さえて押さえられて」ですね。)

最後にロープエンドをループの下から上へ通します。

次いで左側のロープを引いてループを巻き締めると

こうなりますね。

「押さえて押さえられて」の関係です。

上の写真右側の大きな輪っかに係留杭が入ります。

さらにループを小さく締めればこうなります。

そして解くときは、結び目の丸いところを引けば

簡単にほどけます。

杭につなげば絶対にほどけないし、解くときは簡単にほどける、という優れものの結び方でした。

竿の尻手ロープを杭に繋いでおく時に、私は常用しています。

 

おしまい。