釣りのバケツに使うロープ、ストランドが端からほどけて始末が悪いことがありますね。
そんなことに備え、私はロープエンドに輪っかを作るようにしています。
こうするとストランドがほどけてくることもなく、しかも輪っかで他のものを簡単に連結できるので便利です。
今日はその輪っかを作る話。
まず用意するもの。
テープ、割り箸、そしてロープ。ロープの太さは5mmΦです。
まず鉛筆削り器で割り箸の一端を尖がらせます。
次に、ロープのストランドを5cmくらいほどき、各ストランドの先っぽにテープを巻きつけます。
なお、根本にも、これ以上ほどけけないようテープAを巻きます。
次に、望みの輪っかの径を決め
その位置にも、テープBを巻きつけます。
さて、いよいよ作業開始です。
テープBぎわのストランドに割り箸をクイッと差込み
出来た孔に解いたストランドの一つを差し込んでテープAまでキュッと引き締めます。
次にテープBぎわ隣のストランドに再び尖った割り箸を突っ込んで孔を空け、その孔にさっきの隣のストランドを差し込みます。
キュツと締めたら さらに隣のテープB際のストランドに孔を空け、同様にして最後のストランドを差し込みます。
これで一周したことになりますね。
こうやって、隣のストランドに順次ほどいたストランドを差し込んでいき、ストランドとが互いに「押さえて、押さえられて」の順番になるよう、次々とロープ周囲に編み込んでいきます。
すると、こうなります。
5段編み込んだら完成です。
最後に余分にはみ出た部分を切りそろえます。
さて、これで冒頭の写真のようなロープの完成です。
こうすることでロープの端っこのストランドがほどけなくなる他、輪っかを利用して他のものを簡単に結止できて便利です。
これ習熟すればものの5分もかからずに編めるようになります。
洗濯物干ロープなんかも簡単にできますよ。
おしまい