*3日目*
朝起きると不思議と(憎き)ニワトリの鳴き声が小さかったので、どうしたものかと外に出て見てみると小屋が茂みの奥へと移動されていました。
(ママさん、気を遣ってくれたんだな・・・・って。ちょっと申し訳無い)
~ここで少し宿の事を・・・・~
宿では常にママさんとエリックが宿泊しているので、やはりこちらは若干気を遣うところがあるかなぁ~。
(ママさんやエリックはそんな事気にしない感じだけど・・・)
今はトイレやシャワールームが一か所しかないので、特に女性だとシャワーを浴びた後
悩ましい恰好で外に出る訳にもいきませんから、一つのパーティーで貸し切りと言っても気になるところです。(もうすぐ2か所目のトイレ、シャワールームは完成予定。)
そういう所、私たち結構ナーバスなもんで・・・・
だけど、ママさんの人柄やエリックは大好き・・・・複雑な心境です。
そんなこんなで、
いざッッ3日目の釣りスタート―――――
この日はがつく程の無風ベタ凪。
何だか嫌な予感がプンプン臭います。
前回のドシャ降りの時の様に、何一ついい思いをしなかった記憶が蘇ります。
おまけにこの日は潮も動かずまったく生命感の無い海。ランガンで遠くのポイントまで行き潮通りがある水路を攻めてみるものの、ノーバイト。気分転換にパヤオへマグロの調査にも行ってみましたがノーバイト。パヤオでもベタ凪。。。
やはり、ガラっと環境の変化がある時はトップに出づらい感じがします。
かと言ってシンキングルアーを使う気にもなりませんしね。。。(´ε`;)
あくまでもGTはトップで釣りたいッッッ
沈めるくらいならボウズでいいッッ
・・・・・・何て言っていると、刻一刻と時間は迫り、マジでボウズな感じのこの日。
帰りしなの根周りでようやくアカナーとのご対面ッ
出た瞬快、”赤ッッ”って思いましたが、ボウズよりましッ絶対獲ってやる感出まくりでした
そして、最後に雰囲気のあるナブラで・・・・・・・
ようやく膝乗せGTキャッチ出来ました。ほとんど執念で獲った1本ッッ
Big oneではではないにせよ、久しぶりに喜びを嚙み締めました。
明らかに魚の雰囲気が無い時、相方は意気消沈して休んでいる事が多いのですが
そんな渋い状況の中でも、いつものごとく炭鉱労働者の様にキャストし続けられるのが私の強み。
投げ続けて最後の最後に出てくれて本当に嬉しいッッ。
そしてこの日の夜は宿でBBQ
(いつもは、釣りした帰りそのままご飯へGO)
私達が手伝おうにもエリックのBBQのこだわりが凄くて、”任せといてッ”と言うけど
とにかくすべてがダイナミックッッ
肉の塊を豪快に焼いて・・・・・
レアな肉をかッ食らう
焼いた野菜はトウモロコシくらいで、、、、そもそも野菜を焼くという概念がありませんッ
けど、それが逆に良くて、喰ってる~~感が堪んないッ
エリックが言う”日本のBBQは嫌いッ”
と言っている意味がなんとなくわかりましたよ。(^_^;)
(肉焼き過ぎだって・・・)
たらふく食べたお肉は、そのまま血となり肉となり・・・・すぐさま就寝。。。
体に悪い事って、やっぱり生きてて幸せ感じますね~~
*4日目*最終日
これまでの3日間の釣果が思っていた以上に伸びなかったので、この日は思い切って
ペリュリュー島よりさらに先にあるアンガウル島まで行ってみようという計画でした。
いつもは大体AM9時出航なのですが、この日は2時間も早いAM7時出航。
エリックのやる気をビシバシ感じました。
で、いつもの様に移動中のナブラへキャストすると、、、、
予想だにしていないバイトが多発ッッッ
2~3回の追い食い当たり前ッそこで相方がしっかりキャッチ
膝乗せサイズでは無いけど、、、せっかくだからということで
次のナブラでキャッチした私も、、、、
せっかくだからという事で・・・・
その後、相方のルアーにチェイスしてきたGTが船べりで派手に出てきたのですが、奇しくも途中でフックアウト。捕ってたら、確実に30UPであっただろうに・・・・・。残念でなりません。。。
しかし、その後もGTフィーバーは続き、大盛り上がりの船中
やはり小型が最初に喰ってきてしまうのですが、
それでも3匹くらいのGTが一気にチェイスしてくるのが丸見えッ
楽しいなんてもんじゃないですッ
結局、アンガウル島まで行かなくてもいいんじゃないという結論に至り、
ナブラのフィーバータイムを楽しんでいました。ヽ(;´ω`)ノ
で、、、一段落したところで
お次は沖の方で鳥山があるのをエリックが発見ッッ
「たぶんマグロだけど、やる?」
と言われ、間髪入れずに”やるッッ”と即答
するとそこでは10キロ位のマグロが入れ食い状態ッ(バタバタで写真撮ってないです・・・)
しかし掛けたマグロのすぐ後ろには、決して釣りたくないサイズのサメがベッタリ付いてくるもんだから堪んないッ。私は何とか逃げ切ったものの、
相方の掛けたマグロは・・・・・・・・サメにチェンジ
ここから、30分にも及ぶ格闘が始まります。
(竿が曲がってリフトしても全然上がってきません・・・)
途中エリックが
「GTの為に体力温存しておいた方がいいから変わるよ~」
というものの、”大丈夫ッッ”って。。。男だねぇぇぇ~~
私だったら、早い段階でラインカットしてもらってます。
けど相方は上げて自分の目で魚を確認したいって、、、、99%サメなんだけど、心のどこかでドデカいキハダなのでは?と言う期待が拭い去れないんですよね。
そして、ついにクライマックスッ
上がってきたのは・・・・・・
やっぱり特大のサメでしたー――――ッッデカッッッ
相方お疲れ様でした。ナイスファイト―――ッッ
その後、握力がほぼ使い物にならなくなった相方の代わりに、私がGTポイントへ
と言っても、4日間投げ倒してるから私もヘロヘロなんですけどね・・・・。
エリックが”12時にキャストして”と言っても、とんちんかんな方向投げちゃうし
「やる気あるのぉぉぉ―――ッッ」
って、、、私に釣って貰いたいからなんだろうけど、最終日はスパルタエリックでした
恐ぇ━━。゚(゚´Д`゚)゚。━━ョぉぉ!!
そして帰りしなのナブラでいつものごとく、
”釣れろ~、、、、釣れろ―――ッ”とパワーを送るエリック。
ベストな方向にキャストして、着水後ベイトが飛び跳ね・・・・・
「出るよ・・・・ッ」
とエリックが言うと、絵に描いた様なGTバイト
いやぁぁぁぁ~気持ちのいい1本を釣って締めくくる事が出来ました。
何一つ悔いはありません。
GTの大小あれど、やっぱりGTのトップゲーム超絶好きだなぁぁ~ッ
以上、パラオ釣行4日間でした。
ちなみに私達はこの日、深夜のフライトで帰国だったので予め”早上がりさせてねッ”
と伝えていたのですが、結局いつもの時間と変わりません・・・・。
(エリックの船では延長当たり前。大体帰還するのがPM5:30。帰ろうにも帰らせてもらえない、いつも軽い拉致ですッョ)
それでも、釣りに対して一切手を抜かない姿勢のエリックには毎回感謝しています。
ホント、(見た目からは想像できない程)真面目。
だけど、何よりもエリックのガイドは楽しいから時間が経つのもあっという間なんですねどね。
今回もパラオに来て良かった。と思える釣行でした。
何だか、どんどんパラオが好きになっています。海も好きだし、人も好き
また近いうちにリベンジしに行きたいと思います。