お世話になってます。いつも利用させていただいております
屋久島の”明日丸”にて、今回は夏真ん中のトカラへと行ってきました。
この時期は二枚潮で、おまけに潮風合わないトカラをどう攻略するかが最大のポイント。
今回もジギングカンパチ&キャスティングGTで挑んだのですが、、、、私の心中は決まっていて・・・
GT>カンパチ
圧倒的にGTが釣りたい。
しかし、そんな自分の意地(見栄)と執着心が仇になろうとは・・・・・・。
*1日目*
口永良部まで船を走らせ、まずはGTから。
がしかし、海水温高くバイトは皆無。。。。
島周りを捨て、次に移動したポイントで相方がGTバイトを拾うも奇しくもフックアウト。
そして思っていた通り潮風合わないので、今回は無理言って海外スタイルの微速前進を入れてもらい線で撃っていくスタイルをお願いしてみたのですが、やはりプレジャーボートとは違い前進の調整が難しい(?)
ルアーがすぐにトモに流れてしまいます。
おまけに潮が複雑に交じり合い、白波バシャバシャでルアーも飛び出てしまう。
正直、喰ってくる気がしない。
気持ち改め、ジギングにチェンジ。
その後はちょっといいサイズを相方が掛けて、、、、
ぽぽこに関しては、シオ
「うゎ、、、、ちっさ、、」
「小さいなぁぁぁ~~」
と散々いじられるサイズのカンパチが掛かったのみでした。ほとんど虐待。。。
(しっかり海にお帰りいただきました。。。)
そして王道のニヨンでGT。。。ノーGT。
夕まづめ島周りGTに期待してキャストするも、ノーバイトで初日終了。
なんだかなぁぁぁ~~・・・・
GTに固着しないでカンパチに絞ればもう少し釣果も伸びた様な気がします。
ご迷惑おかけしました。。。。m(_ _ )m
(口之島泊)
*2日目*
この日はガク船長の判断でジギングオンリー。
普段、私達はハイピッチの上げで喰わせるジギングスタイルなのですが
ガク船長から、反応はあるけどそこまでのやる気が無いからスロージグを使ってみては?
という提案。
信頼できる頼もしいガクちゃんの一言。懐疑心も無くジグチェンジ。
すると直後に掛けたのは相方ッッッ
がしかし、途中でやられました。。。
ぽぽこは、、、、その時ヤガラ波動。。。。
次に喰ってきたのは、メダイだし。。。チッッ
相方は特大ヤガラだし。。。
水深200mオーバーで600gのジグを使用して、上がってくるのが外道だと凄く損した気分・・・。
そんな中、ガク船長の
「いい反応ですよ――――ッッ」
という掛け声をきっかけに、徐々に本命が釣れ出し、、、
その後はちょっとしたカンパチフィーバー
ガク船長の言ったとおり、スロージグに変えてから圧倒的に釣れ出しました。ほとんどがフォール、でズドンリアフックの針掛かりでしたね。
エビになるのが怖くて、ビビりながらのスローピッチジャークでしたが、リアフック付けて良かった。
そして最後に、ぽぽこ、相方共にヒット―――――ッッッお互い良いサイズっぽい確実に獲りたいと思っていると、、、、
「あ゛ぁぁぁぁ――――ッッッ」
という相方の悲痛な叫び声。根ずれグッバイ。お察しします。(PE1.5号では厳しい相手だったか・・・)
よしッ!!相方、私に任せとけぇ~~ッ
一瞬の気も許さず、慎重なやり取りで・・・・
嬉しい12キロのヒレナガカンパチキャッチ出来ました。
本カンパチ以上に、ヒレナガは掛けた瞬間怒り出し、凄い勢いで根に突っ込んでいく。中々話し合いで解決出来ない相手なので、PE2号で12キロのヒレナガは私にとって価値ある1本でした。
最近トカラの状況が渋いという中で、よく釣れた方だと言うガク船長。
けれども、ランガンで船を走らせ、陽が落ちるまで全力でガイドしてくれるからこそ私達も頑張ろうと思えるんです。
(そして、この日も口之島泊。。。ベッドで寝たい。。。)
*3日目*最終日
午前中はGT狙いで、気合いを入れ直してキャスト。
ベイトも浮いてきて反応も悪くない。しかし、水深70mラインからの駆け上がりで表層水温は30度越え。
相方が言うように、水面にガラス板が張ってあるようなものです。
居心地のいい水温から表層を突き破って出てくる程のやる気は感じられませんでした。
その事を理解してか、相方はGTノータッチで体力温存。ぽぽこ一人でキャストを続けたのですが、、、、
ノーバイト。。。駄目だ・・・・気持ちが持たない。。。
気分転換に午後からはジギング。
すると、早速HIT―――――魚とのコンタクトがあるって素晴らしい~
YESカンパチッッ
WELCOMEカンパチッッッ
NOカンパチッッ
その後はGTの可能性に懸けて、再び口永良部へ。
しかし、そこで知らされた現実は水温31.2度、潮0.1ノット。
終わった・・・・・。
最終最後、屋久島周りでGTを狙うもアゲインストの中でのキャストは正直楽しくはない。
キャスティングGTの何が楽しいかって、、、
派手にトップに出てくるのはもちろん、それ以前にルアーが良く飛んで、ルアーが良く動いて、今にも出てきそうッッと胸が高鳴り自分に酔いしれている時間だと思う。
釣れるまでの工程って結構重要。
陽が沈むまで粘ったのですが、今回GTとのコンタクトはありませんでした。
残念―――――――
けれども今回で、アホの一つ覚えの様に”GT、GT”言っているんじゃぁ、駄目な様に思えました。
その時、その海の状況に合った釣りをするステージに入ってきた様な気がします。
・・・・・とはいいつつ、ダラダラGTやってたりしてネ。
ガク船長、ありがとうございました。また次頑張りましょうね―――
ジグを見直して、再びトカラリベンジしましょうッッ(次こそは相方のあのリールでカンパチ上げたいねッ)