冬の海の状況は変わりやすいので直近で申し込んだのですが最終日は時化で出船できず。
・・・・・おまけに何とか出来そうだったGTも急激な水温低下で微妙な状況。
釣果を上げるのであれば可能性の高いジギングに絞るべきだという決断に至り1泊2日
![初](https://emoji.ameba.jp/img/user/xi/xichang/26185.gif)
![!](https://emoji.ameba.jp/img/user/m-/m-ni/1354331.gif)
*1日目*
屋久島から走る事2時間。ポイントに到着するやいなや潮向きが普段と真逆という望ましくない状況で、どうなる事かと思いましたが、
午後に入って一遍潮向きも変わり、一日では回りきれない大きな曽根にて魚達の活性上昇。
しかも釣れるのは7~8キロの良型カンパチ
(ぽぽこ除く・・・・)
その後、根の荒い難所でぽぽこと相方のダブルヒットーーーーーー
底を切って上で喰わせた私がグットサイズを釣り上げ大喜びしている傍ら、必死の形相でファイト続行中の相方。
これはもしかして・・・・・もしかするかも・・・・・・
(マルチュウ商会さんで新調した、魚が掛かってもほとんど曲がらないOUTLAWのロッドにて。
竿がパッキパキで短い分、魚の引きがダイレクトに伝わってくるとッ)
するとッ上がってきたのは文句無しのデカンパチ――――――
ジギングでは嬉しい22キロの自己新
キャァァァァァァァァァァ――――――
船中の盛り上がりといったらッッッ
ガク船長とのハグ再びッッッ
以前にも明日丸でGT40の自己新を出し、その時の様子が鮮明に蘇る。
釣りに対する探求心が半端無く、これまでの経験をすべてデータ化し日々絶え間ぬ努力と試行錯誤(おまけにウェイトトレーニング)を積み重ねている相方。
それを見てきてるガク船長だけに
「やってくれると思いましたぁぁぁ~~~~~」
と私がもらい泣きしてしまいそう なくらい喜んでくれてました。
感動の瞬間に立ち会えました。いや~、いいもの見せてもらった。
相方、本当におめでとう
新たな扉が開けたねッ
ロッド:マルチュウ商会OUTLAW
リール:STUDIO OceanMark ブルーヘブンL120
ライン:スーパーファイヤーラインカラード 3号
リーダー:50lb
ジグ:自作ジグ400g
同時に釣った私のカンパチも相方と並べると小さく見えてしまいます。。。。ヽ(;´Д`)ノ
その後もランガンで順調に数を伸ばす事ができました。
大きな曽根だけあって、2枚潮であっても5分程の移動で潮が変わって着底含めシャクリやすくなるので夏に比べると冬のトカラの海の方が素直に感じました。
たまに掛かる5キロクラスのカンパチはすべてリリース。
(5キロ以下であればエアーを抜いてリリース可能なので気持ち的にも楽です。)
カンパチフィーバーは止まらず
陽の沈む直前まで粘ってストップフィッシングとなり、幸先のいいスタートを切る事ができました。
そしてこの日は口之島泊。去年12月に完成したばかりの”民宿なかむら”に宿泊。
これまで、トカラ泊が心のどこかでネックだったのも今回で解消されました。*2日目*最終日
この日は午後から時化予報だったのでトカラでの勝負は午前中まで。
集中してシャクってきました。
まずは、ぽぽこにHIT。一発逆転ッ大物をぉぉ~~と願うも前日に比べてサイズダウン。
相方が先に着底するのが悔しくて、私も負けじと常に280gオーバーのジグを装備し、いち早く着底させる事だけに闘志むき出しゲスなぽぽこ
でしたが・・・・
途中ガク船長から、
”もっと軽めのジグを使用して飛ばす動きに重視しては”
というアドバイスを受け、ジグをサイズダウン
そうした結果、水深180mラインで潮が素直であればそんなに重いジグをシャクらなくとも喰わせるまでの勝負が早い事に気づかされました。
(今更ながら、今の今までがオーバーキャパだったんですね。。。気持ち改めます。)
そんな中、相方がトカラでまさかの良型真鯛をキャッチ
トカラで真鯛が釣れた事にも驚きでしたが、それ以上に黒潮の潮流で独自の進化を遂げたとしか思えない厳つい歯に、大きな尾びれには目を見張るものがありました。
その後は屋久島周りでのラストスパート
悔しい思いをしたり・・・・・
マハタポイントではそれらしきバイトもあったのですがフッキングに至らず連続バラシ。
けれども最後の最後まで全力出し切りました。
今回GTも無く初めてジギングのみの遠征でしたが、
正直な感想、初めてジギングが楽しいと思えました。今後も経験を積み重ね、少しでも上達し理解を深めて再びトカラの海に挑みたいです。
*3日目*~陸での過ごし方~
時化で出船出来なかったので、ガク船長のガイドで屋久島の商店を巡りグルメな食材を購入。
(屋久鹿肉は普通の鹿肉に比べ、味が濃くて絶品ですッ)
釣った魚を今回宿泊した”森のこかげ”のオーナーにおすそわけしたら、
カンパチが三岳になってかえってきた。(正直こっちの方が嬉しい。)
”森のこかげ”
コテージタイプの宿泊施設となっており、ロッドの積み下ろしをするには最適です。
各コテージの脇に水道ホースも備え付けてあるので持ち帰ったタックルも洗って外に干しておけ釣り人に持ってこいのお宿でした。
そして釣った魚をお店に持ち込んで調理していただき、お魚のフルコースに舌鼓。
途中から参戦してきた、独自の世界観を持つお店の店主と・・・・・
ガク船長含め、4人で朝4時まで呑んで、、、とんでもない一夜でした。
ぽぽこが、
「ガク船長の船は移動が少なくて辛いわ~」
と自分勝手な意見を吐き捨てると
「たくさん釣りが出来るからいいじゃないですか~~ッ移動してすぐのところで反応があるからシャクるしかないでしょ――」
と、、、、正論だけども~~
常にお客さんに釣ってもらいたいという気持ちがビシバシ伝わってきます。ガク船長熱いっすッッ
ともあれ、船に乗ってなくともスロットル全開の屋久島の夜、本当に楽しかった~~
また伺いますッッ