今回2度目となるクリスマス島。GTの聖地として知られるだけあって前回は本当にいい思いをさせてもらいました。
(詳しくは、去年のクリスマス島No1
,No2
,No3
にて)
それもあって今年も迷う事なく行く事を決意。
前回の教訓を生かし、スプール、リーダー、ルアー、フックに関しては予備の予備の予備まで持参する徹底ぶり。万全の体制で挑みますッ。
普段気軽に行ける様な場所でないので悔いだけは残したくありません。
中部国際空港→成田空港→ワイキキ1泊→クリスマス島
(ハワイからクリスマス島へ行く便は週に1便しかないので前入りは必須です。)
ハワイから2時間ほど飛行機の遅延があったのですが、3日目にしてようやく1年ぶりとなるクリスマス島に上陸です。
荷物をスタッフが積み込んでくれ、ゲストハウスへと向かいます。
今回も宿泊するのは”イカリハウス”。
1年ぶりとなるイカリハウスは新たに建物が増築されておりましたッ。
果たしてこんなにも広いスペースが必要なのか?と思いましたが、イカリハウスが儲かっている様子が伺えます。
しかし、相変わらず部屋のシャワーホースは漏電したままだし。。。。先にホース直して欲しかった。
そしてこの日の晩ご飯は初日という事もあって、エビやステーキがでる豪勢な食事が並びました。(決して毎日こんな食事ではありませんよッ)
*1日目*
4日目にしていよいよクリスマス島での釣りスタートです。
今回は9人が参加してスピードボート3艇をチャーター。3名のグループに分かれて、船が割り当てられられます。(船は毎日ローテーションです)
車にタックルを積み込み、いざ出発――――――
イカリハウスから船着き場までは車で3分の距離なので利便性GOODです。
そしてこの日私達に割り当てられたのが3艇の中でも一番大きい船。
ぽぽこ&相方&アングラーズネスト
の山田氏の3名で、6日間によるクリスマス島GTフィッシングの幕が切って落とされましたッッッ
クリスマス島でのGTキャスティングは島周りの海岸沿いを流してドロップオフやスリット、コーナーになっている所にキャストしていくのですが、
海の濃淡がハッキリしているのでキャストしていても楽しいですし、今にも出てきそうな雰囲気バリバリです。
そして、最初に掛けたのが山田氏。
ウォーミングアップGT
すると、
次に相方が竿をしならせるッッッ早くも良型GTかッと期待も膨らむ
が・・・・・・
ウォーミングアップ、、、サメ。
初っ端から妙な体力を使ってしまった。。。とブツブツ言うものの
何だろう、、、、、、
何かが違う。
明らかに去年のクリスマス島とは違うこの感じ。
この日はコリアンレッグ方面の激熱ポイントまで来ていたのに、GTの反応が弱すぎる。
けれどもまだ開始したばかり。自分の中での妙な思考を頭の中から追いやり
そこでは、休む事無く投げに投げ倒して、、、、
山田氏がカスミに続きGT。
相方が丸々太ったスマガツオをキャッチ
そして最後にGTを引きづり出し、この日はストップフィッシングとなりました。
思っていた以上に厳しい状況。出ても小型ばかりでした。
ぽぽこに関しては初日GTボウズ・・・・・・・
い゛やぁぁぁぁあぁァァ―――――――ッッッ
(まず使う事は無いだろうと思っていた・・・・・)
最終手段として準備しておいたシンキングルアーに早くも手を出し、、、
挙句の果て、何ら反応無し。
ダメージ、デカ過ぎます。
[HP]
どこかで体力回復しなければ。
このままでは無謀な戦いとなってしまうのではないか・・・・。
辛すぎるクリスマス島の幕開けとなってしまいました。
*2日目*
ここのところ卑屈や、ふてくされを超越して”無”になるという新たな技を習得したぽぽこ。
達の悪さに一層拍車がかかっております。
”YOUは何しにクリスマス島へ?”
・・・今日こそはGTを釣らねば。何をしに来たのか本気で解らなくなりそうです。
そんな追い込まれたぽぽこの心境を察知してか、相方と山田氏の心意気で
微速前進する船のミヨシを独占させてもらえる事に。
そしてようやくGTキャッチ。ありがとうございました。
[HP]
しかし、その後は何ら反応も無く、釣れてもバラフエばかり。
気分転換にジギングをしてみようという事になったのですが、、、、
アオチビキに続き、バラフエのオンパレード。
前回クリスマス島でのジギングでは何発もキハダらしき引きの奴(&サメ)に切られていたので、確実に釣り上げたい思いで今回はリーダーもザイロン補強したマグロ使用の改良版システムを装備していったのですが、マグロが居なければ意味も無い。船には魚探も無ければ、もちろんソナーも無い。クリスマス島での釣りを楽しむのであればやはりGTに絞った方が賢明か。
ジギングは諦めて再びキャスティングをする事に。
そして相方の膝乗せGTをはじめ、
山田氏とぽぽこも何とかキャッチ
GTだけをみると物足りない感じもしますが、外道ではバラフエ爆釣。
シャローにルアーを投げ入れれば、ほぼバラフエが喰ってきます。
始めのうち、クルーたちがバラフエをリリースせずキープするのは、駆除の為かと思っていたのですが、、、、あなどるなかれクリスマス島民。
しっかり食すのだそうです。
”ベリ~デリシャスッッ”
って、、、マジか。(((゜д゜;)))シガテラとか大丈夫なのだろうか。
というかそれ以前の問題で、朝一番に釣った魚もお構いなし炎天下の中、バラフエは乱雑に置かれたままだし。
魚の表面はとっくに乾いて、ハエ集ってるし―――――ッ
クリスマス島では氷が貴重なものという考えがあってかカルチャーショックを受けました。
普通でれば、食す魚は〆てクーラーに入れておくのが当たり前。
がしかし、ここでは新鮮な魚を刺身として食べる事もないので、便利に使い回せる食材でしか無いのかもしれない。
しかし、間違ってもこの魚たちだけは食べたくないと強く思う私達でしたが、毎晩のように出される謎の白身魚のフライ。。。。
深く考える事はよしておきましょう・・・・・
*3日目*
クリスマス島でのHITルアーは
そんなもの無いッッ何だって釣れるッ海面に浮かんでさえいれば釣れるッ
そう思えたのは前回のクリスマス島であって・・・・・・
今回はまざまざと釣れるルアー、海にベストマッチしたルアーの威力を思い知らされました。
朝一のカスミに続き・・・・・
クリスマス島3日目にして、ようやくさまになるGTと対面。
25キロ。
(船には体重計もあったのですが、針の振れ幅が大きいので持参してきたデジタル測りに、相方が日本で作ってきたお手製ネットにGTを包んで計測。)
そしてその後も相方独走
面白くない。。。実に面白くない。。。。
ぽぽこと山田氏に関しては、これと言って浅瀬に投げている訳でもないのに何故か釣れるのはバラフエばかり。妙なバラフエ波動でも出しているのだろうか。
何とか最後にGTを出せたものの、、、
この日は見事なまでに相方だけGTバイトが集中していました。
山田氏はもちろん、私のルアーも飛距離に関しては、ちゃんと土俵の上に立っています。
途中、ぽぽこの白けた雰囲気を本能的に察したのか、、、自主的に相方はトモに移動してくれたのですが、ミヨシを陣取るぽぽこ達のルアーには見向きもしない。
船はドテラ流しする事もあるのですが、大体が海岸沿いで迫りくる波を回避する為、微速前進してポイントに入っていくので、トモなんていったら踏みつぶされた後。中古中の中古。
にも関わらずそんな状況さえものともせず、GTを出す相方。
で、、、、
相方が使っていたルアーが”FCLLABO”のSPP140
ポッパーと言うよりもまさにスイミングポッパーと言った方が正しいです。
その動きを見ていても波動で魚を引きつけている感じ。
GTが居たら絶対に喰ってくるとも言われるSPP。まさにクリスマス島にドンピシャのルアーです。
相方から貸してもらおうにも、ぽぽこのタックルではこれを使いこなせる竿も無いし・・・。
それ以前に1個しか持ってきていないからロストしたらヤバイし・・・・
けれども、翌日から使うルアーがずいぶん絞られました。だいぶと解りました
・・・・・・後半戦に乞うご期待・・・・・