この時期、遠征の一週間くらい前から気象衛星とにらめっこの日々。
幸い9月にも関わらず石垣島へ行く事が出来ました。
2014年、毎月釣行に行けているのが不思議なくらいで本当にツイています。
逆に不幸の前兆ではないかと恐れる程です。
・・・・・・・・・という事で?
景気づけに≧(´▽`)≦
到着した日は前夜祭という名の飲み会。スタメンのriseさん
と、
〆具のEXTREME畠山さん
と食事をご一緒しました。
楽しすぎて、翌朝の釣りがなかったら、そのまま深夜までいってしまいそうでしたが、ギリギリのところで自己抑制のブレーキがかかり、早朝の釣りに向け体調を整えるぽぽこでありました。
*1日目*
船は言わずと知れた石垣島のDEPTHS。
今回は3日間、初日はパヤオでマグロ狙いですッッ
ポイントに到着して、軽くウォーミングアップでトップを探っていると、KOBA船長の
「50~70mデカいの入りました―――ッ」
という魅力的な言葉に、そそくさとジギングにシフトする相方。
すると、バッチリHIT
幸先よく20キロのマグロキャッチです。
羨ましいッッ
私もジギングしてみようかな・・・・という思いもあったのですが、トップでも幾度となく激しい水飛沫が上がっているし、可能性は十分ある。何より捕食シーンのあのドキドキ感が堪らないから、キャスティングを続行する事に決めました。
するとッッッ
ドバンッッバジャーンッッッ
「ギャァァァァァァァァァァ――――――――」
”ジィィィィィィィィィィィィィ――――――――”
水面爆発した直後、私の叫びとドラグ音が同時に響き渡るッッッ
どうしよッ想定外のが喰ってきちゃった―――――
「よっしゃぁぁぁぁぁ――――――――」
というKOBA船長ですが、
「ぽぽこさん、ヤバイの掛けましたよ。」
って相方にチクってるし。(;°皿°)
以前、DEPTHSでマグロ36キロ釣った時の地獄の40分間が脳裏に浮かぶ。
最悪だぁ・・・・・すると、長期戦を覚悟していた私に相方が
「ドラグ出てる時は竿を立てて体力温存しなッ無理に巻かなくていいから、ゆっくりリフトして怒らせない様にしろよッ
」
というアドバイス。
いわゆるスロージギング釣法。
ガンガンリフトして上げてこようとすると、魚は違和感を感じて収拾がつかなくなってしまうので極力怒らせない様、騙しだまし、けれども確実に距離を縮めていく。
そして、約20分のファイトの末姿を現した40キロオーバーのマグロ
背びれ長いっす―――ッッ嬉しぃ――――ッッッ
ロッド:ヴィオレンテ8.8
リール:ステラ8000
PE:SMP 4号
リーダー:110lb
ファイトの仕方ひとつでキャッチ出来るものなんだなと実感しました。
(1年程前、死ぬ気で40分間格闘した時のマグロは、魚を怒らせまくって、腕力だけで上げようとしていました・・・・。)
ジギングも始めた事で、状況に応じてどの様にして魚を上げたらいいのかという、選択肢が増えた様な気がします。
こうなったら、トップはやめられないでしょ―――――相方も再びキャスティングをすると、カツオが相方のルアーにHIT
その直後、それにスイッチが入ったのか?またしても、ぽぽこのルアーに
ドバイト
ドHIT―――――――――
っしゃぁぁぁぁぁぁ――――――
良型マグロ2本目キャッチです。(40キロ無いくらい)
汗やら鼻水やら、色々出てますけど最高に嬉しいですッ
初日のパヤオは本当にいいマグロが入ってきてました。
トップでは、デカいか小さいかの二者択一。怖いくらいの海でした。
*2日目*
この日はAM10:00、かなり遅めの出航です。
潮の効く時間に絞って、GT狙いで多良間へ向かったのですが・・・
ポイントに到着すると、ベタ凪&無風&水温31度。。。3点セット最低な状況。。
魚を上げてきたらマース煮になっているんじゃないかと思う程で、
灼熱の太陽が照り付ける中、キャスティングするには過酷すぎます。
本気で命の危険を感じました。
潮が効いていなかたら、即終了という中、、、、
幸か不幸か・・・・潮も悪くなく、ベイトも入っている。
がしかし、トップの反応はいま一つで、やる気のないバイトに苦戦。まったく乗らん。
唯一、相方のルアーに本気バイトがあったのですが、喰いが浅くヘッドシェイクでフックアウト。
平和すぎる海でした。。。。。。
*3日目*
多良間泊した翌日。AM6:00出航。相変わらず、ツルツルの海です。
この感じだと、朝まづめたたいて反応がなければ、再び状況の良いパヤオでマグロを狙った方が賢い選択ではと思ったのですが、、、、
この日、漁港のパヤオ修復作業(客が入っていようと絶対的)を体調不良で欠席されているKOBA船長。
(それで私達お客を乗せ、パヤオでマグロを釣っていたらあまりにも非常識であり、KOBA船長の立場が無い。)
現状を理解したうえで潮が効いて可能性があるであろうPM2:00をリミットに、多良間周辺でのGTキャスティングを貫き通す事にしました。
が、しかし、
GTのポイントでなぜかマグロを釣り上げる相方。。。。。
パヤオへ行きたいという思いが強すぎてマグロを引き寄せたのか・・・・
途中、ナブラがあるものの、ミルクフィッシュと思われるポワポワしたナブラで
ざわつき感が無い。
「GTのスイッチを入れるのは至難の業ですねー。」
とKOBA船長。
刻一刻と時間は過ぎ、水深の浅いポイントでラストスパートをかけると
ようやくカスミアジが姿をみせてくれました。
そして、ラスト一流しでもう1本カスミ追加。
時刻はPM1:30。このままやっていても仕方ないという事で、予定通り早めの帰還となりました。
今回、KOBA船長は原因不明の全身関節痛で、魚を船に上げるのも本当に辛そうでしたが、そんなコンディション最悪な中でも、一切手抜き無く
満足のいく3日間の釣行を提供してくださいました。本当にありがとうございました。早く体調が回復される事を切実に願います。
*4日目*
石垣島最終日は約2年ぶりとなるカヤックフィッシングをのんびり楽しみました。
RED HEAD
の赤木さん&ぽぽこペア(タンデム艇)
riseさん
と相方はシングル艇。
予定では2人ずつのペア、2艇で出る予定だったのですが、赤木さんに
「相方さん、BIGじゃないっすか~ぁ」
と、、、、遠回しにデブと言われた相方は急遽シングル艇に変更。( ̄∀ ̄)
幸先よく、riseさんと相方が釣り上げる中・・・・・
私は何気にシイラタックルを装備。
一発大物狙いですッ
頼もしいガイド兼、エンジンでもある赤木さんにポイントまで漕いでもらい
リーフ傍にキャスト。するとッッ一投目にして
”バシャ―ンッ”
出たぁぁ―――――ッッ
とんでもない水柱が上がり、本気GTだという事を確信する。
必死にファーストランを耐え、ファイトに持ち込んだのですが、セカンドランで走られ、痛恨の根ズレ。
デカかった。。。。凄かった。。。。確実に10キロオーバーのGTでした。
カヤックは船の様なプレッシャーが無いので出やすいとは聞いていたのですが
まさか、本当に出るとは正直思っていませんでした。
直後体が震え、久しぶりに口から心臓が飛び出る様な緊張と興奮を味わいました。
カヤックGT。相当リスキーなのかもしれないですけど、再び挑戦してみたいです。
次は完璧なGTタックルをカヤックに積み込んで・・・・・・。
~釣果~
riseさん 13匹
(imaのルアーのオフィシャルブロガーであり、年間50種を掲げているだけに、ぶっちぎりで上手でした。)
相方 3匹
ぽぽこ ボウズ
そして、最終日の夜はDEPTHSで釣ったマグロに舌鼓。
RED HEADの赤木さんと、再び畠山さんご夫妻が駆けつけてくれ
本当に楽しい一夜でした。
終わりに・・・・
私がカヤックでファイトしたGT、
逃がした魚は日にちが経つにつれ大きくなるといいますが、この時すでに
「20キロはあったな~」と、話は膨れ上がっていました。
今回ご一緒していただいた皆さんありがとうございました。また行きますッ