今回は石垣島”DEPTHS
”で波照間多良間泊、4日間の釣行です。
天候にも恵まれ、4日間出船する事が出来ました。
*1日目*
まずは北のパヤオにてマグロ狙い。
シイラや小型のマグロはトップに出てくるのですが、良型は50mラインを回遊している様でなかなかトップには出てこず、
周りに居た3隻の漁船は、パラシュートで釣り上げようとしている中、
相方がジグでの誘い出しをすると、、、ドンピシャドカンッとHIT!
すると・・・・・
「よっしゃ――――――ッッッ喰ったぁぁぁ――――」
と言って大喜びするのは、、、掛けた本人でも無く、私でも無く・・・・・・KOBA船長。
普段そこまで感情を表に出す方ではないだけに、一体どうしたというのだろう。
PE2号。無理せず慎重にやり取りをして、無事キャッチ。
その瞬間、またしてもKOBA船長、、、、
「ッしゃぁぁぁ――――ッッ餌に勝ったぁぁぁぁぁ―――――」
と言って感情爆発ッッッ
・・・・・・私達が呆気にとられる中、新たなKOBA船長の一面を見れた様な気がします。
その後、潮が効くであろう波照間に移動してGTキャスティング。
がしかし、辺り一面海は平和な感じでこの日はノーバイトに終わりました。
*2日目*
朝まづめはGTで、相方は4発出したのですが奇しくも乗らず。この日もいまいち
やる気がないGT。。。出方も地味で、唯一元気よく飛び出してきてくれたのが
アオチビキでした。ヽ(;´ω`)ノ
KOBA船長の判断で早々に波照間を捨てて、ジギングのカンパチポイントに移動。
しかし、そこでは3枚潮で中潮がぶっ飛んでおり、260gのジグを落としてもまるでフカセをしているかの様なライン角。こりゃ、参った。。。。
ジグを上げてくる時の引き重りといったら、まるで5キロ位のカンパチが掛かっているのではないかというほど。
ポイントを移動して、次なる大場所へ。
水深280m。
魚探を見てKOBA船長が、
「ここは、根のたまり場なんですが、今日はまったく居ませんね~」
なんて事を平気で言う。。。。280m、、、ますます落とすのが嫌になる。
がしかし、自身に気合いを入れ、350gのジグを一気に落とす。
すると、”ズドンッッ”
フォールで入ったぁぁぁ――――
厳しい状況の中での貴重な1本となりました。
しかも、使用したジグは相方が試しに作った色も塗られていない状態の鉛ジグ。
改めて、波動を感じ取って喰ってくるのだと実感した瞬間です。ますますジギングに興味をかき立てられました。
この日はこれにて終了。。。
石垣島では、この時期カンパチはシーズンオフになるようでして、今回の釣行
唯一のカンパチとなりました。本当に貴重な1本でした。
*3日目*
午前中、パヤオでキメジやシイラを釣ってウォーミングアップした後は、
GTで本命とも言える多良間に足を踏み入れる事に。ここではいつも何かが起こる気がしてなりません。心なしか、ザワつく自分。
水面は、気持ちが悪いくらいのベタ凪。これで出たら・・・・と思うと、吐き気がする程の恐怖心が込み上げてきます。あれだけクリスマス島でGTを釣ったにも関わらず、やはり国内のGTとなると・・・・まったく別物の様な気がします。
1本の重みが違い過ぎます。
緊張MAXでキャストしていると、、、、KOBA船長が
「ベイト割れました――ッ気を付けましょ――ッ水面下ぐっちゃぐちゃですッ」
って・・・・。いつもの事ですが、KOBA船長のアナウンスは私達の緊張と興奮を更にかき立てる様な、言葉の節々にパンチ力がある。
すると、相方にバイトッッッ
幾度となく追い食いしてきた後、まるで鯉の様に”ハプッ”っとルアーを銜えるGTの姿がッ。
ちっとも爆発力は無かったものの、しっかりフッキング。
その様子を見ていたKOBA船長は、エンジンもかけずにノ―フォロー。
極力、手助けをせずアングラー自身の力で釣り上げてもらいたいと言うのが
彼のスタンスの様な気がします。(もちろんヤバい時はフォローを入れてくれますが)
基本”Let's have fun”です。
そして、慎重にやりとりをして上がってきたGT
28キロ。
今回もしっかりキャッチ
ぽぽこはと言いますと・・・・・・・
イソンボに続きまして~~~
見事に外道ですの。。。。
外道部門があったらいいとこ行くと思います。。。。
「とことん外していくよねぇぇ~」
なんて馬鹿にされながら3日目終了となりました。
*4日目*最終日
朝まづめは多良間の島周りでのキャスティング。
ナブラは辺り一面に沸き、いつ出て来てもおかしく無い状況。
そんな時またしても相方が出したッッッ
”バコ―――――ンッ”
これぞGTと言わんばかりのド派手なバイト。
がしかし、水深は10mも無いシャロ―。
ラインは一気に出される。ドラグを締めているのに出されていく。ヤバい、ヤバい、ヤバいぃぃぃぃ―――――
さすがのKOBA船長も深場へと持って行ってくれようとしてたのですが・・・・
ラインブレイク。。。。。ロックカット。。。。
すぐさまKOBA船長のドラグチェックが入ったのですが、リールを触った瞬間、
「熱ッッッ」
スプールがかなりの熱を持っていました。フルドラグまで5ノッチしかなく、
それであれだけのスピードでラインを出して行くなんて、、、、、
凄まじいパワーだ。と思うのと同時に、こういった捕れないGTこそ本当にデカイ奴なんだろうなと思いました。
その後は反応も薄くなり多良間を後にして、再びジギング。
がしかし、、、、
潮が効いていない時に釣れる魔法のステッキ、アカヤガラ登場。
という事で早々にジギングを諦め退散。最後にパヤオでマグロを狙う事に。
幸いにもトップでの反応が良く、幾度となく良型のマグロを掛けて寄せてくるのですが、途中でフックアウトしてしまう。アワセが早い為か?針掛かりが浅いのだろうか・・・・
自問自答して、最後に掛けたマグロはしっかり溜めてからフッキング。
1本は絶対に捕りたい一心でした。
そして、上がって来たのは・・・・・
何とッメバチマグロ(夜に釣れるメバチがトップに出るのは珍しい事だという)
何わともあれ、最後に釣れて良かったです
今回は決して海の活性が良い状況では無かったにせよ、卓越したKOBA船長の操船技術と、冷静な判断によるポイント選択により、的を得た釣りが出来たと思います。
次はどんな大物が待ち受けているのだろう・・・と期待で胸が高鳴るのがDEPTHSなんです。
そして今回もKOBA節炸裂でした。書ききれなかった部分も多いのですが、一ファンとしては堪らない釣行となりました。
(~細か過ぎて伝わらないモノマネ選手権~DEPTHS/KOBA船長~終わりが見えませんッ。)
さぁ、次の遠征、もうそろそろ国内GT釣りますよ―――――――(*´Д`)=з凹