*3日目*
この日も朝から好調のスタート
しかし,前日にくらべ徐序に波高が高くなり、常に海面爆発というわけにはいかなくなってきました。
初日と2日目が釣れすぎただけに、2,3投して出ないと”何で”とさえ思ってしまう。いよいよ感覚がおかしくなってきました。。。。
クリスマス島では凪の方がよく釣れると聞いたのですが、この日はまさにその通りでした。
すると、この日、、、、
相方のパワードラグスプールのラインをいとも簡単に出していくビックワンがッ
上げれば40キロ級だろうと、船中は緊迫した空気に包まれるのですが、
痛恨のフックアウト・・・・・
膝から崩れ落ちるほどにショックで、しばらく放心状態。上げてないから何とも言えませんが、明らかにデカかった。本当に本当に獲ってほしかった・・・・・
数は釣れるものの、ビックワンはそうそうお目に掛かれるものではありません。
帰りしな、体力を使い果たしショックを受ける相方をよそに、
鳥山再び現るッッッ
山田氏とぽぽこで一斉にキャスト がしかし、ベイトの移動が速い。
「ぽぽこ、遅っせーよッッ」
というヤジが再び頭をよぎる・・・・。ほとんどトラウマです。(-。-;)
ドッタンバッタンな状況。それでも何とかキャッチする事が出来ました(≧▽≦)
嬉しいですッッこれでようやく今晩の刺身にありつけました
*4日目*
この日、クリスマス島に来てまさかとは思っていたのですが
一番恐れていた事が現実となってしまいました。
午前中、ぽぽこGTゼロ・・・・・
気分転換にマグロのナブラ打ちをして何とか2本キャッチ出来たのですが。。。
午後になっても、一向に私だけ釣れない。バイトしてくるのはバラフエばかり・・・。それをよそに、どんどん数を伸ばしていく相方。
こうなってくるともう駄目です。。。。。ぶっちぎりで負のオーラ放ってます。
常に様気なキャプテンとクル―も、この日ばかりはだんまりです。
ぽぽこの”卑屈”は言葉の壁をも突き破るのだと判明。。。。
結果、、、、ぽぽこボウズ。。。。やっちまった。。。。
*5日目*
この日も相変わらず波高が高い。
なぜ波立っているとクリスマス島では釣れないのか・・・・逆に国内だったら多少
波にルアーを紛れ込ませた方がトップに出てくる気がする。
色々考えた結果、、、、
クリスマス島のGTは波立っているとルアーが上手く視認できないのではないか説。
それくらいここのGTはピュアな気がする。(勝手な想像ですけどね。)
それとは別に、初日に比べて釣果が落ちてきているのは、やはり3艇でポイントに入っているので、ある程度プレッシャーがかかってきているのかもしれない。
しかし、そんな厳しい状況の中でも男性陣はしっかりキャッチ・・・・・・
私と言ったら、、、カスミにアオチビキ・・・・見事に外道。
途中、相方は私に気を使ってかキャストもしないで私のサポートにまわってくれ、
キャプテンからは”ポッパーを使え”というルアー指定までされる有様。
そして、最後の最後でようやくキャッチ出来ました。
その時のキャプテンとクル―の喜び様といったらありませんッッ
今までで一番のはしゃぎっぷりです。
ご心配おかけしました。釣れない時でも皆に励まされました。支えてくれてありがとう。
明日からまた頑張れそうです。
*6日目*
ついに最終日。
再び可能性の高いコリアンレッグへ向かいました。
最後は笑って終わりたいという気持ちとは裏腹に、何ともいえず雲行きが怪しい。。。幸先悪っっ。。。。。不安な気持ちのままポイントに到着。
しかしッそこでは相方が先陣を切り、1本出したのをきっかけに、再び初日の時を思い出させる大爆釣
この日のベスト、23キロ
渋い日を味わっているだけに、喜びもひとしおです。
そしてッ何とッットップでカッポレまで釣れました。
これまでの釣果を見て、男性陣が釣れている時に私が釣れないのは明らかに
ルアー飛距離の差だという事を痛感したので、最終日はとにかく飛ばそうと、
PE4号、ルアーは100g以下に徹底しました。
魅せる時間を長くした分、おのずと釣果も右肩上がりです
正直なところ最終日に釣ったGTのルアーは、すべてメロン屋工房のTWR170F。
(実際は、マグロのナブラ打ち用ペンシルなのですが・・・・・)
小さい割に86g。ぶっ飛び系です。
アゲインストでキャストの際にも大変お世話になりました。
そしてこの日、
船べりまで追い喰いしてきたやる気あるGTにルアーが2本も刺さっていた。
一瞬、どういう事と思ったけど、、、
一昨日、GT男塾チームの人が、ロストしたルアーだという事が判明ッッ
懲りずにまたトップに出てくるなんて・・・・・何てがっついた子だろう。。。。
(外してあげて無事リリース。中には、3,4本ルアーをぶら下げた子もいるのでは?f^_^;)
その後も調子づいたぽぽこ。バリバリです
この6日間で(やっと?)ロッドにクラックが入る程に。
恥ずかしながら、ようやく竿の反発を使ってリフトするという感覚が解りました。
しかしながら、体力はもう限界。。。。。残された気力を振り絞っても、、、、
のされて、のされて・・・・・・・結局のされて・・・・・
今回のラストを飾ったのはサメちゃんでしたッ
緊張の糸がプツリと切れ、早上がり。それでも惜しくなんてありません。
十分に十分過ぎる程に楽しみました。夢の様な6日間でした。
共に過ごしたキャプテンと、クル―のナ―タン。
ナ―タンに関しては、ランディングミスしまくりだったけど・・・常に陽気で憎めない奴でした。楽しい時も、辛い時をも一緒に共有した2人だからこそ、より思い入れが強い釣行になりました。
そしてこの日、クリスマス島最後の夜・・・・・・・
私達の為に、イカリハウスのスタッフによるサプライズがッ
わざわざ音響機材を設置して、大音量の中、現地のダンスを披露してくれました。
えッッ?!一人?!
観ているこっちが恥ずかしくなる程に、ダンサーはガチで踊り続けてくれました。
食事を楽しみながら、各々に今回の釣行を振り返る最後の夜。
傍から見たら、不思議な集団ですが。。。
ラストは、スタッフと各船のキャプテン、クル―達による大合唱。アカペラなだけに心にグッとくるものがありました。最後の最後まで私達をもてなしてくれたクリスマス島の人は、ここのGTの様に心がピュアな気がしてなりません。。。。
本当に本当に来て良かった。
そして、いつかまた絶対に戻ってこようと強く心に思う最終日の夜となりました。
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今回、ぽぽこGT26本・相方34本。
他の方に比べたら少ないかもしれません・・・・ヽ(;´ω`)ノ
けど、初めて行った私が言うのも何ですが、これほどまでにGTが釣れる島は世界でも此処くらいでは?
クリスマス島ではフィッシング許可証に1人50ドル、出国税で20ドル(一級ポイントのコリアンレッグへ行くのに40ドル)徴収されるのですが、それが海の環境保持に役立たれるのであれば頷けます。
いつまでもGTが釣れる豊かな海が続く事を切実に願います。