遠征に行くようになってからというものの、ある程度乗る船というのが限られてくるものなのかな・・・・
と思う今日この頃。
今回も屋久島の船、明日丸
に行ってきました。
若き船長ながらに努力惜しまず、日々ポイント開拓に余念のないガクちゃん船長。
漁に加え、軌道に乗り始めた遊漁と忙しい毎日を送る中、
前回まではそれほど無かったロッドホルダーが、両舷にこれでもかッという程装備されていました。２人で使う分には十分過ぎます。
やり過ぎ感も多少ありますが・・・・・
すべてはアングラーの為というガクちゃんの熱い気持ちがビシバシ伝わってきます。
よりグレードアップ
した明日丸に乗り込みいざッ出航
＊１日目＊
屋久島からトカラまでは、おおよそ２時間半の航路。
それまでキャビンの中でゆっくりしていようと、うたた寝していると・・・・
突如としてエンジンが止まる。何
もう着いたの
と思いきや・・・・・・
まさかのエンジントラブル。。。。船から黒煙。。。。
あっっ・・・・・
。。。。
すべてを諦める覚悟で、屋久島に戻って何して暇を潰そうかという作戦会議になっていたのですが、窮地に強い男
ガクちゃんの手で見事修復。
一時は”戻って呑んだ暮れる”という有力候補だったのを何とか回避する事ができました。
ハラハラ、ドキドキの幕開けです。
ポイント到着後。まずはGTキャスティングからスタート。
波もありドッタン、バッタンな状況の中でも潮は効いている。
さあ、いつでも出てこいッ
バッチコ～イ
щ(ﾟдﾟ)艸(ﾟдﾟщ)と意気込んでいたのですが・・・・・
そこは、シイラ地獄と化していました。
着水シイラ当たり前。ルアーを動かそうにも動かせない。それが良型シイラだったらまだしも、ペンペンシイラだらけ。これでは釣りにならん。
別のポイントに移動・・・・・
するとッッ
”バコーン、バシャン、バシャ―ン”
派手過ぎるバイトが相方にッッ
ロッドもグリップからベシ曲がっているッッ
これは期待出来るか
と思いきや・・・手すりにラインが擦ってまさかの高切れ。
うそぉ～～～～～ん・・・・・・・。。(;°皿°)
しかし、そこまで残念そうでもない相方。聞くところによると、
「出た瞬間、茶色かった・・・・・・」
って。。。。だとしても相当デカいやつだった事に違いない。
初日、シイラとサメに苦戦して終了となりました。。。。。。
＊２日目＊
この日はジギングメイン。
ぽつぽつと釣れるものの、一流し毎というわけにはいかない。相当シビアだ。。
そんな中、相方はスローならではのダブルカンパチーーーーー
さぁ、ここから勢いに乗れるか～～
？と思いきや、
・・・・・・・・
潮が効いていない時に喰ってくると言うヤガラのオンパレード。。。
どうしたものでしょう
ハリーポッターに出てくる様な杖にしか見えなくなってくる。
しばし、この状態が続き、、、、
ヤガラから逃げるかのごとく大きくポイント移動。
イソマグロが顔をみせてくれたのと同時に、潮が効く時間帯に突入
ここから怒涛の快進撃ですッ
「巻けーーー
巻くんだッぽぽこーーー今、巻かなくていつ巻くんだッッ
」
・・・・・・・段平かッ
とおもう程に熱くなるガクちゃん 。
期待に答えるかのごとく３連続キャッチーーーー
サイズは二の次として、、、激熱でした
が、、、それも長くは続かず。。。。。
恐れていたあの子が釣れ始めた。
これ以上は厳しいか。(-"-;A
が、しかし相方が最後に粘りの１本を絞り出し２日目終了となりました。
途中、ドカーンと竿が海面に突き刺さる場面も多くあったのですが止められるわけも無く、痛恨の根ズレ。
今までは、ある程度ラインを出していても捕れていたのですが、トカラの海は地形が荒く、簡単に釣らせてもらえる甘い世界ではない。
２日目にロストしたジグ。私だけで７本。
（根掛かり含む）
釣果以上に反省点の多い一日となりました。
＊３日目＊
最終日はGTメイン
この日、またしても初日の時のようなデカバイトが相方にッッ
こっこれは、、、、
GTなのか、、、、、はたまた、奴
なのか。。。。
上げてくるまでは解らない。期待と不安が交差する中で上がってきたのは・・・・
特大シャーク
フックがしっかり掛かっていたのでリーダーを切って、ナパームとのお別れ～～～
それにしても、サメが多い。だんだん出た瞬間の水柱でサメかGTかの区別がつくようになってきた・・・・。
すると、またしても相方に９９．９％サメであろうバイト。
もう、開き直って楽しむしかない。
サメとしては、ただ単に捕食しているだけなのに悪者扱いされるちょっと可哀そうな奴。。。（サメを釣るにはポッパーが有効ですッ
）
トカラは常に黒潮が一定方向に通っているので、ポイントによっては潮と風が合わず、アゲインストでキャストしなければいけないのですが、風は強くなる一方でルアーの距離が伸びない中、粘ったのですがGTの顔をみる事が出来ませんでした。
トカラを後に屋久島周りのジギングに変更。
潮は０．５～０．６ノット。雨が降りしきる中、気合いでシャクリまくる
が、底に張り付いていて喰い気無し。なかなかスイッチを入れるのが難しく
どんどん気持ちが萎えていく。
すると、一人やけ酒の相方。
雨
というだけでテンション下がるのに、おまけに釣れない状況。
が、それでも頑張ろうッ
と自身のモチベーションを上げようとするのですが、、一方で、
「もう、帰ろ～よ～」
とボヤく相方。。。
「帰って、シャワー浴びたい・・・・・唐揚げ食べたい・・・・」
って、、、、、離島泊疲れかここにきて精神的にもきている様だ。
何とか、最後にカンパチをーーーーーーーー
すべての力を出し切るかのごとく、ロングジグ全力ジャカ巻きッッ
すると、喰ってきたのは
まさかの・・・・・・真鯛でした。。。。
（真鯛ってフィッシュイ―タ―でしたっけ・・・・・・
）
本土であれば飛びあがって喜ぶサイズなのですが、屋久島ではこれがアベレージサイズというのだから、馬鹿ビックリです。
最後の望みを懸け、ハズレのない、ほぼ確実に釣れるというカンパチポイントにも入ったのですが奇しくも無反応。。。
＊＊＊以上、これにて終了＊＊＊
今回の釣行、私がトップで掛けてファイトしたのは、シイラと藻だけ。。。。
ギンバル一度も入れずじまい。。。。
ガクちゃんが、ミヨシに上がる段差がキツイだろうと設置してくれた踏み台も今回一度も使うことなく終わってしまった。
ガクちゃんはすべてにおいて全力ガイド＋きめ細やかな気遣いをしてくれた事には違いないです。ギンバルファイトは次の楽しみにとっておきますね～
（スロージギング参考資料、更に熟読しておきますッッ
笑）
さぁ、次の遠征（GW）は一生に一度行けるか、行けないかのガチ遠征です。
もうそろそろGTの引きを忘れつつあり、逆に出たら恐いと思うほどですが
そこで何とかキャッチできたらと思います
